福岡県の億ションは累計1,110戸、全国7位
不動産に関する情報サービス・鑑定評価・コンサルティングを手掛ける株式会社東京カンテイ(東京都品川区、長田千江美社長)は2026年4月1日、『全国での新築億ション住戸の累計供給戸数は2025年末時点で76,954戸』を発表した。
今回の調査では、新築分譲時の1戸当たり価格が1億円以上のマンション(以下、億ション)を対象に、供給戸数を集計している。
2025年12月末時点において、億ションが確認された全国43都道府県の累計供給戸数は、7万6,954戸に上ることが分かった。
福岡県における億ションの累計供給戸数は1,110戸であり、43都道府県の中で第7位だった。
億ションの分譲実績がある43都道府県について、圏域別に累計供給戸数を分析したところ、首都圏6万1,594戸、近畿圏1万81戸、中部圏2,337戸、地方圏2,942戸となっている。
地方圏での最多県は、福岡県の1,110戸だった。

出所:東京カンテイ『全国での新築億ション住戸の累計供給戸数は2025年末時点で76,954戸』から抜粋
福岡県の億ション、バブル期から大きく増加
福岡県では、バブル期(1988年~1992年)の5年間に174戸の億ションが供給された。2025年末までの累計供給戸数は1,110戸に達している。
東京カンテイの公表値をもとに、バブル期の供給戸数に対する2025年末までの累計供給戸数の増加率を算出すると、沖縄県が7000.0%増で最も高く、岡山県6100.0%増、鹿児島県1300.0%増と続く。ただし、この3県はいずれもバブル期の供給戸数が1戸のみだった。

出所:東京カンテイ『全国での新築億ション住戸の累計供給戸数は2025年末時点で76,954戸』から抜粋
一方、バブル期に10戸以上の供給実績があった23都道府県に絞ると、第1位は東京都の849.4%増、第2位は愛知県の598.3%増、第3位は福岡県の537.9%増となる。
直近5年で急増する億ション、福岡県では408戸を供給

出所:東京カンテイ『全国での新築億ション住戸の累計供給戸数は2025年末時点で76,954戸』から抜粋
新築億ションの供給戸数では、直近5年間(2021年~2025年)における供給戸数の増加が著しい。
累計供給戸数7万6,954戸(2025年末時点)のうち、3分の1強となる2万6,714戸は、直近5年間において供給された。
福岡県の直近5年間において供給された億ションの戸数は408戸であり、43都道府県のうち第8位だった。
一方、首位の東京都において、直近5年間で供給された億ション1万9,112戸は、同期間に全国で供給された億ションの実に7割強を占める一強ぶりだ。
株式会社不動産経済研究所が2026年7月21日に発表した『首都圏新築分譲マンション市場動向 2026年上半期(1~6月)』によると、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)における分譲マンションの平均価格は1億135万円となり、初の1億円台を記録した。
1平方メートル当たりの単価も151.4万円となっている。
分譲マンションの高騰が続く福岡県においても今後、分譲価格の上昇と共に億ションの供給戸数が拡大していくのか。
福岡県内における分譲マンションの販売動向は、依然として注目を集める。
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参照サイト
東京カンテイ『全国での新築億ション住戸の累計供給戸数は2025年末時点で76,954戸』
https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/okusion2025.pdf
株式会社不動産経済研究所『首都圏新築分譲マンション市場動向 2026年上半期(1~6月)』
https://www.fudousankeizai.co.jp/









