「アミュプラザ天神」に生まれ変わる「VIORO」とはどのような商業施設?

VIORO(ヴィオロ)は、2006年9月15日に開業した地下2階・地上8階建ての商業施設です。
VIOROのコンセプトは「わたしを着るVIORO」で「服を選ぶことの大切さを知る女性のためのファッションビル」と位置づけられています。

現在は、UNITED ARROWSや金子眼鏡店、STARBUCKS COFFEEなど、40店舗以上の多様なジャンルの店舗がテナントとして入っています。
地下2階部分で天神地下街やきらめき通り地下通路と接続しているほか、地上では道を挟んで岩田屋やソラリアプラザと隣接しており、アクセス良好なロケーションです。
また、2022年11月より、株式会社JR博多シティがVIOROの運営(プロパティマネジメント)を担っています。
天神初上陸となる商業施設「アミュプラザ」とは?
「アミュプラザ」は、JR九州のターミナル駅に直結もしくは隣接した商業施設です。
2026年4月現在、九州各地に以下の施設があります。
・JR博多シティ アミュプラザ博多
・JR小倉シティ アミュプラザ小倉
・アミュプラザ長崎
・アミュプラザおおいた
・JRくまもとシティ アミュプラザくまもと
・JR宮崎シティ アミュプラザみやざき
・JR鹿児島シティ アミュプラザ鹿児島
アミュプラザ天神は、駅以外にオープンする初めての「アミュプラザ」となります。
来春開業予定の「アミュプラザ天神」のコンセプトとは
アミュプラザ天神のコンセプトは「NEXT AMU」で、JR九州(九州旅客鉄道株式会社)は次のように説明しています。
VIOROを運営するJR九州系列会社のJR博多シティが、アミュプラザ天神と屋号を変えて、引き続き運営していくこととなります。
どのようにVIOROからアミュプラザ天神へ変わっていくのかを、さっそくチェックしていきます。
「VIORO」から「アミュプラザ天神」への転換はどのように進む予定?

画像出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001180.000037933.html
JR九州によると、以下の5つのポイントを軸にアミュプラザ天神へと転換していく計画です!
・既存建物を有効活用したリノベーションを実施
・休業期間を設けず、中心商業地のにぎわいを維持しながら段階的に刷新
・周辺の百貨店や商業施設等との回遊性を意識したテナント構成
・九州初出店テナントの導入によるエリアの更なる魅力創出
・JQ CARD及びJRキューポの導入によるお客さまサービスの充実
2027年春、段階的にVIOROはアミュプラザ天神として生まれ変わりますが、天神エリア全体を見渡してみると、これから各所でさまざまな動きが見られるようになります!
VIORO以外の天神エリア商業施設の変化にも注目!

天神ビッグバンなどの大規模な再開発によって、2027年は天神エリアの商業施設にとって大きな変化が起こる年となります。
ここでは、同年に予定されている福岡パルコの営業終了や、ラシック福岡天神のリモデルなど、街の変化について見ていきましょう。
天神二丁目南ブロック(駅前東西街区)の再開発

1936年に竣工した旧天神岩田屋本館ビルに本館を構える福岡パルコも2027年2月をもって営業終了となる予定です。

建物老朽化と新天町エリアを含む天神二丁目南ブロックの再開発を営業終了の理由に挙げており、これから本格的に再開発も進んでいくことが予想されます。
福岡市の資料によると2026年度は設計に着手する見込みとなっており、福岡パルコ営業終了後、2030年代の完成を目指して、工事が始まる予定です。
↓天神二丁目南ブロック(駅前東西街区)の再開発に関する詳細はこちらの記事をチェック!↓
新天町・パルコ街区および地下通路の設計・整備費は約1,890億円を想定
https://fukuoka-leapup.jp/biz/202601.71428
福岡三越×ラシック福岡天神のリモデルオープン
2027年秋にはソラリアターミナルビルに入居する福岡三越とラシック福岡天神のリモデルオープンも予定されています。
ラシック福岡天神が2フロアから5フロアに拡大。こちらもVIORO同様、営業を継続しつつ段階的に改装工事を進めていく予定となっています。
↓福岡三越×ラシック福岡天神のリモデルオープンに関する詳細はこちらの記事をチェック!↓
【福岡三越×ラシック】2027年秋のリモデルオープンへ向け2026年春より順次改装予定!
https://fukuoka-leapup.jp/city/202603.75144
アミュプラザ天神への転換で街のさらなる発展に期待感!

2026年から2027年にかけて、天神中心部~天神南エリアで商業施設の閉館やリニューアルが進んでいくことになります。
特に転換が進むアミュプラザ天神やラシック福岡天神は、福岡パルコの営業終了に伴い、若年層向けテナントの新たな受け皿となりえるのかもしれません。
ちなみにJR博多シティ※の2025年度の売上は1,485億円(開業した2011年度は881億円)で、売上が大きく下落したコロナ禍を除き、ほぼ右肩上がりで推移しています。
※8施設(アミュプラザ博多・アミュエスト・博多デイトス・デイトスアネックス・コンコース・JRJP博多ビル・JR九州博多駅構内・博多阪急)合計
アミュプラザ博多だけではなく、博多駅周辺エリア全体も巻き込みながら、売上を堅調に伸ばしてきた実績を持つJR博多シティが手がける今回のアミュプラザ天神への転換は、天神ビッグバンによる天神エリア一体の再開発が進むなか、天神・大名エリアの回遊性に新たな付加価値をもたらす一手として期待が高まります。
今後のアミュプラザ天神に関する情報にも注目したいところです!
アミュプラザ天神(現VIORO)施設概要
■所在地:福岡市中央区天神2丁目10番3号[MAP]
■敷地面積:1,497.37㎡(約450坪)
■延床面積:10,830.09㎡(約3,280坪)
■賃貸面積:約 6,300.00㎡(約1,900坪)
■構造:鉄骨鉄筋コンクリート造
■階数:地下3階~地上8階
■開業時期:2027年春(予定)
■店舗数:約40店舗
参考サイト
2027年春「アミュプラザ天神」誕生













