midori 食堂

レトロ可愛いさが女子ウケ抜群!「midori食堂」は多彩な定食メニューが自慢【福岡市西区】

いつの時代でも「カフェ」という存在は人々をトリコにします。近年のSNS人気も相まって、おしゃれなカフェ巡りを楽しむ女性も多い中、にわかに脚光を浴びているのが「昭和レトロな喫茶店」。中年以上の方はノスタルジックを感じ、若者にとってはおしゃれなカフェにないレトロ感が斬新だと感じるんだそうです。そこで福岡にある「昭和レトロを感じられる喫茶店」をご紹介していきたいと思います!

「midori食堂」の場所は姪の浜の「旧唐津街道沿い」

 

今回ご紹介する「midori食堂」の場所は、福岡市西区姪の浜。明治通りの北側を並走する「旧唐津街道」に位置しています。姪の浜から小戸方面に進むと、右手にこちらのベージュ色の建物が見えてきます。

 

最寄駅の福岡市地下鉄「姪浜駅」から徒歩で12分ほどで行けますよ♪

 

 

こちらがお店の外観。年季の入った建物は、早くも昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。

 

 

丸いライトの傍には小さなかわいい看板が掲げられています。

 

築50年以上もの物件を、女性目線でリノベーションした店内空間

 

店内に一歩足を踏み入れると、そこは昭和レトロな雰囲気と、女子のココロに刺さる可愛さが同居する個性的な空間が広がっています。

 

 

こちらは入り口まわりのテーブル席。窓の棚には様々な雑貨が並んでおり、一角には絵本なども置かれています。

 

 

キッチンが見える四角い小窓が特徴の4席だけのカウンター。天井は吹き抜け仕様でヌケ感も抜群。隣の席との距離も十分とられています。

 

 

店内を彩るアンティーク調のかわいいボールライトやペンダントライト、そしてドライフラワーなどが女性心に刺さりまくります。

 

 

店内中央のワゴンにはお水や定食用のお漬物、小皿などが並んでおり、セルフ形式で利用できます。お子様用の取り皿やキッズチェアも完備されています。

 

midori食堂の歴史を聞いてみました

店主の森田瑠衣子さん。店名と同じミドリ色のエプロンが実にお似合いです!

 

店主の森田瑠衣子さんは熊本県水俣市のご出身。

18歳で福岡の大学に進学し、卒業後は一般企業に就職。会社員として働きながら、劇団に所属して役者としても活動されておられました。

 

そのうち「雇われて働くのではなく、経営者として仕事をしてみたい」と思い立ち、起業を決意。

元々食べることが好きで、良く定食屋さんにも通っていたことと、役者時代に役作りのためにダイエットを行っていた経験から「女性ひとりでも気軽に行けて、栄養バランスの良い食事がとれる定食屋」をコンセプトに据えました。

 

物件を探しているうちに、森田さんのおばあさんが住む家の斜め向かいだった築50年以上の現在の物件と出会い、2014年9月にこの「midori食堂」をオープンされました。

 

姪の浜の外れの旧唐津街道沿いという立地から、オープン当初のお客さんは近隣の方が中心でしたが、次第にSNS界隈で「姪の浜にかわいい定食屋さんがある」と話題になり、やがて様々なエリアからお客さんが来店するようになりました。

 

しかし、オープンから2年目の2016年4月、熊本地震が発生。

「同じ熊本県出身者として自分に何かできることはないのか?」と考えた結果、姪の浜界隈のお店を巻き込んだ「姪の浜文化祭」を発案されました。売上金の一部を義援金として熊本県に送るチャリティーイベントとして3年に渡って開催し、3年間でなんと100万円もの義援金を寄付されたそうです。

 

そんな人情味あふれる森田さんが営む「midori食堂」は、今年9月で10周年を迎えられます。

 

看板メニューの定食はヘルシー系からがっつり系まで常時7種類を完備

 

定食メニューは一食600Kcal前後に抑えたヘルシーな「日替わりバランス定食(税込1,200円)」を筆頭に、定番の「チキン南蛮定食」や「からあげ定食」など、月替わりで常時7種類がラインナップされています。

他にも子どもが大好きなメニューを集めた「お子様ランチ(税込800円)」や、お子様ランチのメニューをそのまま大人サイズにした「大人様ランチ(税込1,500円)」といった面白いメニューもありますよ。

 

 

こちらが一番人気の「チキン南蛮定食」。メインにサラダ・味噌汁・小鉢・プチデザートが付いて、お値段は税込1,250円。

ちなみに定食メニューはご飯の量が小・中・大の中から選べるのもうれしいところ!

 

 

midori食堂のチキン南蛮の特徴なのが、タルタルソースの中に豆腐を入れて作っているという点。豆腐を使うことによりカロリーオフの効果もあるんです。こういった部分にも森田さんのこだわりが現れています。

ジューシーで柔らかいもも肉のチキン南蛮に、タルタルをたっぷり絡めていただきましょう♪

 

 

定食メニューのプチデザートは、midori食堂の元スタッフが運営するご近所の「OkashiYa」さん特製の焼き菓子。

微笑んだ顔のクッキーに、こちらも思わずニンマリしてしまいます。

 

 

夜は定食だけでなく、お酒や一品料理も登場!

 

また、17:30から21:30までの夜の部では、お昼と同じ定食メニューが楽しめるのはもちろん、ビールやワインや焼酎などのアルコールメニューと、豊富な種類の一品料理やおつまみも登場します。

 

通勤・通学帰りに立ち寄って、晩御飯や夕食がてらのちょいと一杯…といった使い方ができるのもうれしいですよね。

 

 

今年9月で10周年を迎える「midori食堂」。姪の浜界隈の方はもちろん、わざわざ遠方から訪れる方にとっての「みんなの良きキッチン」として、これからも美味しい定食を提供し続けていただきたいと願っています。

 

 

midori食堂

住所:福岡市西区姪の浜6-6-2

電話番号:092-834-3400

営業時間:昼の部11:30〜15:30(OS15:00)/夜の部17:30〜21:30(OS21:00)

定休日:日・月曜日

公式サイト:http://www.midorishokudou.com/

Instagram:https://www.instagram.com/midori_syokudou/

 



 

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ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

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