糸島市加布里の「ジャムcafe可鈴」
行列が絶えない店として知られる塚本鮮魚店のほど近く、糸島市加布里の住宅街に「ジャムcafé可鈴」は在ります。
ランチメニューは“週替り”
ドアを開けると、正面にはカウンター席が2席と、奥にはテーブル席が3つ。それぞれのテーブルには季節の花が飾られており、店主の上野可鈴さんは「店内が殺風景なので、お花だけは欠かさず飾っています」と笑いますが、本当にこれが癒されるんです。
週替りランチの一例、ロールキャベツ。トマトたっぷりのスープごと食べられるので、スルッと食べやすい一品
ランチメニューは週替り(1050円)のみ。「旬のお野菜を使うのはもちろんのこと、天気や気温などに合わせて、自分が食べたいものをお出ししている感じです(笑)」と上野さん。
さらに、全体的に量が少なめのミニランチ(900円)も提供されています。
焼野菜が添えられた、トマト煮込みハンバーグ
ランチはメインのほかに、サラダ、スープ、パン(またはご飯)がセットになっています。また、ドリンクも+200円で付けることが可能。
また、ランチ以外にもサンドイッチ(650円)やピザトースト(600円)もいただけるので「ちょっと小腹がすいたな」という時にも最適です!
食後にちょっとしたデザートはいかが?
コーヒー(400円)と、スコーン(150円)。スコーンにはジャムが付いてくる。ジャムの味をリクエストすることも可能
食後には、スコーンがオススメ。コーヒーは糸島市のスペシャルティコーヒー専門店TAISHO COFFEE ROASTERさんによる、ジャムcafe可鈴のオリジナルブレンド。のどごしもよくとっても飲みやすい味わいで、密かにファンも多いのだとか。
季節の食材を使ったジャムも販売
入り口に入ってすぐ左側には、物販コーナーには、季節のジャムや、器などが販売されていました。
左から、グリーントマトジャム(580円)、あんずジャム(580円)、いちごジャム(540円)
ジャムはすべて、上野さんが手間暇をかけてじっくりと手作りで作られています。「一般的なペースト状のジャムが苦手で、だったら自分で作ってみよう!と、思ったんです」。
そんな上野さんが作るジャムは、旬の果物や野菜を使った、果肉の形をしっかりと残したもの。いちごジャムといえば甘いものを連想しますが、ジャムcafe可鈴のいちごジャムは、甘みだけではなくしっかり酸味も感じられるのが特徴。まるで素材そのものを食べているような感覚になる味わいなんです。
素材は主に糸島産のものを使用。もちろん添加物や保存料も不使用なので、お子さまでも安心していただけるのがうれしいですね。
季節によって販売されるジャムが異なるのですが、一例をご紹介します。
《春》
いちご、いちごとレモン、甘夏、キウイ、天草みかん、清見オレンジとチョコレート
《夏》
すもも、糸島ブルーベリー、ブルーベリーとレモン、トマトと甘夏、トマトとオレガノとブラックペッパー
《秋》
いちじく、いちじくと赤ワイン、りんご、りんごとキャラメル
《冬》
みかん、みかんとチョコレート、りんごとみかん、りんごと赤ワインとシナモン、柚子、完熟かぼすとはちみつ
実家のような居心地のよさと、上野さんの笑顔に癒されに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
【ジャムcafe可鈴】
住所:福岡県糸島市加布里2-3-11
電話番号:092-322-5695
営業時間:11〜17時(店内飲食は16時L.O.)
定休日:月〜水曜(月曜日は祝日の場合は営業)
Instagram:@jamcafekarin