釣りスポット:玉島川

釣りも良し!観光も良し!の穴場スポット「玉島川」【佐賀県唐津市】

キャンプに代表されるアウトドアブームの中、ここ数年で一気に増えた釣り人口。みなさんの周りにも釣り好きな人は多いのではないでしょうか?このコーナーでは福岡市内から気軽に行ける、フクリパおすすめの釣りスポットをご紹介します。あなたも福岡の海や川や池で大物をゲットしてみませんか?

唐津市の旧七山村から旧浜玉町を流れる玉島川

今回ご紹介する「玉島川」は、佐賀県唐津市の旧七山村から旧浜玉町を流れる二級河川です。

 

 

旧七山村の中心部の滝川交差点付近で滝川と合流するのですが、その滝川の上流部には日本の滝百選に選定された高さ30m、幅10mの「観音の滝」をはじめ、大小様々な淵や小滝があり、福岡や佐賀から手軽に行ける観光スポットとしても親しまれています。

 

出典:https://www.asobo-saga.jp/spots/detail/6447a053-385a-49ca-b684-a60b95470e64

 

 

それでは、今回のルートをご紹介。

西九州自動車道の「浜玉IC」を下車し、右折。国道323号線を七山方面へと進みます。

道に沿うように流れている川は玉島川の下流です。

 

 

そのまま20分ほど車を走らせると、右手に国道323号線に架かるアーチ橋、左手の道に入ると旧市街が現れます。

 

 

どちらを進んでも「滝川交差点」に辿り着きます。この交差点が旧七山村の中心地になります。ここから国道323号線を少し進むと・・・

 

 

「鳴神の庄」という農産物直売所に辿り着きます。広い駐車場があり、七山の様々な農産物が購入できる人気スポットです。

 

 

旧七山村は「鳴神の庄」を拠点にするのがおすすめ。駐車場の一角には大きな地図も掲示されています。(表記は七山村のままですが・・・)

 

 

この玉島川で釣りをするには「遊魚料」を支払って「遊魚券」を購入しなければなりません。

ヤマメ釣りなら1日券1,200円、シーズン中なら何度でも使える年券なら4,500円。鮎釣りなら1日券1,200円、年券5,500円となっています。

 

なお、ヤマメ釣り・鮎釣りともに遊漁期間が設定されています。

ヤマメは毎年3月1日〜9月30日まで、鮎は毎年6月15日〜12月31日までとなっており、それ以外の期間は禁漁期間となっているのでご注意ください。

 

ちなみに遊魚券は滝川交差点そばの江口理容店さんで購入できますよ。

 

玉島川と支流の滝川。2本の川に釣りスポットが点在

 

「鳴神の庄」の裏手には玉島川を挟んで鳴神公園という公園があり、公園までは石づたいに川を渡って行けます。

 

 

こちらが玉島川の本流。今年は生憎の快晴続きで全体的な水量は少なめです。

川にはいくつかの小滝があり、その下にヤマメが隠れています。

 

 

解禁直後に釣り上げた美しい魚体のヤマメ。本流の少し上のポイントで釣れました。

 

 

鳴神公園から七山小中学校前までは川沿いに遊歩道が整備されており、歩いて行けます。

 

 

小滝から急深のプールに至る水量の激しいエリア。ここも一級ポイント。

 

 

このポイントで釣った一匹。パーマークと呼ばれる模様がなんとも美しい!

 

 

「鳴神の庄」から支流の滝川を北上します。曲がりくねった山道を進んでいくと、「観音の滝」の看板が現れます。広い駐車場に車を停め、遊歩道を歩きます。

 

 

滝の上には滝の名前の由来とされる「生目観音」が佇んでおり、この淵の水で目を洗うと眼病が治るという言い伝えがあるそうです。

生目観音からは滝から水が流れ落ちる様を見下ろすことができ、圧巻です!

なお、本来なら遊歩道から滝の下まで降りることができるのですが、崖崩れの影響でこの日は通行禁止になっていました。

 

 

観音の滝に降りられなかったので、ちょっと下流にある白絹の滝方面から遊歩道に入ってみます。

 

 

白絹の滝の下。巨大な岩を切り裂く様に川が流れ、深い淵がぽっかりと口を開けています。覗き込むと吸い寄せられるかのようです。

 

 

遊歩道には東屋があり、歩き疲れたら休憩もできますよ。

 

 

遊歩道から川に降りることもできます。

 

 

淵の深場をルアーで狙う筆者。川に立ちこんで釣るならウェーダー(防水の胴長)の着用は必須です。

 

 

赤い橋を渡った先にある白竜の滝。水量が少なくてかなりの岩が露出していますが、通常は轟々と音を立てて流れる勇壮な滝の姿を眺められます。

 

このように、玉島川・滝川ともにポイントは無数にあるので、ゆっくり時間をかけて狙ってみてはいかがでしょうか。

 

七山には立ち寄りスポットがいっぱい!

さて、釣りや観光だけでなく、七山には魅力的なお店や施設も点在しているんです!

 

 

こちらの「鳴神温泉 ななのゆ」は鳴神の庄から少し坂を登った場所にある人気の温泉施設。

泉質は佐賀県内有数の高アルカリ性単純温泉で柔らかなお湯が楽しめます。

露天風呂やドライサウナ、寝湯、家族風呂など設備も充実。四季折々の豊かな七山の自然と絶景とともに心身がリセットできます。

また、食事処や特産品コーナーも併設されています。

 

鳴神温泉 ななのゆ

住所:佐賀県唐津市七山滝川1150番地

TEL:0955-70-7070

営業時間:10:00~21:00(最終受付 20:30)

休館日:毎月第一火曜日

入浴料:大人(中学生以上)700円/子供(4歳以上)350円

公式サイト:https://www.7noyu.jp/

 

 

 

中心地「滝川交差点」から滝川川沿いの道を少し登った場所に佇む「ファニーななやま」は、創業26年を誇る「知る人ぞ知る喫茶店」。外観からして実に味があります!

 

 

店内はアンティーク調の家具が並ぶレトロクラシカルな雰囲気。棚にはマスターが集めたレコードがぎっしり。ハンバーグランチやピザなどの食事からドリンク・スイーツまで楽しめますよ!

 

ファニーななやま

住所:佐賀県唐津市七山滝川540-2

TEL:0955-58-2747

営業時間:12:00〜20:00

定休日:木曜日・不定休

Instagram:https://www.instagram.com/funnynanayama/

 

 

 

 

そして七山のお土産におすすめなのが「よもぎや」のよもぎまんじゅう。その名の通り、よもぎまんじゅうのお店です。店頭の大きなたぬきのオブジェが目印!

 

 

よもぎまんじゅうは5個入り/300円、7個入り/420円、10個入り/600円で購入できます。1個あたりで換算するとなんと60円!

黒あんこは甘すぎず、素朴な味わいなので、ついつい何個も食べてしまいます。

 

よもぎや

住所:佐賀県唐津市七山藤川2958

TEL:0955-58-2217

営業時間:8:00~17::00

定休日:火曜日

 

 

ということで、今回は佐賀県唐津市の「玉島川」をご紹介させていただきました。

福岡市の中心部から車で約1時間ほどとアクセスも良く、風光明媚な自然が残る旧七山村エリアは穴場のドライブコースとしてもおすすめです。

この秋、ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか?

 

 

玉島川

住所:佐賀県唐津市七山滝川周辺

アクセス:西九州自動車道「浜玉IC」から約20分

 

 

参考サイト

https://www.asobo-saga.jp/spots/detail/6447a053-385a-49ca-b684-a60b95470e64

 

 

 

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ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

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