「福岡」から「全国」へ!
―「フクリパ」を立ち上げようと思われたのはどうしてでしょうか?
株式会社えんメディアネット代表取締役の坪倉伸一氏
坪倉
お客様は全国にいらっしゃるんですが、商品自体は福岡市内の不動産。福岡に行ったことがない、昔少しだけ住んでいた、旅行で数回訪れた…など、いろいろなお客様に福岡の印象をうかがうと、「いいところだよね〜」というお声をいただくのですが、その理由が、「若い人が多い」「ごはんがおいしい」などのふんわりとしたものばかりで、具体的に答えられる人はほとんどいなかったんです。
これは、福岡の魅力を福岡の人が伝えていく作業がもっともっと必要なのではないか、そう考えたのが始まりです。
―すでに福岡にはたくさんのメディアが存在していますよね。
坪倉
福岡に住んでいるわたしたちにとってはとても有り難いんですが、わたしたちがつくるメディアは、もっと“全国の人に見ていただく”ということを意識してつくっていこうと。
「フクリパ」に込められた思い
―「フクリパ」という名前はどこから由来しているものでしょうか?
株式会社えんメディアネットの三角健輔氏
三角
―福岡リープアップだったら「フクリプ」のような…?
坪倉
三角
フクリパは令和2年2月22日2時22分22秒にローンチされました。2が9つも揃うタイミングは元号が変わらない限り訪れることはないですし、福岡の市章がカタカナの「フ」を9個組み合わせて、「福」を現したものなんです。
「2」は「ふ」とも読みますし、こんなタイミングはほかにないだろうということで夜中でしたがその時間にこだわりました。
―そこまでこだわっていらっしゃったとは…!運営するうえで大切にしていることについても教えていただけますか。
坪倉
三角
誰が見ても楽しめるメディアに
―テーマのセレクトなどもバラエティに富んでいますよね。
坪倉
そのほか、福岡で活躍している方たちのストーリーや、世界から注目されている“天神ビッグバン”など…とにかくみなさんに知ってほしいことで溢れているので、それを「全部フクリパで伝えよう!」と、いうことですね。
三角
―記事を読むのではなく、音声で聞ける「聴くリパ」は面白い試みですよね。
三角
坪倉
―ターゲットを“全国”にしていることで意識していることを教えてください。
坪倉
三角
―フクリパを通じて、どういうことを伝えていきたいですか。
坪倉
―フクリパのメディア運営する中で叶えたい夢はありますか?
坪倉
むしろ“仲間”ですよね。どんな形で手を組むとか、そういうことはまだ考えていないんですが、いつかはイベントなんかも開催したいですね。
「フクリパ」を通じて福岡の“よさ”を掘り起こし、1人でも多くの人に届けたい…そんな熱い想いがひしひしと感じられる取材でした。
全国各地に出張する中で、福岡のことを“客観的”に見る術を身につけた2人だからこそ、実現したメディア、辿りついたこのかたち。
これからメディアとしてもよりLeap upしていくことでしょう。
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