福岡市が『住みたい街ランキング』で6年連続の第1位
賃貸住宅の開発・管理大手である大東建託株式会社(東京都港区、竹内啓社長)は、2025年8月6日に『いい部屋ネット住みたい街ランキング2025<全国版>』を発表した。
この発表において、福岡市は6年連続で第1位を獲得した。
第2位は5年連続で沖縄県那覇市、第3位は5年連続で神奈川県横浜市だった。
ランキングのトップ20のうち、東京23区の自治体が6つ(港区、中央区、新宿区、渋谷区、世田谷区、千代田区)ランクインしている。
得票率0.72%で第1位となった福岡市について、大東建託株式会社は以下のようにコメントしている。
「福岡県の県庁所在地である福岡市は、天神をはじめとする大きな繁華街が複数あり、商業施設や飲食店が充実しています」
「また、九州最大のターミナル駅である博多駅があるほか、福岡空港は市内中心部から5キロ圏内の場所にあるため、日本国内のみならず海外へのアクセスも良い便利な街です」
一方、居住者からは、以下のようなコメントが寄せられている。
「子どものいる世帯が暮らしやすい地域という印象がある。ちょっとした買い物なら駅周辺で完結できるところが良いと思う」
「日常の買い物はしやすい。駅と区役所、警察署が隣接しているので、引っ越してきたときにとても便利だった。海も近く、海岸を散歩できるし、公園もあるので、都会すぎず良い」
「低価格のスーパー、ディスカウントストア、ドラッグストアなどが自転車で行ける範囲に複数あり、物価高の中ありがたい。九大跡地の開発で、これからの発展にも期待できる」
大東建託株式会社による本調査は、2025年で7回目の実施であり、『住みたい街(自治体)ランキング<全国版>』としての発表は2020年から始まり、今回で6回目だ。
調査方法としては、株式会社マクロミルの登録モニターに対するインターネット調査で、全国47都道府県(対象自治体1,890)に居住する20歳以上の男女を対象としている。
回答者数は2021年~2025年(※一部は2020年・2019年のデータを含む)の累計で84万5,588人。
2025年の調査回答者数は18万2,805人だった。
また、福岡市は、地域応援サイト『生活ガイド.com』が2025年7月11日に発表した『全国住みたい街ランキング2025』でも、第2位にランクインしている。
大東建託『街の住みここち&住みたい街ランキング2025<全国版>ランキング発表』(画像提供:大東建託)
福岡県が同ランキング<都道府県版>で4年連続の第2位
第1位:東京都(6年連続)、第2位:福岡県(4年連続)、第3位:沖縄県(昨年4位)、第4位:神奈川県(昨年3位)、第5位:北海道(6年連続)――。
大東建託株式会社は同日、『いい部屋ネット 住みたい街ランキング2025<都道府県版>』も発表した。
都道府県版で第2位を獲得した、得票率0.8%の福岡県について、同社は以下のようにコメントしている。
「九州地方に位置し、五大都市圏の1つである福岡市を有する福岡県が、今年も第2位となりました。『住みたい街(自治体)ランキング』では、福岡県の県庁所在地である福岡市が、昨年に引き続き全国1位となっています。福岡県はビジネスの拠点でもあり、商業施設が充実した福岡市がある一方で、程よく自然もあり、食べ物が美味しいというイメージの良さなどが人気の要因であると考えられます」
大東建託『街の住みここち&住みたい街ランキング2025<都道府県版>ランキング発表』(画像提供:大東建託)
参照サイト
大東建託『街の住みここち&住みたい街ランキング2025<全国版>ランキング発表』
https://www.kentaku.co.jp/miraiken/market/pdf/research/sumicoco/release_sumicoco2025_zenkoku_20250806.pdf
大東建託『街の住みここち&住みたい街ランキング2025<都道府県版>ランキング発表』
https://www.kentaku.co.jp/miraiken/market/pdf/research/sumicoco/release_sumicoco2025_todofuken_20250806.pdf
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