東京から移住した元放送作家が語る「フクオカ」の魅力と、●●と。⑥

「年齢はただの背番号」「肩書はただの役割」“人脈お化け”きむ兄が伝授する人脈の広げ方

日本経済の行方やコロナ終息の見えない不安だらけの世の中で、これからどんな働き方をしていけばよいのか迷っている人が増えています。今回は、そんな状況でも日々楽しく前向きに仕事を生み出している福岡移住ライター・きむ兄に、「人脈」について語ってもらいました。

きむ兄は「友人は多いほうがいい」派です

今回は「交友関係」や「人脈」など人付き合いに関するテーマで綴っていきます。

皆さんは仕事やプライベートでどのような交友関係を築いていますか?手前味噌で恐縮ですが、きむ兄の交友関係は広いほうです。福岡に来てから1年ちょっとですが、交友関係の広げ方が「えげつない」と数人に言われたほど。交流する世代も幅広く、上は70代から下は10代まで、多くの友人がいます。東京の友人からは「人脈お化け」と言われています。

「友人」の定義は人それぞれですが、きむ兄は「自分の価値を認めてくれて、自分にはない価値観を教えてくれて、居心地の良い空間を与えてくれる人」を友人の定義と捉えています。

きむ兄の人生のミッションのひとつに「幸せに生きる」があります。様々な世代の人との交流によって自らの価値観をアップデートしていくことが、豊かで幸せな人生を築く上での土台になると思っているからです。こうした考えから、きむ兄は「友人は多いほうがいい」と思っている派です。

「友人?そんなのはいらねーぜ!」とロックンロール的な考えを持つ人もいます。それはそれで、人それぞれの価値観なので否定も肯定もしません。むしろ、きむ兄自身も30代半ばまでそんな考えを持っていました。

では、なぜその考えが変わったのか。それは「同じ仲間でつるむ」ことへの怖さでした。

福岡のある大学に通う女性から聞いた話です。彼女は大学で所属しているゼミの活動で福岡をはじめ九州各地を回り、起業家など年の離れた大人たちと交流をしています。彼女はそんな大人たちの価値観に触れ、「世の中にはいろんな大人がいるんだなー。すごいなー」と感じたそうです。

そんな彼女がつい先日、成人式のために地元の山口県に帰省して、同級生たちと会話したとき、「同世代の人たちとなんか話が噛み合わない」感覚に陥ったと教えてくれました。

きむ兄はこのエピソードを聞いて、人付き合いの上で大切なポイントだなと感じました。

と同時に、高校の同窓会に出席した友人に聞いた「地元の同級生と話が噛み合わない」という話を思い出しました。きむ兄は「同窓会」なるものは人生で一度しか参加したことがない(中学2年のときに小学校の同窓会に参加した)のでピンとこないのですが、定期的に開かれる同窓会では、基本的に「同じ話題が繰り返される」そうで…。

「●●くんは●●さんが好きだった」とか「あのガキ大将の●●くんはいま●●している」とか、地元で生活しているコミュニティの人たちが好む話題に終始する。地元を離れて仕事をしている人にとっては何となく疎外感が生まれ、なかなか会話に入っていけない…。

きっときむ兄がいま、高校の同窓会(東京都足立区の公立高校出身です)に参加したら、足立区コミュニティの話が主なんだろうなーと。足立区に住む人たちは基本的に地元が好きで住み続けている人が多いので、僕みたいな浮世離れした人生を送っている人は好奇の目にさらされるのでしょう。とはいえ、僕が選んだ人生なので特に気にしていませんが笑

人脈作りの前に友人作りを

豊かな友人関係はビジネスにも繋がると思います。一般的なビジネス誌だとここで「人脈」という言葉が出てくるのでしょうが、きむ兄は世間一般で使われる「人脈」のイメージが好きではありません。でも、一方で、ビジネスで大成するには「人脈」は大切だと思っている派でもあります。

上の段落だけ見ると、「イメージが好きじゃないのに、人脈は大切って、きむ兄の書いていることは矛盾しているのでは?」と思うかもしれません。

そもそも、世間一般の「人脈」ってなんかもう、仕事ゴリゴリ繋げていくよー的なイメージがあって、それが嫌なんですよねー。

まだ東京で放送作家をしていた頃の話です。ある広報勉強会にゲストで招かれる機会がありました。企業の広報さんが10人ほど集まって私に3分ほどプレゼンをするという趣旨でした。

こうした勉強会で広報さんは、自社のサービスや取り組みなどをゲストに話すのが通例です。しかし、きむ兄は主催側にお願いして「企業やサービスの紹介はいらないので、広報さん自身のパーソナルなことが分かるプレゼンをお願いできますか」とリクエストをしました。正直、企業紹介やサービスなどは会社のホームページを見れば分かるし、せっかくのご縁なのだから、広報さんがどんな人なのか知りたかったんです。

それから数年経ちましたが、そこでプレゼンをしてくれた広報さんの数人は、いまでも繋がりがあります。仕事絡みで僕の友人を紹介したこともありますし、僕が取材して記事にした人もいます。出会ったときはまさか自分の仕事につながると思っていませんでしたが、友人作りの結果が「(仕事上での)人脈」になったと言えるでしょう。

スナックから教わった「人脈作り」の秘けつ

「大人になってから友人なんて簡単にできない」という方もいると思います。ここからは、きむ兄が人付き合いで大切にしているポイントを紹介していきます。

①名刺の情報は参考程度に

基本的に人付き合いが上手な人は「変な先入観」を持っていません。その上できむ兄が心がけているのは「年齢はただの背番号」「肩書はただの役割」。いま目の前にいる人の外見・身振り手振り話し振り・目線の動き、話の中身など、その人自身から出るパーソナルな部分を観察していきます。本当は名刺交換せずに会話をしたいところですが、なかなか難しいので、もし名刺交換をしたら、名刺の情報は会話のとっかかりにする程度にとどめましょう。

②無駄に持ち上げたりへりくだったりしない

この場面では間違っても、へりくだったり、相手を持ち上げないことです。例えば相手が起業家だったら、「起業家として見られる」ことに慣れている場合が殆どなので、単純に「すごいですねー」は言わないほうがいい。美人に「美人ですねー!」と言うのは全く意味がないのと一緒です。会話を重ねて出てきた部分を「スゴいですね」と感心するくらいがいいでしょう。とにかく目の前の会話に全集中し、情報を得ることがすることが大切です。

③目の前の相手を否定しない

「目の前の相手を否定しない」マインドも大切です。特に年下の人と接するときに気をつけているのですが、「それは違うよ」とおっさんマインド全開でアドバイスをしようものなら、相手は一気に心を閉ざします。一度閉ざした心を取り戻すのは大変なんですよ…

こうした考えが出来るようになったのは、東京で足繁くスナックに通った経験が大きいです。スナックはお客さん同士が年齢・肩書を取っ払って会話を楽しむ空間です。そこには計算も打算もありません。大企業の部長や役員がスナックのママに人生相談をしている場面にも遭遇しました。心理的安全性が保たれたスナックならではの空間だから生まれるのでしょう。

仲良くさせていただいている50代の大手出版社編集長さんとは、スナックで出会いました。正直、最初は肩書にビビりましたが、話してみると物腰も柔らかく、スナックで20代の人と話しているときも丁寧に話を聞いていたのが印象的でした。

東京から来たからこそ、謙虚に丁寧に

福岡に移住してからも人付き合いのスタンスは変わりませんが、東京と福岡で一つだけ違いがあります。それは「東京から来た人」というイメージを悪く持たれないようにすることです。

もともと福岡が好きで移住してきたので、東京と福岡を比べたり、ましてや福岡を悪く言ったりすることはありませんが、それでも「きむ兄は東京から来た」という事実は変わりません。

定期的に東京に行っていますし、東京が嫌いで離れたわけではないので「言うても東京もんやろ」と思われてもしょうがないと思います。がしかし、福岡空港に帰ってくるときはホッとする気持ちになりますし、自分なりに福岡の文化や歴史も調べています。なので福岡の皆さん、僕と仲良くしてください笑

仕事は人と人との出会いで生まれるので、人脈は大切かもしれません。でも、あくせく人脈を作る前に目の前の人に全力で好奇心を持って接してみる。そうすると、自然に人の繋がりは増えていくと思います。

でも、全ての人と仲良くなるのは不可能だと思います。合う人は合うし、合わない人は合わない。どんなに嫌われようとも、全力で好きな人がいればそれでいいじゃん。そんな感覚で臨めば人付き合いも仕事もうまくいくのではないでしょうか。

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移住系ライター
きむ兄(木村公洋)
2020年秋に東京から福岡に移住した元・放送作家。現在は中小・ベンチャー企業、フリーランスのPRに関するアドバイス・企画立案戦略をサポート。マスコミ業界に15年いた目線から福岡の魅力、東京との違いを発信します。東京で見なかったもの「高校の同窓会中止のお知らせが新聞の全面広告に載っていた」

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