1. 博多の水炊きは、白菜じゃなくてキャベツで驚く
鍋物の野菜といえば白菜が定番ですが、博多の鍋にはキャベツが使われることが多いです。
博多の水炊きの発祥は、現在 福岡市中央区の平尾に本店がある『水月(すいげつ)』で、初代料理長の林田平三郎が明治時代に生み出したのだそうです。
林田平三郎は香港で英国人の家に住み込みで料理をしていて、そこで学んだ洋食と中華からヒントを得て独自の水炊きを発明し、香港でよく使われていたキャベツを具材として使用したのだそうです。
白菜を使用すると、白菜の水分でスープが薄くなりがちですが、キャベツなら鶏の濃厚なスープを活かすことができて美味しい。
そんなわけで博多の水炊きにはキャベツが定番となっています。
2. 居酒屋でも料亭のように水炊きを作ってくれるお店が多いことに感動
水炊きは普通の鍋料理のように具材を入れて煮込んでも美味しいのですが、順番や作り方にこだわってみるとさらに美味しい!
そんなわけで、博多の水炊きのお店では担当の店員さんが横に付いてくれて水炊きを調理してくれるところが多いです。
水炊き専門店ではなくても、横で調理してくれるお店があるほど。
①まずはスープのみを楽しむ
②鶏肉・鶏団子を食べる
③野菜を入れて煮込み、野菜と鶏肉を食べる
④締めにちゃんぽん麺かお米をスープに入れて食べる
という流れが定番です。
店員さんの鮮やかな手さばきは見ていて楽しいものです。
3. 最初のスープの美味しさに驚く
水炊きといえばなんといっても鶏のスープが美味しい!
多くの水炊きのお店で、まず最初にスープのみを湯呑みで提供してくれます。
少しネギや塩を加えたり、柚子胡椒を入れたりして楽しみます。
これがなんともいえない美味しさ!!
体に染み渡る、という表現がぴったりな味わいです。
4. 家で作って食べることはほとんど無い
そんな博多名物の水炊きですが、実は家で作って食べることはほとんどないです。
もつ鍋もそうですが、博多では家庭料理というよりは、ちょっと外で贅沢するときの料理という位置付けだと思います。
というより、お店のレベルが高すぎるので家庭では再現できないという感じかもしれません。
わざわざ家で時間と手間をかけて中途半端なものを作るよりは、食べに行ったほうが満足度が高いのではないかと個人的には思います。
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博多名物の水炊き、美味しいお店がたくさんあって迷うかもしれませんが、ぜひ体験してみて下さい。
福岡の人なら、みんなお気に入りの水炊きのお店がひとつはあると思いますので、福岡在住の人におすすめを聞いてみるのも良いかもしれません。
■ランチや会食にも最適!福岡でおすすめ博多水炊き専門店5選
https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202210.911
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<参考サイト>
●水月の歩み、それは「博多水たき」の発祥と軌跡。 | 水月公式サイト
>>http://www.suigetsu.co.jp/hist.html
●鍋物にキャベツ! | 奥薗壽子のなべかまぺえじ
>>https://www.nabekama.jp/blog/blog-1363/