福岡タワーは福岡市早良区のシーサイドももちにあるランドマークタワーです。
日本で一番高い海浜タワーで、高さは234メートルあり、展望室からは福岡市内と博多湾を一望することができるため人気の観光スポットになっています。
よく「福岡市」のイメージとして、福岡タワーとPayPayドーム、そしてその周辺のビル群を写した写真が使用され、福岡市の象徴のような存在となっています。
そんな福岡タワーですが、地元の人に話を聞くと「実は一度も登ったことがない・・・」という人が意外と多いです。
もともと、福岡タワーは平成元年に開催されたアジア太平洋博覧会(通称:よかトピア)の時に建設されたものです。
福岡タワーに登ったことがあるという人の中には、「よかトピアの時に一度だけ登ったことがある」という人も多いようです。
ちなみに福岡市内には福岡タワーの他に「博多ポートタワー」というタワーもあります。
こちらは昭和39年に建てられたもので、福岡タワーよりも歴史が古いタワーです。
展望室には無料で登ることができ、天神や博多駅からも比較的近い距離にありますので、行ったことがない人はぜひ行ってみてください。
高さは100メートルで福岡タワーよりも低いですが、眺めはなかなかのものですよ。
博多で古くから食されている郷土料理に「おきゅうと」というものがあります。
海藻を固めて作ったもので、見た目はこんにゃくに似ていますが、味はところてんに近い感じです。
かつての博多の町では毎朝、「おきうとワイとワイ、きうとワイ」の掛け声とともに、おきゅうと売りが売り歩いていたといいます。
現在はスーパーの豆腐やこんにゃくのコーナー、お惣菜コーナーなどで時々見かけますが、福岡出身でも食べたことがないという人も多くなってきているようです。
ちなみに、「おきゅうと」という不思議な名前の由来は、江戸時代の享保の飢饉の際に作られたので「救人(きゅうと)」と言われるようになったという説などがあるそうです。
福岡グルメとして全国的に有名な明太子。
県外の人から福岡県民は毎日のようによく食べていると思われがちですが、食べる機会は意外と多くありません。
ちょっといいお店に行くと付け合わせとして小鉢に入ってきたりしますが、日常的に自ら買って食べるという人はそれほどいないのではないかと思います。
明太子はお土産用として売られることが多く、それなりに高価ですので、自宅用に買う場合はスーパーにある少し形の崩れた特価品を選ぶという人も多いようです。
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県外の人からは意外と思われそうな、福岡県民の「実は〇〇したことない」あるある。
その他にも、「中洲の屋台に行ったことがない」など、まだまだたくさんありそうですので、機会があればまた書いてみたいと思います。
<参照サイト>
福岡タワー | Wikipedia
博多ポートタワー | Wikipedia
おきゅうと | Wikipedia