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福岡市民は日本の21大都市の中でも一番の〝柿好き〟【家計調査】

奈良時代に中国から入ってきたといわれる柿は、日本人にとってなじみ深い果物の一つです。日本の21大都市における柿の購入量でのトップは、福岡市でした。そして、福岡県は、47都道府県の中でも三大柿生産地となっています。

福岡市は柿の購入量で第1位に輝き、購入金額でも第6位

『柿』購入量での上位5大都市】(日本の21大都市ランキング)
第1位:福岡市3,145グラム、第2位:神戸市2,936グラム、第3位:札幌市2,898グラム、第4位:千葉市2,868グラム、第5位:大阪市2,865グラム……
総務省統計局では、『家計調査』(二人以上の世帯)の調査結果に基づき、品目別に都道府県庁所在市および政令指定都市で構成された日本の52都市におけるランキング(2021年~2023年平均)を発表している。

 

 

同ランキングについて、東京都区部と20政令指定都市による日本の21大都市でランキングし直してみた。
すると、柿の年間購入量において、3,145グラムだった福岡市が、日本の主要21大都市においてトップだったことがわかった
一方、年間購入金額についても1,242円だった福岡市は、千葉市、札幌市、京都市、川崎市、相模原市に次いでの第6位となっている。

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出所:家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2021年~2023年)平均

 

 

春はイチゴの『あまおう』、秋は柿の『秋王』

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(画像提供:福岡県)

農林水産省大臣官房統計部は2024410日、『作物統計調査 令和5年産西洋なし、かき、くりの結果樹面積 収穫量及び出荷量』を公表した。
同統計調査によると、2023年産柿の結果樹面積は、前年比2%減の1万7,500ヘクタールで、収穫量は同14%減の18万6,600トン出荷量は同14%減16万700トンだった。
減収要因について、同統計調査では、「果実肥大期の高温・少雨により小玉傾向となったことやカメムシによる吸汁害が多かったこと等による」ものとしている。

 

 

一方、都道府県別の収穫量では、第1位:和歌山県38,900トン(全国シェア21%)、第2位:奈良県26,600トン(同14%)、第3位:福岡県1万5,100トン(同8%)という順位だった。
都道府県別の『柿』収穫量ランキングでベスト3入りを果たしている福岡県では、柿産地としての振興を目的に品種開発に取り組み、2011年に育成品種『秋王(あきおう)』(福岡K1号)の商標を取得している。

 

 

秋王について、福岡県のホームページでは、「『秋王』は、糖度が高くサクサクした食感で大変美味しく、きれいな橙赤色で、種がほとんどないという優れた特徴があり、その名のとおりまさに〝秋の王様〟の柿です」とする。
そして、福岡県では、秋王の商標を活用して消費者への定着に向けた利用拡大や、秋王の果実を100%使った商品を作る場合、所定の手続きに基づいて商標の使用を許諾している。
福岡県の育成品種である秋王が、同じく福岡県が開発して商標登録しているイチゴの『あまおう』(品種名:福岡S6号)と勝るとも劣らぬ人気を博していくのか。
今後の動向が注目される。

 

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 参照サイト

家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(2021年(令和3年)~2023年(令和5年)平均
https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html

農林水産省『作物統計調査 令和5年産西洋なし、かき、くりの結果樹面積 収穫量及び出荷量』
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kazyu/pdf/syukaku_senasi_23.pdf

福岡県育成の甘柿「秋王」について
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/akioh-senyo.html

 

 

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編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

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