• アート・エンタメ

『ブラック・ウィドウ』4つのビジネス戦略

全世界歴代興行収入記録を塗り替え世界 No.1 を記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』の劇場公開から 2年。『エンドゲーム』で衝撃の決断を下した美しき最強のスパイ“ブラック・ウィドウ”の過去と秘密が描かれるマーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』が7月8日(木)映画館&7月9日(金)よりディズニープラスのプレミア アクセスで公開されました。今回は、この『ブラック・ウィドウ』とマーベル・スタジオを擁するMCUを、映画ライター・三好氏がビジネス戦略目線で紐解いてくれました。

映画『アオラレ』をアンガーマネジメントの専門家と一緒に見て、考える。

福岡の人といっしょに、映画を通して時代や社会の様相を探る連載企画。第3回目の作品は、5月28日(金)公開の映画『アオラレ』。一人の女性が鳴らした たった一度のクラクションが、謎の男によるあおり運転を呼び込み、想像を超える惨劇へとノンストップでなだれ込むアクションスリラー作品です。“怒り”が原因とされるあおり運転がテーマの本作について、今回は福岡でアンガーマネジメントのファシリテーターとして活動される財津由香さんをお迎えし、一緒に映画を見て、考えていきます。

映画『二重のまち/交代地のうたを編む』を監督と一緒に本をつくった福岡の編集者とともに、考える。

福岡の人といっしょに、映画を通して時代や社会のムードを探る連載企画。第2回目の作品は、5月15日(土)よりKBCシネマ1・2にて公開される『二重のまち/交代地のうたを編む』。 映画の舞台は陸前高田市。東日本大震災の大津波がすべてをさらっていった地平に、嵩上げされた新しい街が生まれている。そこへやってきた4人の若者が、現地の人々のもとを訪れ、一人一人の語りに耳を傾ける。彼らがその話を語り継ごうとしたときに直面する思わぬ変化を、映画はまっすぐ記録する。ここで起きることは、大型開発の渦中にある福岡の我々にとっても、他人事ではないように思える。今回、映画に登場する物語「二重のまち」を収録した書籍『二重のまち/交代地のうた』の編集を手掛けた福岡の出版社・書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)の田島安江さんをお迎えして、〈誰かの話を聞き、語り継ぐこと〉について考えます。

映画『僕が跳びはねる理由』を、自閉症のお子さんを持つお母さんと見て、考える。

福岡の人といっしょに、映画を通して時代のトレンドや社会の様相を探る新企画。第1回目の作品は、4月2日(金)公開の映画『僕が跳びはねる理由』。自閉症者の日本人少年が自らの内面をつづり、世界中でベストセラーとなったエッセイがこの度イギリスで映画化。各国の映画祭で高い評価を集めています。自閉症者が見て・感じている世界を観客に”擬似体験”させてくれる本作を、福岡で自閉症者の社会参加のための活動を重ねる盛田美代子さんと見て、考えてみます。

グダグダなオッさんたちの珍道中! 『ゴリパラ見聞録』に期待する“福岡アンバサダー”としての新たな手腕

お笑い芸人、ゴリけんとパラシュート部隊(斉藤優&矢野ペペ)が、街角で、“キッズ”と呼ばれる番組のファンにインタビュー。日本全国どこへでも「行ってみたいけどなかなか行けないあの場所」を聞き出し、代わりに旅して、写真を撮ってくるというミッションを行き当たりばったりでやっちゃう人気のバラエティ番組『ゴリパラ見聞録』。とくにここ数年は、番組そのものが全国誌やWEBメディアなどで取り上げられることも多く、いまや“売り上げ1万枚もあれば大ヒット”と言われるセルDVD/Blu-rayの市場においても、(ここ大事!)福岡ローカル局の制作でありながら、最新作を含めたDVDの“シリーズ累計売上げ数”が2020年12月末現在、驚異の20万枚を突破!という誇るべき快挙を成し遂げています。 そこで、今回はそんな番組の魅力をあらためて紐解きつつ、新型コロナウィルスに翻弄された2020年をどのような形で乗り越え、また、新たな年に向け、どんな希望を抱いているか。また、2020年9月に福岡県知事より任命された“福岡アンバサダー”としての今後の展望などについて、3人に話を訊きました。

韓国映画「福岡 Fukuoka」にまつわる、すべてのこと。 福岡映画#09『福岡 Fukuoka』

福岡を舞台に撮影された良質映画を紹介する「福岡映画」。第9回目はタイトルもズバリの韓国映画「福岡 Fukuoka」(2019) をご紹介します。作品完成後コロナ禍による世界での上映延期を受け、未だ日本、韓国、ベルリンなどの映画祭でしか上映されていない幻の一本ですが、現在~1/29までKBCシネマで、そして~2/21まではオンライン配信でそれぞれ期間限定で公開中です。あの「パラサイト 半地下の家族」で世界中を虜にした女優パク・ソダムさんをはじめ、韓国を代表する名優たちが福岡の街をそぞろに漂う、マジカルな魅力の詰まった本作。本記事ではどこよりも詳しい作品の背景情報をはじめ、劇中で重要な役を演じた福岡在住の女優・山本由貴さんをお迎えしてのインタビューをお届けします。

福岡を舞台にした小説グルメ!『君の膵臓をたべたい』『悪人』『完全黙秘』にこっそり潜む、リアルグルメ探訪記。

日常を離れて物語の世界に没入できるのが小説の魅力。しかもその小説の中で、自分たちの暮らしている街が舞台として登場したら、その没入感は何倍にもリアルになって楽しめるというものです。今回は、そんな“福岡の街”が舞台になった小説『君の膵臓をたべたい』『悪人』『完全黙秘』をピックアップ。さらにその中で描かれる“食べ物”に注目してみました。実は物語のキーとなるグルメが、福岡市内に実在するというエピソードも? 読んで食べれば、さらに小説の世界を深く楽しむことができるはず!

香椎が舞台の松本清張の代表作 映画「点と線」。完全犯罪は、なぜ破綻したのか? 

福岡を舞台に撮影された良質映画を紹介する「福岡映画」。第8回目は「点と線」をご紹介します。日本ミステリー史に名を残す松本清張の同名小説を1958年に映画化した本作、現代の私たちはどう見るか? 筆者は“準備と段取り”という観点から作品へ接近していきます。

その土地でしか成立し得ない映画。『悪人』

福岡を舞台に撮られた映画=「福岡映画」を紹介してきた本連載。今回はその福岡、九州を舞台にしながら、数多の映画とは異なる手つきでこの土地を唯一無二の舞台装置に仕立て上げた地方映画の傑作として、映画「悪人」をご紹介します。

福岡の映画好きたちによる「愛すべき映画活動」紹介 #01 福岡映画 番外編

近年の都市論などの分野では、「都市の成長力」にはその都市の「文化的な消費やコミュニティの充実度」が関係していると言われています。これまで福岡を舞台に撮られた映画を紹介してきた本連載ですが、今回は番外編として、あたかもこの街の成長力としての文化充実度をマジメに探るポーズで、その実ただ福岡の映画好きたちによる、思いの詰まった自主映画活動の数々を紹介する特集をお届けしたいと思います。

TOP