ドーナッツはもう定番化しつつある?
「ドーナッツ、まだまだ流行ってますねぇ。」
という、この一文。
この一文から話題が始まるのも、このコラム然り、普段の生活でも結構ありますし、長いことこのワードを使い続けている気がします。ここまで続くと、高級食パンブームのような「流行り」の域を超えて、もはや「定番化」している、と言えないこともない?
で、個人的検証。
「定番化していくと感じるポイント」には、巷のパン屋さんに置いてあるかどうか、というのがあるのです。
高級食パン専門店がどんなに増えても、そういう系(甘めで、乳脂をリッチに配合したもの)の食パンを、巷のパン屋さんが沢山焼くようになった、という話しは聞きませんでした。
逆に、マリトッツォが大ブームを起こした時は、専門店こそ出来ませんでしたが、パン屋さんがこぞって作り出しました。そして、今でも、マリトッツォとは名乗らずとも『ブリオッシュ※生地にクリームを詰めた物』は何かしらの形で残っています。
※ ブリオッシュとは、たまごとバターを使った、お菓子寄りの生地のこと
これから夏に向けて、また、マリトッツォを散見しだすのでは無いかな?そういう意味でも、今、どのパン屋さんも置きはじめた「揚げドーナツ・クリーム詰め」。これは定番商品として、パン屋さんの棚に並び続けるような気もしています。(夏になると一旦マリトッツォや、冷やしクリームパンに席を譲るかもですが)
そして、ドーナツ専門店も、天下の○スタードーナツのように、いつまでも巷に有り続けるのでは無いかなぁと。(希望的観測込み)
北海道のドーナッツ専門店が福岡に上陸
そんなドーナッツ専門店のひとつ。「MILK DO dore iku?(ミルクドドレイク)姪浜店」さんは、西区姪浜に4月に出来たばかりの新店です。しかも、from北海道!それはそれは、ようこそ福岡へ。
そして、つい、中のクリームにも期待しちゃいますね。
乳製品と言えば北海道!の刷り込みと、なんてったってオイラはクリーム大好きなので(クリームパンの記事が多いことでも立証済み 笑)、全国に店舗拡大中のミルクドドレイクさん、祝★福岡上陸1店舗目がこちら、姪浜というわけですが、姪浜は、生粋の福岡人プラス、転勤族の方も多い人気の住宅地。
老若男女、多くの年齢層に楽しんで頂けそうな立地ですねー♪
そして、そんなミルクドドレイクさんの嬉しいところは、米油で揚げてくださっており、オイリーさがそんなに無いというか、しつこくありません。老若男女の“老”に片足突っ込んでる筆者でも、ウッと来ない(笑)
せっかく並んだんだから理論で、沢山買い過ぎて、スミマセン翌日食べちゃいました!(自己責任)な時でも、重く感じなかったんですよ、これは私的ドーナッツ界でハジメテノデキゴト!!
外はカリッカリ、中はクリームがたっぷりのホイップドーナッツ
高温で一気に焼かれたという生地は、揚げたては周りがカリッカリ♪内生地は、流石生ドーナツと謳うだけあり、しーっとり、モチモチ♪
純生クリームや、自家製カスタードはたっぷり入っていて、しかもこれらも重く無い。皆さま、そうなんですよ、正しき乳製品ならば、真の「生クリーム」ならば(乳脂肪の比率に寄るところも有りますが)重く無いのです。生クリーム嫌い、と言っている子は、往々にして「植物性ホイップ」の張り付くようなべったり感のことを言っているのではないか?と常々感じており、真の生クリーム好きとしては、その辺の誤解を悲しく思っている次第。
閑話休題、ミルクドドレイクさんの生地のことに話を戻しますと、これって、少し、塩が効いていませんか?
だからこそ感じる、生地の優しき甘味。お砂糖では無い、クリームの乳製品としての甘み。砂糖に頼らずとも、良い味出してるカスタード。
味の輪郭がしっかりしているように感じました。
最近特に感じていますが、ほんと塩、大事。この生地ならば、そして、塩の効かせ方がわかっていらっしゃる貴店のお品ならば、個人的にやや敬遠しがちの「おかず系ドーナッツ」も試してみたくなりますね。姪浜店限定の明太子使用のフレーバー、次回は購入せねば、です。
世界的パフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」を意識して付けられたという店名。牛乳をはじめとする北海道の食材で「人々を魅了したい」というその想い!しかと受け止めましたぞ!そして、すっかり魅力されました(^^)
店舗情報
MILK DO dore iku? 姪浜店
住所:〒819-0002 福岡県福岡市西区姪の浜1丁目1-67 姪浜ドライビングスクール前[map]
営業時間:11:00〜17:00 ※売り切れ次第終了
定休日: なし
駐車場:あり(1台)
Instagram:@milkdodoreiku
https://www.instagram.com/milkdodoreiku/