大手メディア系のサンケイビルが天神南に14階建てオフィスビルを建設
(画像提供:サンケイビル)
福岡市都心部の老朽化したビルをインテリジェントビルへ更新していくと共に、広場や歩行者空間などの賑わいや憩いの空間も整備していく再開発計画である天神ビックバンの対象エリア南端に位置するのが、福岡市地下鉄七隈線の天神南駅だ。
同駅から徒歩1分、福岡市内の主要幹線道路である渡辺通りと国体道路の交差点至近において、株式会社サンケイビル(東京都千代田区、飯島一暢社長)は、自社ビルブランドである『S-GATE FIT』シリーズ で九州初となる『(仮称)S-GATE FIT 天神南』の建設を進めている。
完成は2023年6月の予定。
フジサンケイグループの不動産会社であるサンケイビルは、ビル事業をはじめ、住宅事業、シニア事業、ホテル事業を手掛け、オフィスビルなどの不動産開発にも積極的に取り組んでいる。
サンケイビルでは、大規模ビルと同水準のスペックを備えたミッドサイズオフィスビルとして『S-GATE』シリーズのビル開発を手掛けており、このうち1フロアあたりの事務所面積を100坪(約330㎡)前後として、1フロア1テナントを基準としたのが『S-GATE FIT』だ。
S-GATE FITシリーズは、開発中も含めて東京に3棟(八丁堀・同Ⅱ・日本橋馬喰町)あり、九州第1号が(仮称)S-GATE FIT 天神南だ。
「オフィス変革期に応えた最新スペックのオフィスビル」
地上14階建ての(仮称)S-GATE FIT 天神南は、Wi-Fi完備の入居者専用屋上テラスを設ける。
建物の内装に木調を取り入れたナチュラルデザインを採用し、執務室に木調のブラインドを標準装備する。
また、ニュースや天気予報などの情報を配信するデジタルサイネージをエントランスに設置していく。
一方、感染症対策などへの対応として、貸室内の空気を1時間に2回入れ替える機械換気システムを導入し、二方向の壁面に自然換気用窓を設置している。
さらにエレベーター操作の非接触化などにも取り組んでいる。
福岡市地下鉄七隈線 が2023年3月27日に博多駅への延伸開業することで交通アクセスの更なる向上が見込まれる天神南で建設が進む(仮称)S-GATE FIT 天神南について、サンケイビルでは、「働き方の多用化、感染症対策などオフィス変革期の幅広い要望に応えた最新スペックのオフィスビルとなります」とする。
【物件概要】(仮称)S-GATE FIT天神南
所 在 地/ 福岡市渡辺通五丁目24号1番2他(地番)
用 途/ 事務所、店舗
事業主体/サンケイビル
階 数/ 地上 14 階
敷地面積/ 893 ㎡
延床面積/ 4,813 ㎡
着 工/ 2022 年 3 月着工
完 成/ 2023年 6 月完成(予定)
備 考/『S-GATE FIT』シリーズで九州初
参照サイト
S-GATE FITシリーズ 九州エリア初進出 「(仮称)S-GATE FIT天神南」 着工