パンオタクが選ぶ福岡パン

しっとりとした自家製カスタードが心を満たす。Yakichiの「クリームパン」【福岡市南区】

福岡で10年以上パンブログを続け、2020年には城南区別府にパン喫茶をオープンさせた「pantiki」さん。毎日をリープアップしてくれる福岡のパンを、「ひとぱん入魂」の気持ちで1つずつご紹介いただくこちらの連載。59回目の今回は、福岡市南区にある、Yakichi(ヤキチ)です。

福岡を代表するパン屋のひとつ「Yakichi」

8年前でしょうか、

福岡のパン界が、ぐぐぐぐーっ!と底上げされるベースとなる事件が起こりました。(と、勝手に私は思っています)一気に福岡のパンをレベルアップしてくれた(と、これまた勝手思っている)3店舗が、同じ年にオープンされたのです!

 

「同期」というくくりでいいと思うんですが、ここは愛を込めて『三羽烏』と呼ばせて頂きたい。その三羽烏とは、このコラムでも既に書かせて頂いた、ルーツさん、紺青さん、そして、今回書かせて頂く『Yakichi』さんです。

 

 

Yakichiさんは、福岡市の大橋に1店舗目を。数年後に那の川に2店舗目を出されており、どちらも行列のできる大人気店となっております。

 

 

Yakichiさんのご夫婦は、福岡にお店を構えるまでは、東京のパン屋さんで一緒に働かれていたのですが、そのパン屋さんというのが、私がパンオタクになったきっかけとも言えるお店でして、、、そのお店ご出身の方が福岡にお店を、、、!?と、その情報を得たときは、もうもう、本当に狂喜乱舞!

 

嬉しすぎて楽しみすぎて、まだオープンもなさってない時には、場所の確認に何度か大橋まで行ってしまった(笑)その後、めでたくオープンなさった後も、自分の熱い気持ちをご夫婦に語ってしまい、かーなーり迷惑な、胡散臭い客となっていたのです。(あ、もちろんお忙しそうな時にはそういう事はしません!TPO守るべし)

 

 

時はうつり、多くのパン屋さんに伺っていく中で、Yakichiさんにいく頻度も、悲しいかな、減ってはいきました(我が家から微妙に通いづらい立地的な理由もあります)。福岡パン界を盛り上げてくださっているご夫婦への感謝の気持ちを、決して忘れたわけではござらんのです!

 

果たしてようやく伺えたある日。

めっちゃ久しぶりにも関わらず、奥様、「わーー!久しぶりですねー(^^)!」と、笑顔で話しかけてくださった。

とてもとても、嬉しかった。ご無沙汰してしまって、なんだか伺い辛いなぁなんて、尻込みしていたチキンハートを、向日葵みたいな笑顔で和ませてくださった。

 

 

ああ、そういう事なのだ。こういう人だから、ご夫婦だから、ずっとお店は続いているし、ファンはたくさんついてるし、美味しいパンが生まれ続けているのですね。

 

向日葵スマイルのおかげで、私のトングを持つ手も一気に軽やかになって、ついつい買い過ぎてしまいそう。しかしどんなに舞い上がっても、クリームパンを買う事は忘れなかったさ!グッジョブじぶん!

 

 

 

程よい甘味がクセになる「クリームパン」

 

そしてこのクリームパンが、、、クリームパンが、、、(以下、勝手に筆が走る、走らせるクリームパンなのである)

 

や、わ、ら、か、、、、!

フワッと、その後、とろけるようなブリオッシュ生地。

濃い色味から(勝手に)察するに、ややリッチ目の配合で、「よく焼き」された、からこそのこの風味!芳醇な焼き菓子のようなバターの風味。

 

そして、トロリとした自家製カスタードの美味しいこと、、、パティスリーのそれとも引けを取らない、もはや「クリームパン」というか「クレームパティシエールパン」とお呼びしたくなる、

 

食感はトロリとしていますが、舌に残る余韻はこっくり、しっかり。かと言って甘すぎず、生地の「素材甘さ」と合わさると、なんとも程よい甘味となって、、、

 

使われている素材たちの良さもあるのでしょう。ラム酒は入ってないのですが、まるでそういう、芳しいアルコール感さえも鼻腔に漂っている。全ての素材が相まって、なんとも、華やかな後口でした。

 

生地とクリームが一緒に溶けるみたいだ。一緒に消えていくみたいだ。ああ、消えないで、、、!!

 

 

おっと、すみません。美味しいパンは、人を饒舌にさせますね、ついつい長文になってしまいました。なので、涙ながらに端折りますが、、、

 

 

自家製あんこの粒感と甘みがゼツミョーなあんバターも、実は無塩バター使用で。バターのミルキーさを活かすべく、生地とあんこに塩が効かせてあることとか。バゲットの薄めのクラスト(外皮)ムッチリとしたクラム(内生地)、そこにジューシーなほどに染み込んだ明太子バターが美味しすぎた明太フランスのことも。

 

書き始めると長編大作になりそうなので(笑)ひとまず百聞は一見にしかず、で画像からお察しください、、、(読者様の想像力に丸投げとも言う)

 

2店舗ともに住宅街の近くにあり、パンオタ垂涎のブーランジェリーとしてのみならず、ご近所さんたちの大切な「パン屋さん」としての役割を、しっかり果たしていらっしゃるのだなぁ、、、と。

 

改めて三羽烏の実力とありがたさを、実感した次第也。ほんとうにありがとうございました、、、!

 

 

 

店舗情報

Yakichi(ヤキチ)大橋店

住所:〒815-0033 福岡県福岡市南区大橋4丁目5−6 天本ビル1階 [map]

営業時間:9:0018:00

定休日:月曜日、火曜日

駐車場:なし

 

 

Yakichi(ヤキチ)平尾店

住所:〒815-0081 福岡県福岡市南区那の川2丁目3−30[map]

営業時間:9:0018:00

定休日:月曜日、火曜日

駐車場:あり

 

Instagram:@yakichi0891

https://www.instagram.com/yakichi0891/

Facebook:https://www.facebook.com/yakichi0891/?locale=ja_JP

 

 

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パンブロガー
pantiki
福岡在住。色々なパンを食べ歩き、「ひとパン入魂」を心に紹介するパンブログを10年以上運営。2020年には福岡市城南区別府に、ブログを三次元化させたパン喫茶「kissaten ぱんフレット。」をオープン。オリジナルのメニューの提供のほか、ロスになる前のパンにアレンジを加え、ストーリーと一緒に味わってもらう「パンのバトン活動」を続けている。

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