「暮らしやすさ自慢」ランキングで福岡県が第1位!

ソニー生命保険株式会社が、2024年10月18日~28日の11日間「47都道府県別生活意識調査」をインターネットリサーチで実施し、4,700名(各都道府県100名)の有効サンプルの集計結果を公開。「暮らしやすさ自慢」のランキングで「福岡県」が第1位となりました!

リサーチ概要

今年で10回目となる「47都道府県別 生活意識調査」。

ネットエイジア株式会社による調査協力のもと、2024年10月18日~10月28日の11日間、全国の20歳~59歳の男女に対しインターネットリサーチで行われ、4,700名(各都道府県100名)の有効サンプルを集計されているものです。

 

今回の記事では、「暮らしやすさ」が自慢の各道府県ランキングに注目してみました!

 

 

“「暮らしやすさ」が自慢”ランキングの第1位は「福岡県」!

 

 

画像出典:https://www.sonylife.co.jp/company/news/2024/nr_241212.html

 

こちらが「暮らしやすさ」が自慢のランキング結果です。

1位「福岡県」(48.0%)、2位「兵庫県」「宮崎県」(同率38.0%)という結果になりました。

 

福岡県は前回調査の6位からランクアップし、2022年以来2年ぶりの1位となりました。

その理由をみると、「街の機能がコンパクトにまとまっている」(50代女性)、「自然豊かで、利便性が高い」(50代男性)といった回答がありました。

 

また、食べ物の美味しさ自慢では1位「新潟県」(54.0%)、2位「高知県」(53.0%)、3位「富山県」(50.0%)に次ぐ第4位(48.0%)にランクインしている点も注目です。

 

ソニーフィナンシャルグループ株式会社 金融市場調査部 シニアエコノミスト 宮嶋 貴之さんのコメント

今、福岡が熱い!今年の47都道府県別生活意識調査2024では、暮らしやすさ自慢で、福岡県が2年ぶりの第1位となりました。

コメント欄では、コンパクトシティによる利便性の高さが挙げられておりましたが、自県の暮らしやすさ度も1位となっており、福岡県の方は快適に暮らしていると感じておられるようですね。

また、観光や移住、ワーケーションでも、東京、北海道、沖縄に次ぐ人気となっています。


こうした背景には、福岡経済が今、非常に活気づいていることも影響しているように思います。その一例として、福岡県の地価(令和6年度福岡県地価調査)をみると、今年の伸び率は+3.8%(住宅地)と、1991年以来のバブル期以来の高い伸びとなりました。

さらに、福岡市に絞ってみると、住宅地地価は+9.5%という、さらに高い伸び率となっており、住宅地平均価格は、なんとバブル期の価格に肩を並べる結果となりました。

商業地地価も高い伸び率となり、福岡市を中心に福岡県の不動産市場の好況が表れている結果で、福岡県・福岡市の経済の活気あふれる様子がうかがえます。約30年、福岡ソフトバンクホークスを応援しております小職ですが、今年は4試合、みずほPayPayドームで観戦しましたが、そのたびに天神エリアのホテル代の高騰に驚いておりました。

この背景には、再開発などに加え、インバウンド(訪日外国人)の急回復もあると考えられます。福岡空港は全国の空港の中でも国際便の復元が非常に早く進んでおり、直行便数は既に2019年を超えています。
現在増改築が進められているターミナルビルは来年3月28日からグランドオープンとなり、ますます海外からの観光客を誘致する国際都市として成長していくことが期待されます。

特に、観光で注目されているのがインスタ映えもあってデートスポットとして挙げられる糸島です。
インバウンドに人気のある福岡のソウルフードであるラーメン「一蘭」の製造拠点の地としても有名です。

 

 

市政に関する意識調査でも福岡市が住みやすいと答えた方は97.4%

画像出典:https://www.city.fukuoka.lg.jp/shicho/kocho/opinion/documents/R6fukuokavoice.pdf

 

暮らしやすさ自慢ランキング第1位の参考資料として、令和6年度の福岡市政に関する意識調査「ふくおかボイス」を拝見してみました。

 

画像出典:https://www.city.fukuoka.lg.jp/shicho/kocho/opinion/documents/R6fukuokavoice.pdf

 

「ふくおかボイス」によると、「福岡市が好き」と答えた人は福岡市民100人のうち98.3%、「福岡市は住みやすい」と答えた方は97.4%という結果になりました。

 

 

興味深い!過去3年間に福岡市民の3人に1人が図書館を利用

画像出典:https://www.city.fukuoka.lg.jp/shicho/kocho/opinion/documents/R6fukuokavoice.pdf

 

また、「ふくおかボイス」には図書館についての興味深い意識調査もありましたのでご紹介してみます。

 

福岡市民100人に聞いたところ、「年に数冊以上本を読む」と答えた人は65.6%、さらに過去3年間に福岡市立の図書館を利用した人は34.2%にものぼりました。この割合は福岡市民の3人に1人にあたります。

 

福岡市には総合図書館と11の分館があり、全ての蔵書をどの図書館でも簡単な予約で受け取ることができるようになっています。

 

中でも1996年に開館した総合図書館は、図書資料部門、文書資料部門、映像資料部門という3つの部門で構成されており、映像ホール・シネラ、文学館などを併設した広々とした空間が特徴。

また、2024年には図書館システムが新しくなり、なんと自宅からでも本を選びやすくなったそうです。

 

このように図書館をはじめ各種公共施設が充実している点も「福岡が住みやすい」と思われる一因になっているのかもしれませんね。

 

福岡市総合図書館公式サイト:https://toshokan.city.fukuoka.lg.jp/

 

 

ちなみにソニー生命「47都道府県別生活意識調査」で福岡県は以下の項目でも上位でした。

「有名な出身者の多さ自慢」「方言のカワイさ自慢」「美男美女の多さ自慢」で第1位、つづいて「スポーツの盛んさ自慢」で第2位、「人生で一度は観光してみたい都道府県」で第3位、「ワーケーションしたいと思う都道府県」で第4位、「教育水準の高さ自慢」で第8位、「子育てのしやすさ自慢」で第9位など、様々な切り口のランキングで上位にランクインしています。

 

魅力と暮らしやすさが両立する街・福岡。

これからもますます人気度が上がって行きそうですね!

 

 

参考サイト

https://www.sonylife.co.jp/company/news/2024/nr_241212.html

https://www.city.fukuoka.lg.jp/shicho/kocho/opinion/documents/R6fukuokavoice.pdf

 

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ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

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