パンオタクが選ぶ福岡パン

ほっこり、ぽってりする、昔ながらのクリームパン。Blue Leの「うさぎのクリームパン」【福岡市早良区】

福岡で10年以上パンブログを続け、2020年には城南区別府にパン喫茶をオープンさせた「pantiki」さん。毎日をリープアップしてくれる福岡のパンを、「ひとぱん入魂」の気持ちで1つずつご紹介いただくこちらの連載。48回目の今回は、福岡市早良区にあるBLue Le(ぶるーる)の「うさぎのクリームパン」です。

前回も申し上げましたが、 軽いカスタード中毒の筆者。

大げさでなく、 ほんとうに、 毎日クリームパンかシュークリームを食べています。 (生クリームたっぷりのロールケーキが食べたい日もあるので、クリーム中毒の方が正解か?)

 

クリームパンも、シュークリームも、今は個性花盛りの時代ですね。群雄割拠とも言えるでしょうか。昔ながらの柔らかいシュー生地に、ぽってりしたカスタードのお店を探す方が困難です。バニラ芳しい、白っぽいディプロマットクリーム(カスタードと生クリームを和えたもの)だったり、カリッとしたクッキー生地をのせたシュー生地だったりの方が、主流になりつつあるような印象さえ受けていますし。

 

個性派組としては、中のクリームがもはやカスタードでは無い!?抹茶やチョコ味は昔からチラホラ見かけていましたが、今はシュー生地の中は「ひとつの宇宙」。チーズケーキだったり、苺とあんこで「苺大福」的なものだったり。 そうそう、煮卵とかね!おかず系もお見かけするようになりましたよ。そして、クリームパンも、シュークリームほどではないにしろ、各お店のこだわりや個性を感じられるようになりました。

 

昔は、グローブ型の茶色いフカッとした生地に、ぽってりしたクリームのものがほとんどだったように思いますが、今は、口溶けの良いバターリッチな生地で作られるお店が多いように感じています。実は個人的にもその方が、そのまま食べるのはもちろん、焼き戻すと生地からバターの芳しい香りが立ち上り、口中でクリームと共に生地もトロける感じで、好きだったりします。

 

あとは白い生地ですね。ミルキーな柔らかい食パンの、耳をとったような白い生地で、カスタードと生クリームをパンッパンに包み込んだような、クリーム大福のようなタイプも少しずつ増えてきていて。このタイプもまた、口中で生地とクリームが一体化! そしてクリームはシュークリームを思わせるレベルの滑らかさとミルキーさです。

 

 

 

昔ながらのクリームパンが食べたい

そう、こういう最近のシュークリームやクリームパン、だーい好き!なのですが。ふと、 あの「昔ながらのクシュッとしたシュー生地」や「ぽってりしたカスタード」が食べたい時があります。まぁ、それは往々にして日々の何かに追われ、疲れている時なのですが 苦笑 . .

 

この日も私は疲れていた。(のだと思う) だから、普段は絶対に手を出さない、可愛い、この癒し系のお顔のクリームパンを手にとってしまいました。

 

 

だって見るからにお子様向けでしょう? それは悪い意味でなく、お子さんが喜ぶ可愛らしいお顔付きだし。それがこのアラフォーというかアラフィフというか(言葉を濁す)のパンオタには、とても甘いんじゃないか?という危惧をもたらすわけですが。とにかく、疲れた私には、この日のカスタード補給と共に、このお顔が必要だったのです。

 

 

Blue Le(ぶるーる)さんの「うさぎのクリームパン」。お店は次郎丸のバス停の目の前にあります。地下鉄七隈線の次郎丸駅からも近い。七隈線が博多まで開通したこともあり、更にアクセスしやすくなりましたね♪

 

 

このうさぎちゃん。生地はたまごと牛乳だけを使ったという、優しくも、口溶けの良い生地。昔ながらのクリームパンも良いけど、端っこのクリーム入って無いとこが、パサッとしていることも多かったので、生地に関しては、この優しい生地か、更にバターが入ったものが好きなのです。

 

 

そしてクリーム。 そうそう、 これがザ・クリームパンのクリームだよなぁ。と、 ぼーっと空を見上げて食べたくなるような(疲れてますね)そんなぽってりした、黄色いカスタード。甘さが控えめなのも、生地の優しさに合っていて、良きかな良きかな。

 

 

そんなね、大騒ぎして、インスタでバズって!みたいなのじゃないんですよ。この言い方失礼でしょうか? いや、 めっちゃ褒めてるつもりなんですけど(汗)いやいや、だって、パンってつまりはそんな存在ですよね。普段の生活に欠かせないもので、寄り添ってくれるもの。だからこそ、ただただ、ぼんやりと空を見上げて食べたくなる時がある。そんな時に、ほっこりと、ぽってりと、そしてニッコリとさせてくれるうさぎのお顔のクリームパン。

 

 

それとは反対に、この「サクサク外皮、内層ジューシーさはもっとバズって良いのでは!?」と驚いたクロワッサンとともに、 (言ってること矛盾しとるがなー) 明日への活力を頂きました。

 

癒されたと言いつつ、残酷にもカットしてすみません

 

 

筆者と同じく、こういうお顔付きのパンはお子様のもの!と思い込んでいる方も、 怯むことなく手にとってみてください。

 

 

店舗情報

Blue Le(ぶるーる)

住所:〒814-0165 福岡市早良区次郎丸3-1-7サンハイム101[map]

営業時間:9001700

定休日:毎週 月・火曜日(定休日が祭日の場合は、翌平日がお休み)

電話:092‐407‐9810

駐車場:あり(店舗横1台)

HP:https://bluele.net/

Instagram:@ bluele_fukuoka

https://www.instagram.com/bluele_fukuoka

 

 

 

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パンブロガー
pantiki
福岡在住。色々なパンを食べ歩き、「ひとパン入魂」を心に紹介するパンブログを10年以上運営。2020年には福岡市城南区別府に、ブログを三次元化させたパン喫茶「kissaten ぱんフレット。」をオープン。オリジナルのメニューの提供のほか、ロスになる前のパンにアレンジを加え、ストーリーと一緒に味わってもらう「パンのバトン活動」を続けている。

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