【画像】画像提供:福岡市

【経済・ビジネス短信@フクリパ】

中洲そばの清流公園がリニューアル、水辺での光ショーやランドマーク施設が登場【福岡市博多区】

公園利用者の利便性向上を図り、公園の魅力を高めることを目的にして、民間のノウハウを活用していく公募設置管理制度(パークPFI)━━━。福岡市は8月14日、同市博多区内にある、明治公園、清流公園、東平尾公園(大谷広場)の3公園において、パークPFIの優先交渉権者を発表しました。今回、清流公園のリニューアルに向けた提案内容を紹介していきます。

公園南側地区に広場と一体化したウイング状の建物を建設

【画像】画像:福岡市発表資料より

画像:福岡市発表資料より

 

「憩いや賑わいの場の集積と象徴的な公園施設が都心の回遊を促進」「シンボリックなデザインの建築が福岡に新しいランドマークを形成」「光が織りなす幻想的なエンターテインメントショー」━━━。
那珂川沿いの清流公園は、昭和通りからキャナルシティ博多まで南北に細長く広がっている公園だ。
清流公園は、複合商業施設キャナルシティ博多に近い『南側エリア』、迂回路橋を賑わい空間として暫定整備した『橋上エリア』、春吉橋から昭和通りまでの那珂川に面した『北側エリア』で構成されている。
広場を囲むように建物を配置して建築と広場が一体となり、従来無かった公園体験を提供するという清流公園整備・管理運営事業の優先交渉権者は、福岡地所株式会社を代表とするグループだった。

 

 

那珂川に面した清流公園のリニューアル事業では、福岡市の『リバーフロントNEXT』を踏まえ、水辺のロケーションを生かした公園にしていく。
建築を生かした照明計画による、リバーフロントエリアの新たな夜の象徴をはじめ、水と光のスペクタクルショーも計画している。

 

 

今後、清流公園の南側エリアでは、南北に伸びる大きなウイング状の象徴的な建物を設ける。
建物の屋上部に階段状のテラス仕様として、平常時は憩いの場、中洲ジャズをはじめとするイベント時は観覧席として活用していく。
一方、橋上エリアでは、公園利用者を迎え入れる玄関口として、多彩なイベントに対応した広場としても活用していく。
また、北側エリアでは、桜の植わっているところに常緑樹を追加しながら、さまざまな仕掛けも配置して、変化に富んだ景色を楽しめるようにしていく予定だ。

 

 

2024年度に着工、2025年春から新生・清流公園が供用開始予定

【画像】画像:福岡市発表資料より

画像:福岡市発表資料より

 

清流公園は、復興土地区画整理事業で1952年度に開園した街区公園だ。
公園の南側エリアの川沿いには、屋台が軒を連ねており、中洲のネオンと川沿いの景色は幻想的な雰囲気だ。
清流公園のリニューアルを手掛ける福岡地所株式会社を代表とするグループでの構成員は、株式会社サン・ライフ、株式会社エフ・ジェイエンターテインメントワークス、株式会社梓設計九州支社、株式会社復建エンジニヤリング福岡支社、株式会社スタジオ・ゲンクマガイ、株式会社筑糸建設、安藤造園土木株式会社、日新産業株式会社。

 

 

今後、清流公園のリニューアルに向けては、他の2公園と同様に2023年9月に事業基本協定を締結して、設計・協議に入っていく。
そして、2024年度に着工して、2025年春から順次供用を開始していく予定だ。

 

 

施設概要

施設名称  清流公園
所在地     福岡市博多区中洲一四、五丁目、住吉1丁目、福岡市中央区春吉三丁目
公園種別  街区公園
面積       11,831㎡
開園年度 1952年度

 

 

参照サイト

福岡市住宅都市局公園部 Park-PFI 推進課『Park-PFI 制度を活用した魅力あふれる3公園が誕生!
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/107665/1/Park-PFI_miryokuafureru3kouenntannjou.pdf

 

 

 

 

 

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編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

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