北九州のパン屋さんをめぐる
前回の「ベーカリーさくらい」さんに続いて、北九州パン屋さん巡りです(^^)
前回はこちら
見た目も味も、とってもレモン!ベーカリーさくらいの「レモンパン」【福岡県北九州市】
パンは春の季語なのか?と思ってしまうほど、今年も、パンのイベントや百貨店での催事等が盛りだくさんでしたね。
暑くなり過ぎる最近の日本の夏、、、
食品が痛む心配があるので、そうなる前に、なるべく今のうちに、気候の良いうちに、、、という主催者の方々のお気持ちと。食べる側としてもやはり、爽やかな春風の中、ポカポカ陽気の中で食べるパンは、格別に美味しく感じますので、やはり春は「パン祭り」に適しているのでしょう。
そして、私たち自称パンマニア!?なパン好き仲間たちも、春は特に『大人の遠足』と銘打って、お出かけすることが多いです♪
パン屋さんを3軒〜4軒位巡って、景色の良い場所を見つけては、各自購入したパンを頬張り、分け合ったりして、お互いのお気に入りをプレゼンしたり。その土地のものを買いに道の駅にも寄って。
時間があれば、カフェでお茶しながら甘いものでも、、、
ああ、なんと充実した1日であることよ。
日々のストレス発散!リフレッシュ!
そんな遠足の舞台に選んだのが、今回は北九州若松&八幡西区エリア!
ということで、フクリパさんでは以前、「ヴェラヴェッカ」のことを書かせて頂いた「ブーランジェリー・ド•ハリマヤ」さんにも、もちの論、寄っておりますよ(^^)
クリスマスに食べたい、”ダメな大人”なパン。ラ・ブーランジェリー・ド・ハリマヤの「ベラベッカ」
そして、次に立ち寄らせて頂いたのは、「BOULANGER PAIN GARCON(ブーランジェパンガルソン)」さん。
この3件のお店は、ドライブがてら、比較的ハシゴしやすいかと思いますので、定休日がかぶっていない日をご確認の上(←これ、とても重要です)、パン屋さんハシゴ計画を立ててみてはいかがでしょうか?
そしてパンガルソンさんも、件のカスタード仲間からの情報
(ベーカリーさくらいさんの時の導入部分をご参照くださいm(_ _)m )
もはや「飲める!?」クリームパンがあるらしい!
外観から想像するよりも、はるかに広々とした店内は、とても贅沢な配置!
通路を広くとられているので、親子連れで行かれても、仲良く並んでパンが選べそうですね♪
窓辺に並ぶのは、柔らかく、甘めのパンたち。
中央のアイランド部分には、ハード系主体でしょうか、少し硬めの、お酒のお供にもなりそうなパンたちが。
壁際には食パンやラスク、、、と、見やすく並べてあるのも嬉しいですね。
しかしながら、訪問日には、プレーンなカスタードのクリームパンは作っていらっしゃらなくて。。。
いちごクリームパンしか、なかった
ガビーン(涙)
いやしかし、こちらの方がレア商品ではなくって!?
普通のクリームパンならば、また来れば良いじゃない、出会えるじゃない!?
と、あっという間にプラス思考に転じ、ウキウキで袋を抱えてお店を出る。
プルプルクリームにふわふわの生地
潰れないように慎重に袋を抱えます。
嬉しい重みを感じるそれを、おもむろに取り出して、そっと頬張る。
んん!これは!あれ?
なんか食べたことあるぞ、
クリームパンとしては初めてだぞ、
でもなんか、懐かしい味がするよ、
なんだっけなんだっけー、、、
あ、アレです、あれ。
︎◯ルーチェ!
今もあるのかなぁ、、、と調べてみたら、
今もちゃんと、ありました。
筆者くらいまで?の世代のみぞ知る、
牛乳と混ぜるだけで出来上がる、
プルプルのオヤツ、夏休みの必需品。
そんな昭和のオヤツなのかと思いきや(失礼︎スミマセン)
今も懐かしいパッケージは健在で(ややマイナーチェンジはしていらっしゃるが、雰囲気は変わらず)
牛乳を気軽に摂れる、貴重なおやつとして、今も尚愛され続けているのだなぁ、、、と。
なんだか嬉しくなりました。
で、閑話休題。
話をいちごクリームパンに戻しますと。
その、たっぷりのプルプルクリームを包み込むのは、ふわふわの生地。
柔らかく、クリームといっしょに蕩けそうな生地。これがきっと、「もはや飲めるクリームパン!?」と言われる所以なのかも、、、
前述の通り、これは苺の時期のレア商品かと思われますので(故に次のいちごの時期まで、店頭には無いかもしれません、、、ごめんなさい)これはぜひ、プレーンなカスタードバージョンも食べてみたいですねぇ♪
「口溶け」食感のバゲット
そして、クリームパン目当てで伺ったとは言え、
せっかくですもの、何か買いたいよねぇ。で、目についたのがバゲットです。
長めで、シュッとした見た目もカッコいい。
帰宅するや否や、早速カット!
カットして撮影して、すぐ食べないものはラップしたり、保存袋に入れたり、冷凍したり、、、と。
「帰宅して、キチンとパンを整理してあげるまでがパン屋さん巡りです」
まさに、大人の遠足なのだ。
そして、ガルソンさんのバゲット、カット時の印象は、クラスト(外皮)ガリッ!からの粉々に弾ける感じ、細かーく砕けます。クラム(内生地)はミッチリ感のある見た目。
ガリッ!からのミッチリ。
ルックス的には、食パン代わりにもなりそう、しかも食べ応えがありそう、という予想をしていたが、、、
食べてみると、違うー!
更にリベイクすると、もっと違うー!
めっちゃ軽やか、軽やかというか、
軽い。(言い切る感じ)
なんか食べたことあるんですよ、この感じ。
軽くて柔くて。なんだったかなぁ、、、
そう、、、
アレですあれ。(今回例えてばっかり)
赤ちゃんの食べる白い煎餅ありますよね?
アレくらいの勢いで「口溶ける」。
パリン!の後の細かさがハンパなく、内生地だけなら、上顎と舌で挟んで溶かせるくらいなのです。
なんだこれー!初めての感じ。
所謂バゲット然とした食感を求めていたら、違うと感じられるかもしれません。
でも、こういう出会いもある。
だからパン屋さん巡りは楽しい、面白い、のですねー。
店舗情報
BOULANGER PAIN GARCON(ブーランジェパンガルソン)
住所:〒807-0831 福岡県北九州市八幡西区則松4丁目7-41 [map]
営業時間:8:00〜19:00(売り切れ次第終了)
定休日:水曜日 ※詳細はInstagramをご確認ください。
駐車場:あり
Instagram :@paingarcon