国内最古の水田

今日から誰かに話せる、「福岡歴史ファイル」

福岡にある、国内最古の「●●」

福岡にまつわる歴史の色んなネタをご紹介!今回は、福岡にある国内最古の●●。みなさんは、わかりますか?

歳を重ねると、歴史への興味が増すのはなぜでしょうか。

 

小学生のときに習った歴史の単語の奥の意味がわかった瞬間の感動は、学びに終わりがないという意味で「何歳になっても成長できる」喜びがありますよね。

 

今回は、我が街「福岡の歴史」から、「国内最古の●●」についてご紹介します。

 

教科書で習ったはずの「凄い福岡」を、ぜひ一緒にお楽しみください。

 

 

 

板付遺跡の歴史

福岡で育った小学生は、きっと社会の時間に習ったはずの「板付遺跡」。というより、教科書に載っているので全国クラスの有名な遺跡であることを、皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか?

 

福岡空港のすぐ南に位置する「板付遺跡」は、大正5年(1916年)、甕棺墓から銅剣や銅矛が出土した遺跡として知られていましたが、昭和25年(1950年)、当時縄文最後の土器とされていた刻目突帯文土器(きざみめとったいもんどき)と、弥生時代最古の土器とされていた板付式土器が一緒に出土。

 

そして、この周辺が台地を囲む溝(環濠)であると確認され、弥生時代最古期の環濠集落であることがわかったというもの。こうした経緯を受けて、昭和51年(1976年)、国指定史跡として認められました。

 

 

地図で見ると、かなり広いことがわかります。

 

 

現在、板付遺跡は「板付弥生のムラ」として整備され、環濠や竪穴住居、水田などが復元されています。

 

なお、板付遺跡に隣接する「板付遺跡弥生館」では発掘資料などが展示されており、当時の注目度の高さがわかります。自由研究の題材にもできそうなので、ぜひ一度足を運んでみてください。

 

 

【板付遺跡弥生館】

住所:〒812-0888 福岡市博多区板付三丁目21-1

TEL:092-592-4936

開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)

休館日:年末年始(1229日~翌年13日)

入館料:無料(団体で見学する場合はあらかじめ連絡を)

※駐車場あり

HP:http://itazuke-iseki.kmtk4.net/index.html

 

 

 

国内最古の「●●」

ここで、おさらいです。

みなさんは、「縄文時代」と「弥生時代」の違いをご存知でしょうか?

 

縄文時代と弥生時代:日本の古代文化の転換期

山川出版社『詳説日本史図録』の年表によると、縄文時代は紀元前1万3000年から紀元前1500年頃までの時期を指し、その後に続くのが弥生時代で、紀元前5世紀頃からはじまったとされていますが、諸説あります。

 

これらの時代を区別する大きな要因は、生活様式の変化です。

 

縄文時代の生活は、主に狩りに依存していました。弓と矢を用いて小動物を狩り、漁に出て魚や貝を収穫し、森で木の実を手に入れるなどして、移動しながら暮らしていました。

 

縄文時代後期になると、中国や朝鮮半島から稲作が伝わり、米作りが広がっていきます。そして、弥生時代に入ると、農耕や稲作が中心となり、人々は定住生活を送るようになりました。この定住生活の確立と拡大に伴い、石包丁や金属製の道具なども使用されるようになりました。

 

縄文土器と弥生土器の違い

縄文時代と弥生時代の土器には顕著な違いがあります。縄文土器は、名前が示す通り、縄のような模様が特徴でした。これは、食物などを調理し、保存するために使用されたと言われています。

 

一方、弥生土器は外見がよりシンプルで、薄いけれど頑丈に作られています。この進歩は土器製作技術の向上を示しています。弥生土器もまた、食料の保存や調理が主な目的であったと考えられています。

 

 

つまり、出土した土器の形状と、「稲作」が行われはじめた時期が縄文か弥生かのポイントになります。縄文の後期から稲作が始まったとされているため、このあたりの時期の遺跡が出た場合、「米を作っていたのかどうか」が注目されることになります。

 

ここで、我らが板付遺跡の存在が重要になってきます。

 

 

板付遺跡では、昭和53年(1978年)の調査では縄文時代後期のものが出土する層から水田跡が発見され、「縄文水田」として当時話題になりました。

 

その後の調査で水稲農耕技術が揃っていることから、弥生時代そのものを遡らせ、この時期を弥生時代早期とする見解も発表されました。その後の全国の調査結果などもあり様々な見解はうまれていますが、「縄文/弥生」の境目を検討するにあたって、板付遺跡が重要な国内最古の水田であったというその価値は変わらないままです。

 

また、この調査では、その水田の上の層に、弥生時代前期の水田が重なっていることも判明。

洪水により水田が砂で覆われた後に作り直した痕跡があったそうで、このエリアが古くから稲作の地に適した環境だったことが伺えます。

いまではすぐ上空を飛行機が飛んでいるなんて、当時の人は想像もしなかったことでしょう。そう思って地域を見てみると、自分たちのご先祖様が確かに生活を営んでいたことが実感できて興味深いです。

 

 

 

福岡には、国内最古の「水田」があった!

いかがでしたか?

福岡には、ほかにも様々な歴史が残っています。

あらためて、その魅力を知ると、福岡のことがもっと好きになるかもしれません。

今後も「福岡の歴史」をまた見つけてお届けしたいと思っております!

みなさんのとっておきの「福岡の歴史」も、ぜひ教えてください。

 

参考文献:福岡市博物館監修「福岡博覧」

 

 

 

 

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