パンオタクが選ぶ福岡パン

いにしえ系の進化形。トヰチ屋の「きび糖メロンパン」

福岡で10年以上パンブログを続け、2020年には城南区別府にパン喫茶をオープンさせた「pantiki」さん。毎日をリープアップしてくれる福岡のパンを、「ひとぱん入魂」の気持ちで1つずつご紹介いただく新連載。8回目の今回は、宗像市赤間駅前の「トヰチ屋」さんのきび糖メロンパンです。

いにしえ系のパンというジャンル
 

幼少期のパンに、良い思い出がないわたしは、所謂『いにしえ系』のパンが苦手です。
 
いにしえ系とは、言い換えれば
『懐かしい、幼い頃から慣れ親しんだパン』
 
給食に出てたねー、とか。
スーパーでこんなの売ってたねー。とか、そういう類のパンであり、幼少期の思い出がその味を5割増しくらいにしてくれていると、個人的には理解しております。
つまりは、思い出が無ければ、慣れ親しんでなければ、味は5割ほど落ちる、という方程式も成り立つような成り立たないような、、、?
 
筆者の場合は成り立ちます。
すごく、すごーく苦手です。給食のコッペパンも、
ウエハースのようなものに挟まれたスポンジ状の菓子パンも、マーガリンクリームがたっぷり挟まれた細長いパンも。
 
だからこそ、その『苦手意識』を払拭してくれるような逸品に出会えた時の喜びたるや、、、尻尾があるなら、きっと振りちぎれんばかりにフリフリしながら食べてるであろう。

 
嫌いなパンの筆頭だったかもしれない、メロンパン。
もともと『ザラメ』が苦手で、カステラの下も剥がして妹に食べてもらっていた程。
 
なのでまず、表面のジャリジャリが食べられない。
加えて、昔のメロンパンは、中の生地がパサパサしたものが多く、ジャリジャリからのパサパサ、、、いやほんとごめんなさい。無理だった。
 
しかし、あれから四半世紀を経て、メロンパンも進化を遂げていた
ジャリジャリが無いもの、中の生地がしっとりしているもの、表面のクッキー生地がカリッカリでおいしい!とさえ思えるようなものまで、、、
これも全てパン屋さんの努力あってこそ、、、感謝感涙でございます。
 

中でもトヰチヤさんの天然酵母のメロンパン(きび糖メロンパン)は、
内生地はむーっちりと噛みごたえがあり、クッキー生地も香ばしく、白いお砂糖では無い優しい甘さで食べ飽きない。


懐かしい雰囲気を纏いつつ、味と食感はしっかり『進化系』の美味しいメロンパンなのでした。

* * *

トヰチ屋
住所:〒811-4185 福岡県宗像市赤間駅前1丁目5-5[map]
定休日:火、金曜日(臨時休業あり)
営業時間:7:00~16:00(売切れ次第閉店)
駐車場:2台 (徒歩2分圏に市営駐車場有)
HP:http://toichiya.org
お問い合わせ:0940-35-5575
最新情報はHPにて

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パンブロガー
pantiki
福岡在住。色々なパンを食べ歩き、「ひとパン入魂」を心に紹介するパンブログを10年以上運営。2020年には福岡市城南区別府に、ブログを三次元化させたパン喫茶「kissaten ぱんフレット。」をオープン。オリジナルのメニューの提供のほか、ロスになる前のパンにアレンジを加え、ストーリーと一緒に味わってもらう「パンのバトン活動」を続けている。

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