パンオタクが選ぶ福岡パン

トンカツ専門店のカレーパンとカツサンド。「AKARI BAKERY」【福岡市中央区】

福岡で10年以上パンブログを続け、2020年には城南区別府にパン喫茶をオープンさせた「pantiki」さん。毎日をリープアップしてくれる福岡のパンを、「ひとぱん入魂」の気持ちで1つずつご紹介いただくこちらの連載。58回目の今回は、福岡市中央区にある、AKARI BAKERY(アカリベーカリー)です。

暑い日に食べたくなるカレーパン

暑いと食べたくなるもの、ありませんか?

パンはね、暑かろうと寒かろうと食べたいし、実際食べているので、(私の場合)パンはおいといて。世の中的には、チュルチュルッと食べられるお蕎麦やお素麺などの冷たい麺類。あと勿論かき氷とかね、パフェも人気ですよね、やはり冷たいものに心が動きがち。

 

でも、そんな中で異彩を放っているのがカレーと揚げ物ではないかと。暑い中、熱いカレーを食べる、なんならカツカレー食べたくなる。それって実はとても身体に良いそうですね、体を冷やさないとか、スパイスが漢方的役割も果たすとか。そういう蘊蓄抜きにしても、カレーは美味しいし、カレーを揚げちゃうカレーパンもね、不思議と暑い時こそ食べたくなります。

 

そういえば、誰かが言っていましたね、カレーは世界を救う。そして、スプーンはカレーをすくう。だから実は、スプーンが1番すごい、と、、、

 

閑話休題。話をカレーと揚げ物に戻します。苦笑

 


カレーも、千差万別。食べる側の好みも、千差万別。
比較的男性(アラフォー以上)は、おうちカレー的なものを好む方が多いような気もしますが、女子は全般的にスパイスカレー、しかも色々な副菜のついたワンプレートを好む傾向にあるように拝察。

 

して、筆者はどうなのかと申しますと(アラフォーだかアラフィフだか微妙な婦人)スパイス系が好きなのは例に漏れず
ですが、周りの同世代と、ちと違うのが、がっつり肉肉しいキーマカレー、しかも汁無しが好き、ということ。
つまりは、スパイスにまみれた肉の塊が好きなのでは?(もはやカレーと呼べるのか)そんな疑惑もありつつ、カレー屋さんで頼むのは『ラムキーマ』。ほぼそれ一択です。

 

で、カレーパンなんですけどね。最近、パン生地は勿論、具材である『カレー』にこだわって下さるお店がとても多く、嬉しい限りでございます。

 

 

 

〇〇屋さんが始めたパン屋さん!?

 

今回伺ったAKARI BAKERYさんは、なんと、美味しいトンカツ屋さんが始められたパン屋さん。
ならばもう、お肉のプロフェッショナルではないですか!揚げ物もプロフェッショナルではないですか!カツサンドにしろカレーパンにしろ、美味しい予感しかない。

 

 

AKARI BAKERYさんのカレーパンは一頭買いした糸島銘柄三元豚を自社で『挽肉とブロック肉』にしてから、18種類以上のスパイスで煮込んだ本格的な自家製スパイスカレーが入ったこだわりの『カレーパン』。時間が経ってもサクサクのパンが特長!だそうです。

 

なーるーほーどー!

 

『挽肉とブロック肉』にしてから煮込む。このお手間とこだわり、とっても伝わってきます。
カレーの印象が『男性が好みそうなお家カレー』がベースにありつつ、スパイスと良いお肉でとても深みのあるものにした。みたいな印象を受けたのです。コクとか、もはや汁無しキーマカレーくらいのお肉の濃度とか。

 

それは、ブロック肉が繊維状になるくらいほぐれた感じと、挽肉の油脂感&粒感がもたらしてくれたものなのだなぁ、、、と至極納得。パンはガリッガリに香ばしくて、中のカレーとの相性抜群。流石の揚げ具合。

 

 

 

旨味溢れるロースカツサンド

もうこうなると、トンカツ屋さんのロースカツサンドなんて、我慢せずにおられようか、いや無理です。禁断の『揚げ物2種セット食い』に突入!


いやー、、、これがまた秀逸でございました。まず、パンが!しっとりした食パンが美味しい。そして、サンドに合う。

 

個人的には、パンの甘さはもっと控えめの方が好みですが(知らんがな)おそらくこれも、冷蔵庫にずっと入れられることを加味しての計算というか、無添加の生地で柔らかく保つための研究結果なのだろうと。この柔らかい食パンが、カツの周りのシャキシャキお野菜の食感をまとめる手助けもしてくれています。このお野菜もね、秀逸でございますよ、酸味の効いたキャロットラペも有り、全体がこってりした印象になりません!

 


そしてそして、餅は餅屋のロースカツーーー!


こんなに分厚いのに、噛み切れます。フニャっとして柔らかいから噛み切れるんじゃ無くて。豚さんの繊維に、自分の歯がキレイに『溝に収まる』感じの気持ち良い歯切れの良さ。
その後の咀嚼時、口中に満ち溢れるお肉の旨み。ロースカツだからって油脂感が充満するのではなく、口中に、脳内に、満ち溢れるのは甘みにも感じる肉の『旨み』です。そこで効いてくるのが、たっぷり塗られたマスタードの甘辛味と、件のキャロットラペの酸味。キャベツの爽やかさ。

 

いやー、、、美味しい。カツサンドをそんなに買うことがなかったのですが、それは『帰宅してリベイクしないと美味しくないのでは?特にこういう本格的なカツは』という思い込みがあったから。(あと、カレーパンもね、焼き戻ししないと、べっちゃりしそう)

出先でパクッと常温で食べて、美味しいのかなー?という疑問があったから。


そんな筆者のステレオタイプをも、見事に打ち砕いてくれた専門店の、流石のカツサンドとカレーパン。ぜひ、これまた専門店ならではの『油脂が滲み出ないような丁寧な包装』にも注目&愛を感じながら食べて頂きたいです。

 

 

 

店舗情報

AKARI BAKERY(アカリベーカリー)

住所:〒810-0074 福岡県福岡市中央区大手門3丁目5−10 第2井原ビル 1F [map]

営業時間:8:0019:00

定休日: 月曜日、第1・第3木曜日 ※変更の可能性あり。詳細はインスタにてご確認ください。

駐車場:なし

Instagram:@akaribakery.ohori

https://www.instagram.com/akaribakery.ohori/

HP:https://akari-bakery.com/

 

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パンブロガー
pantiki
福岡在住。色々なパンを食べ歩き、「ひとパン入魂」を心に紹介するパンブログを10年以上運営。2020年には福岡市城南区別府に、ブログを三次元化させたパン喫茶「kissaten ぱんフレット。」をオープン。オリジナルのメニューの提供のほか、ロスになる前のパンにアレンジを加え、ストーリーと一緒に味わってもらう「パンのバトン活動」を続けている。

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