九州DIYリノベWEEKとは
「DIYリノベWEEK」は2014年に福岡県の民間6チームを中心として始まった、空き家・空きビル再生と、そこから派生するまちづくりの取り組みを学び合うイベント。
老朽化が進む空き家や空きビルを、まちの人たちが主体となって再生する“DIYリノベ”をテーマに、九州各地で活動するチームが取り組みを紹介します。2020年以降は九州各地から20を越えるチームが参加するイベントへ発展し、2024年には国土交通省「地域価値を共創する不動産業アワード」で大賞を受賞しています。


2024年開催の様子。各地で空き家空きビル再生に取り組む人たちをはじめ、オーナー、行政の方など多様な人たちが参加。意見交換を行い交流を深めた。

2025年パンフレット
まちと不動産をつなぐ新しい考え方を学び合う
12年目を迎える2025年、本イベントを主催するNPO法人福岡ビルストック研究会は、まちと不動産をつなぐ新しい考え方「共感不動産」を体系化した書籍「共感不動産のすべて」を出版。11月8日(土)開催のシンポジウムでは、自分たちのまちが抱える社会課題にどのように向き合い、楽しいまちをどのようにつくっていくのかを探ることなどを通じて、書籍の内容を理論と実践の両面から知り、“人がつながる不動産のあり方”を学び合うことができます。
【見どころポイント】
・全24チームによる3分間プレゼンで、九州各地の最新DIYリノベ事例が一気にわかる
・新刊『共感不動産のすべて』のエッセンスを学ぶクロストーク企画
・鹿児島・長崎・山口・AIプロジェクトチームなど多様なチームによる最新事例の紹介
・翌日は、久留米・柳川・大牟田を巡る「九州キャラバン」で実際の拠点を訪問

シンポジウム後には懇親会も予定(要事前申込)。プレゼンを聞いて興味を持ったチームの人たちと直接交流できるのも嬉しいポイント。
開催概要
【九州DIYリノベWEEK2025 出版記念 全員集合シンポジウム】
日時:2025年11月8日(土)13:30〜18:00
会場:久留米シティプラザ
福岡県久留米市六ツ門町8−1[map]
参加費:一般2,000円(税込)/学生無料
形式:会場+オンライン配信(アーカイブあり)
詳細・申込:https://diyrweek2025-symp1108.peatix.com
主催:NPO法人福岡ビルストック研究会(後援:福岡県)
【九州キャラバン(視察)】
日時:2025年11月9日(日)
コース:久留米・柳川・大牟田のDIYリノベ拠点を巡る
詳細・申込:https://week2025event1109.peatix.com/
参加チーム紹介(抜粋)
今年は九州各地から24チームが参加。
福岡県からは「スペースRデザイン(福岡市)」「H&A brothers(久留米市)」「大牟田ビンテージシビルプロジェクト(大牟田市)」など8チームが参加します。熊本・鹿児島・長崎・山口・長野の各地からも、それぞれの地域課題に取り組むチームが集結します。
>>詳細は電子パンフレットで紹介中:https://my.ebook5.net/diyrweek_npo-fbs/pamphlet2025/

参加チームのうちの一つ「コーポ江戸屋敷(ビンテージのまち株式会社×H&A brothers/福岡県久留米市)」。団地ならではの広い敷地を活かし、入居者さんやまちの人たちと一緒に長期的なランドスケープデザインに取り組んでいる。
主催者 NPO法人福岡ビルストック研究会 理事長 吉原勝己よりメッセージ
「今、九州各地の空き家・空きビルでは、DIYによる不動産の再生から始まり、市民も巻き込みながらまちの活性化へとつなげるDIYリノベプロジェクトが数多く起こっています。自分の好きな暮らしは自分で創ろう、自分たちの好きなまちは自分たちで創ろう、を合言葉に始まったDIYリノベWEEKは、今年で12周年を迎えました。人口減少、社会縮小の時代の地方都市の社会課題を解決しながらまちの活性化を目指す、各地のDIYリノベムーブメントを感じていただく機会になれば幸いです。」
お問合せ
NPO法人福岡ビルストック研究会
住所:〒810-0041 福岡市中央区大名2-8-18 天神パークビル [map]
公式サイト:http://diyrweek.npo-fbs.com/
メール:office@npo-fbs.com
									




				



