よく考えたら読書のための本をおすすめしていなかった事に気がつきました。(本屋なのに)
書籍4000冊読んでたどり着いた、絶対結果の出る本の読み方
「1日1%(15分)の時間で、必ず人生を好転させる本の読み方」を紹介。
4000冊以上読んだからわかった「読書の恩恵」と、100冊以上の読書術本から導き出した「読書効率を最大限まで高めるメソッド」。それを実際に試して、たどりついたのが、「1%読書術」。
このメソッドにより、高校中退した著者は、20代で会社経営者になりました。15分は魔法の単位。1日1%の知識貯金で、10年後圧倒的な成果を出し、明日のあなたの人生をラクにしてあげてください。(KADOKAWA HPより)
読書術に関する本は数多ありますが、私は本を読む意味、手段、目的に関してはこの本は優れていると思います。マグさんの説明にも納得がいく内容ばかりです。
読書は決して長時間読めばいいわけではありません。記憶の定着や自分の言葉として使えるような語彙力や知識を増やすためにはこの1日1%(15分)のわずかな読書とここに書かれたメソッドで誰でも可能なのです。
どんな場所でも時間でもいいので「読む」ことを続けることで自分の世界が変わります。手段としてこれほど簡単なものはありません。ちなみにストレスも軽減されるという分析結果も出ています。
詳しい内容はぜひ読んでみていただきたいので省略しますが、本当に簡単で今すぐ出来る方法ばかり。しかも継続しやすいのでぜひ実行していただきたいです。読書に関する本なのでぜひご自分で手に取って読んでください。
「不知」を「既知」にする唯一の手段が読書
ただ一つ、私がこの本の中で大事だと思ったのが4つの「知」の話です。
「既知」「未知」「無知」「不知」
私が一番気になったのは「不知」の意味です。
自分が「知らないこと」さえ「認知できていない」状態ということ。この世界には自分の知らないことは無数にあります。でもその事自体さえ知らないというのは、つまり検索や調べるために必要な言葉やヒントも認知していないと出来ないという事なんです。それを助ける唯一の手段が本を読むという事です。
本にはそれこそ開かなければ知り得ない、長い年月が蓄積した膨大な情報が文字として残され続けています。開けば「不知」から「未知」「無知」を認識することが出来、読み、理解することが出来れば「既知」となるのです。
この情報社会でみなさんは、普段目にしたり耳にしたりする事は本当に「既知」であると思っていますか?おそらく情報の断片だけを、ネットの寄せ集め的な文面だけで「知っている」と思っていませんか?
実はちゃんと知らない事の方がこの世界には多い。そして知らなければ危険であるという事も多い。自分を守る事が出来るのはたくさんの読書から知識を得て、自分のものにすることだと思います。
多くの本を読み、そして世界を知り、自分の存在や考えを他人に正確に伝える力、そして他人の考えや思いを理解出来るための努力を怠るべきではないと思います。読書は必ずあなたの未来を助け支えてくれます。ネットの世界など、本の世界に比べれば、実は限定された小さな世界であるということも覚えていて欲しいです。
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1%読書術 1日15分の知識貯金
マグ 著
出版社 : KADOKAWA (2022/8/19)
定価:1,500円+税
初版年月日:2022年8月19日
https://honto.jp/netstore/pd-book_31843926.html?partnerid=02vc01
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ブックマルシェ「HONTOWA FUKUOKA」開催 !
※2022.9.28 追記:台風の影響により、11月後半以降に延期予定です。
きたる9/19(月・祝)、本と羊さんを含む福岡の「独立系」と言われる個人本屋さんたちによる、新しい本のマルシェが開催されます。まだまだ知らない方も多いであろう、福岡県内の個性的な本屋さんに出会えるチャンス!詳しくは本と羊さんのSNSをご覧ください。
【BOOKSHOP 本と羊】
TEL: 092-406-7483
住: 福岡市中央区六本松4-4-12 エステートモア六本松Ⅱ102B [map]
営: 平日13:00〜19:00/土日12:00〜18:00
休: 月・火
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