ナナカフェベーグル

創業25年を迎えたベーグルが人気の老舗カフェ「ナナカフェベーグル」【福岡県那珂川市】

いつの時代でも「カフェ」という存在は人々をトリコにします。近年のSNS人気も相まって、おしゃれなカフェ巡りを楽しむ女性も多い中、脚光を浴びているのが「昭和レトロな喫茶店」や「ネオ喫茶」と呼ばれるお店。中年以上の方はノスタルジックを感じ、若者にとってはおしゃれなカフェにないレトロ感が斬新だと感じるんだそうです。この記事では福岡や福岡近郊にある「レトロを感じられる喫茶店」や個性的な喫茶店・カフェをご紹介しています。

ナナカフェベーグルは那珂川市の田園風景の中に溶け込むように佇んでいる

那珂川市山田交差点

 

今回ご紹介する「ナナカフェベーグル」の場所は福岡県那珂川市山田。

福岡市と佐賀県神埼市を経て柳川市を繋ぐ国道385号線と県道56号線が交わる「那珂川市山田交差点」のそばです。交差点の角にはセブンイレブンがありますよ。

 

那珂川市山田交差点そばの路地

 

その那珂川市山田交差点のひとつ北側に細い路地があるので、この路地を入ります。

 

那珂川市山田交差点そばの路地

 

右手に田んぼを眺めながらしばらく直進していくと・・・

 

ナナカフェベーグル外観

 

左手にスレート張りの建物が現れます。ここが今回ご紹介するナナカフェベーグルです。

まわりの田園風景やエントランスのグリーンに溶け込むように佇んでいます。

 

ナナカフェベーグル外観

 

大きな店名と猫のシルエットが特徴的な外観。

 

ナナカフェベーグル入口

 

ドア横にも猫のシルエットが。さて、ドアを開けて中に入ってみましょう。


日替わりで約15種類が揃うベーグルはイートインもOK!

ベーグル

 

カウンターにズラリと並ぶ美味しそうなベーグルの数々。定番のプレーンからベリーベリー、黒ごま、チョコチップといったベーグルが日替わりで常時15種類ほど揃っています。

 

自慢の自家製ベーグルは「カラダにやさしい」をモットーとしており、卵・乳製品・オイルは使用せず、福岡県産小麦粉と自然塩、白神こだま酵母(白神山地由来の酵母)を使用するなど、素材にもこだわっているんです。

 

ベーグルサンド

 

ベーグルはテイクアウトが基本ですが、店内のカフェスペースでイートインすることもできます。イートインの場合、お好きなベーグル代にプラス210円〜すればクリームチーズやビーンズバニラアイスなどをサンドすることもできますよ。(ただし日曜を除きます)

 

ドリンクメニュー

 

イートインの際、一緒にオーダーしたいドリンクは、自家焙煎コーヒーやオーガニック紅茶、ミルクティーなど合計7種類がラインナップされています。(テイクアウトは50円引きになります)

 

ベーグルオブジェ

 

カウンターの片隅にあるベーグルのオブジェ。編み物で作られていてなんとも可愛いんです!

 

イートインは奥にある広々としたイートインスペースで!

ナナカフェベーグル店内

 

お店の奥にあるのは広々としたイートインスペース。こちらには14席が完備されています。

 

ナナカフェベーグル店内

 

テーブルや椅子はアイアン製の細いフレームが特徴。さらに大きな窓からはお庭のグリーンが眺められます。

 

ピアノ

 

片隅に置かれた黒いアップライトピアノ。こちらはオブジェとして置かれているので、くれぐれも手を触れないようにご注意ください。

 

カウンター前席

 

オープンキッチンのカウンター前にも2席のテーブルがありますよ。

 

愛猫「ナナ」の写真

 

そのカウンターには、店名の由来となった愛猫「ナナ」の写真が飾られていました。

 

ナナカフェベーグルの歴史

萬弘子さん店主の萬弘子さん。創業から25年を迎えた今も毎日ベーグル作りに励んでおられます。

 

このナナカフェベーグルを営んでいるのは、店主の萬弘子さん。

萬さんは福岡市の出身。地元の高校卒業後、22歳で当時警察官だった旦那様とご結婚されました。

 

その後、旦那様が実家の建築業を引き継ぐことになり、警察官を退職して建築業に転職。

当時は現在の駐車場の場所に旦那様のショールーム兼木工教室の建物があり、そこで萬さんが生徒さんたちにコーヒーを淹れるなどのサービスを行っているうちに、カフェを開業したいという思いを抱くようになったんだそう。

 

そして2000年7月、ショールーム兼木工教室を改装し、ナナカフェ(当時)をオープンされました。店名は先述したように、当時飼っていた黒猫の「ナナ」から拝借したそうです。

 

旦那様は燻製造りが趣味だったので、その燻製を使ったメニューを考案していたところ、ベーグルに挟んだベーグルサンドという提供スタイルを思い立ち、それからベーグルづくりを本格的にスタートされました。

 

25年前の2000年はまだベーグル自体、それほど世間に認知が浸透していませんでしたが、徐々にお客さんが増えていき、オープンから4年後には当時の「博多南駅」の構内にベーグル専門店を出店したこともあったそうです(現在は閉店)。

 

今の店舗は、15年前の2010年に建築の切り込み場(現場工事に入る前の準備作業をするスペース)を改装して作られました。

 

そして今年、めでたくオープン25周年を迎えることになりました。

 

2008年当時のお店の外観 ※月刊カフェアンドレストラン(旭屋出版/刊)より2008年当時のお店の外観 ※月刊カフェアンドレストラン2008年3月号(旭屋出版/刊)より

 

土・日限定のベーグルメニューは要チェック!

ベーグルサンドメニュー

 

こちらは土・日限定のみ登場するベーグルサンドメニュー。
「チョコマシュマロサンド(イートイン税込450円)」や「くるみはちみつゴルゴンゾーラサンド(イートイン税込660円)」といった甘い系に加えて、「ナナサンド(イートイン税込815円)」や「スモークサーモンサンド(イートイン税込750円)」など、自家製スモークを使った食事系ベーグルサンドもオーダーできるんです。

 

ベーグルサンドとコーヒー

 

この日は平日だったので、ベーグルをイートインしてみることにしました。

「チョコチップベーグル(税込290円)」にオプションで210円をプラスして自家製ピーナッツバターをサンド。ドリンクは「自家焙煎コーヒー(税込400円)」といった構成です。

 

ベーグルサンドとコーヒー

 

もちもちしたボリューム感のあるベーグルに、ごろごろしたピーナッツの食感がふんだんに感じられるピーナッツバターは食べ応えあり。自家焙煎コーヒーとの相性も良く、ゆるやかに流れる時間の中でカフェタイムを満喫できましたよ。

 

ということで、今回は福岡県那珂川市にある「ナナカフェベーグル」をご紹介させていただきました。

最後にちょっぴりお得な情報を。

ナナカフェベーグルでは毎週日曜日は「冷凍ベーグルの割引販売」を行っており、通常価格の10〜20%引きで購入できるんだそうです!


また、ベーグルは那珂川市のふるさと納税の返礼品にもなっており、こちらも大変好評なんだとか。直接買いに行けないエリアにお住まいの方は、那珂川市にふるさと納税し、返礼品として入手してみるのも良いかもしれませんね。

 

 

【ナナカフェベーグル】
■住所:福岡県那珂川市山田1167-4
■アクセス:那珂川のるーと「かわせみバス」山田西停留所より徒歩2分
■営業時間:水・木12:00〜16:00、金10:30〜16:00、土日祝10:30〜16:30
■定休日:月・火曜・第2日曜
■TEL:092-953-3477
■Instagram:@nanacafebagel/

 

 

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ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

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