ありがとうの森プロジェクト

水と緑が調和する未来への一歩

水源の未来を担う若者たち:福岡地区水道企業団と高校生の「ありがとうの森プロジェクト」

福岡地区水道企業団は、福岡都市圏の6市7町1企業団1事務組合により構成され、福岡都市圏への水道用水供給事業を行っています。現在、福岡地区水道企業団は水道水の約1/3を賄ってくれている筑後川の水源に対し感謝の気持ちを伝える「ありがとうの森プロジェクト」を展開しています。本記事では、福岡地区水道企業団の歴史と「ありがとうの森プロジェクト」について紹介します。

福岡地区水道企業団は、福岡都市圏の671企業団1事務組合により構成され、福岡都市圏への水道用水供給事業を行っています。現在、福岡地区水道企業団は水道水の約1/3を賄ってくれている筑後川の水源に対し感謝の気持ちを伝える「ありがとうの森プロジェクト」を展開しています。本記事では、福岡地区水道企業団の歴史と「ありがとうの森プロジェクト」について紹介します。

 

 

 

福岡地区水道企業団の歴史

 福岡地区水道企業団は、1973年に設立。福岡都市圏の671企業団1事務組合により構成され、福岡都市圏への水道用水供給事業を行っています。

 

 

現在、筑後川水系からの導水、多々良川水系の鳴淵ダム、那珂川水系の五ケ山ダム、平成17年度から稼働を開始した海水淡水化施設により、1日最大約27万立方メートルの水道用水を供給しています。

 

また、1日平均供給水量は約24万立方メートルであり、これは福岡都市圏の水道使用量の約4割に当たります。

 

構成団体は以下の通りです。

●福岡市

●筑紫地区:大野城市、筑紫野市、太宰府市、春日那珂川水道企業団

●糟屋地区:古賀市、宇美町、志免町、須恵町、粕屋町、篠栗町、新宮町、久山町※

●宗像地区:宗像地区事務組合

●糸島市

※久山町は未給水団体です。(給水団体は661企業団1事務組合)

 

かつては度重なる渇水にも悩まされた福岡都市圏ですが、筑後川からの取水などの水源開発や海水淡水化センターの整備などにより、現在では私たちは水が足りなくなる不安から解放されています。しかし、だからこそ、この日常を当たり前とせず、改めて水源や取り組み、地球環境について考える必要があります。

 

そこで、今年企業団の設立50周年を迎えた記念事業として、「ありがとうの森プロジェクト」が実施されています。

 

 

 

「ありがとうの森プロジェクト」の概要

「ありがとうの森プロジェクト」は、福岡地区水道企業団設立50周年を記念して、福岡都市圏の皆さんから水源地域(筑後川流域等)への感謝の言葉を集め、 集まったたくさんの「ありがとう」を目に見えるかたちで水源地域にお届けするプロジェクトです。

インターネット等で「ありがとう」を集めており、9/1現在、3,000通以上のメッセージが寄せられています。

 

そして同時に、「ありがとう」を伝える活動そのものを、地元の高校生とともに進めています。

  

 

 

50周年記念事業「筑後川へのありがとうを集めよう!」

福岡地区水道企業団の50周年記念事業の一環として、城東高校と福岡女子商業高校の生徒たちが主体的に参加する「筑後川へのありがとうを集めよう!」プロジェクトを展開しています。このプロジェクトでは、筑後川への感謝の気持ちを言葉として集め、伝える取り組みが行われます。

 

プロジェクトのスケジュール

85日(土): 福岡市水道局と共催、トークイベント「筑後川にありがとうを届けたい」

8月~9: 活動期間(SNSによる情報発信等、メッセージ収集)

826日(土): 「筑後川へのありがとうを集めよう!街頭キャンペーン」参加

1014日(土): 企業団50周年記念式典内で活動紹介

 

高校生が参加する「街頭キャンペーン」の内容としては、福岡都市圏の特殊な水事情などを説明するパネル展示、来場者による「ありがとう」で緑をいっぱいにする募集活動(記念品あり)、高校生が関わってきたプロジェクトの紹介展示、などを展開しており、1014日の企業団50周年記念式典でも紹介される予定です。

 

両校顔合わせの様子

 

博多駅でのイベントの様子

 

天神地下街でのイベントの様子

 

城東高校文化祭の様子

 

両校の高校生が「都市圏の水事情」について学び、「筑後川への感謝」を「誰から」「どう集め」「どう届けるか」を主体的に企画立案し、実施しているという画期的な取り組みです。

 

また、集まった「ありがとう」は、苗木などの緑を添えて、1014日の記念式典において水源地域に贈呈されます。一人ひとりの「ありがとう」が、水を貯える森、美味しい水を作り出す森につながる、それが「ありがとうの森プロジェクト」なのです。

 

 

 * * *

 

 

高校生たちの取り組みを通じて、私たち大人が水資源について改めて考え、次世代の環境に想いを馳せるきっかけになると思います。

ぜひ、福岡都市圏の方は、下記プロジェクトにご参加ください。

 

 

 

「ありがとうの森プロジェクト」の詳細情報はこちら 

930日まで募集中

https://www.f-suiki.or.jp/thanksforest-contact/

 

 

 

 

不動産投資入門動画限定公開中

「資産形成のために投資を考えているけれど、どんな方法が良いのだろう…」こんなお悩みをお持ちの方におすすめの動画です。

Sponsored

マンガで学ぶ不動産投資

年金だけじゃ不十分となってきた老後の資産形成を学ぶならまずはマンガで!1から学べるマンガ資料をプレゼント!

Sponsored

★福岡の観光・グルメ・ビジネスなど、最新記事の更新情報はこちらから

記事更新情報は、下記のフクリパ公式アカウントからも配信しています。
ぜひご登録ください。

「X(旧Twitter)」で受け取りたい方はコチラ

「LINE」で受け取りたい方はコチラ

LINE登録用

「メール」で受け取りたい方はコチラ

天神ビッグバン マップ

【PR】2040年まで人口増が予測される成長都市「福岡」!投資するならマンションがおすすめ。

次々と新たな商業施設、オフィスビルがオープンしている昨今。
福岡都心部の再開発プロジェクトである天神ビッグバン、博多コネクティッドによる変化も大きく、開発が終了して完成する物件も増えてきて、福岡市内中心部の景色は変わり始めています。

さらに、人口増加率では東京23区を超え、2040年までの人口増が予測され、日本全体が人口減少となる中でも引き続き成長を続ける都市「福岡」。

その福岡における最新の投資用マンション情報や将来への対策として必要な投資の中でも特にサラリーマンの方におすすめの「不動産投資」が学べるマンガなどの特典を無料プレゼントしています。

資料請求バナー

資料送付はえんホールディングスグループの一員である株式会社えんより行われます。
えんホールディングスグループはWEBメディア「フクリパ」の運営母体です。

▼以下に入力して「不動産投資」が学べるマンガと福岡における最新の投資用マンション情報をもらおう▼

この記事をシェア
LINE
福岡を今よりもっと良い街に!
フクリパ編集部
フクリパ・デスク(中の人)です。飛躍する街・福岡の 過去を知り、現在を理解し、未来を想像する、様々な情報をいち早くお届けします。「こんな記事が読みたい!」というリクエストは、各種SNSのメッセージにて承ります!

フクリパデザイン1

フクリパデザイン2

フクリパデザイン3

フクリパデザイン4

TOP