喫茶コティー

1977年より続く老舗喫茶店を引き継ぎ、令和の時代に蘇った「喫茶コティー」【福岡市中央区】

いつの時代でも「カフェ」という存在は人々をトリコにします。近年のSNS人気も相まって、おしゃれなカフェ巡りを楽しむ女性も多い中、にわかに脚光を浴びているのが「昭和レトロな喫茶店」。中年以上の方はノスタルジックを感じ、若者にとってはおしゃれなカフェにないレトロ感が斬新だと感じるんだそうです。そこで福岡に今なお現存する「昭和レトロ喫茶店」をピックアップしてご紹介していきたいと思います!

高砂の路地沿いのビルの一階にひっそり居を構える「喫茶コティー」

 

今回ご紹介する「喫茶コティー」の場所は、マンションや戸建の民家が点在する福岡市中央区高砂の住宅街にあるビルの一階。

最寄駅の「西鉄平尾駅」からは徒歩8分ほど。隣には2台のみですが駐車場も完備されています。

 

 

実に味のある年季の入った看板。センスの良いレトロなフォントがワクワク感をそそります。

さて、ドアを開けて店内へと入りましょう。

 

1977年の創業当時から変わらぬノスタルジックな店内空間

 

ドアを開けると、奥行きのある広々とした空間が出現します。

大きな窓からは外からのやわらかな日差しが差し込み、とっても開放的。

中央部にはプランターが置かれ、テーブル席とカウンター席を隔てるようにゾーニングされています。

 

 

インテリアは全て木のテーブルとエンジ色の椅子でコーディネート。

椅子はクッション張りで座り心地も良し。

 

 

コーナーは丸みを帯びたラウンジソファー。数人のグループでも横並びで座れるのが特徴。

円筒型の椅子も時代を感じさせてくれます。

 

 

こちらは一枚板のカウンター席。背もたれのある回転式のスツールとの組み合わせは、昔ながらの喫茶店らしいスタイル。

この席に座った常連さんとマスターとのカウンター越しの会話が、長きに渡り交わされていたことでしょう。

 

 

天井に設置された照明もレトロ感満載!独特の形状はノスタルジックかつ美しささえ感じさせてくれます。

 

喫茶コティーの歴史

この喫茶コティーが誕生したのは1977年(昭和52年)。元々はスナックとしてオープンしたんだそう。

現在も看板に残る「COFFEE & SNACK」という文字はそこに由来しています。

 

初代のコティーは9年間営業を続けましたが、その後は西中洲で料理人をしていた方が2代目として店を引き継ぎ、奥様とともに34年間営業を続けられました。

 

転機が訪れたのが2020年のこと。このお店の常連だった「ジョニーさん」が、2代目オーナー夫妻が高齢を理由に閉店することを知り、友人だった児玉太樹さんを紹介します。

 

児玉さんは、福岡のカフェ黎明期に誕生し、福岡のカフェシーンにその名を残した大名の「STEREO」や、現在も絶大な人気を誇る渡辺通りの「STEREO COFFEE」、レコードショップなどを経営する株式会社フォーティーツゥの社長さん。

 

ちょうど新しい物件を探していた児玉さんが、喫茶コティーのことをいたく気に入り、屋号も変えることなく3代目オーナーとしてお店を引き継ぐことになりました。

 

メニューこそブラッシュアップしましたが、内外装についてはほとんど手を加えておらず、創業当時の空気感がそのまま息づいているのです。

 

左が喫茶コティーのオーナーを務める株式会社フォーティーツゥ代表取締役の児玉太樹さん。右が喫茶コティーを繋いでくれたジョニーさん。

 

そして2020年4月、新生・喫茶コティーがオープン。

ちょうどコロナ禍ということもあり、最初はテイクアウト販売からの厳しい船出でしたが、徐々にコロナ禍が落ち着いていくにつれて客足も増え、さらにSNSでも「昭和レトロな雰囲気が楽しめる喫茶店」として話題となり、現在は多くのお客さんが訪れるようになりました。

 

古き良き時代の喫茶店を感じさせてくれるメニューの数々

 

こちらが喫茶コティーのメニュー。昼と夜の2分構成になっており、11:30〜15:30のランチタイムにはオムライス(950円)やナポリタン(950円)、欧風カレー(850円)、日替わり定食といった古き良き洋食メニューが並びます。

また、17:30〜21:00のディナータイムには、ハンバーグステーキ デミグラスソース(1,200円)やハンバーグ&チキン南蛮のコンビプレート(1,500円)をはじめ、がっつりとお腹を満たしてくれるメニューがラインナップ。

いずれもスープとサラダが付いた定食スタイルなのがうれしいポイントです。

 

 

喫茶メニューの王道とも言える「オムライス」をオーダーしてみました。

ラグビーボールを連想させるような両端がほんのり尖った可愛いフォルムのオムライスは見た目も素敵。

サラダもなかなかのボリュームで、食べ応えあります。

 

 

あまりにも見た目が可愛いので、食べるのを一瞬ためらってしまいましたが、えいや!っとスプーンを入れてみると中からチキンライスが出現。そこにケチャップを絡めていただきます。

頬張れば口の中いっぱいに昔懐かしい味が広がります。その美味しさはまさに「ザ・喫茶店」!

 

 

食事だけではなく、懐かしさあふれるドリンクやデザートもラインナップされています。

こちらは人気の「プリン(550円)」と「メロンクリームソーダ(600円)」。

レトロで愛らしいルックスは、写真映えすること間違いなし。

 

 

プリンは昔懐かしいちょっぴり硬めのハードタイプ。素朴な甘さが口の中に広がります。

クラシカルなガラスの器と金色のスプーンのセレクトも素敵でした。

 

 

メロンクリームソーダはアイスクリームの上に真っ赤なチェリーがちょこん。

昭和の子供たちはこの可愛いルックスに心躍らせたものでした。

 

現在のお客さんの構成をお聞きしたところ、平日はご近所に務めるサラリーマンや地域住民の方々、そして昔からの常連さんがメインで、週末になるとSNSで存在を知った若いお客さんがレトロなメニューを求めて来店されるそう。

その数、平日でも約50人、週末になると60〜70人もの方が来店されるそうですよ。

 

がっつり洋食を食べたい方から、昭和レトロな雰囲気を満喫したい方まで、老若男女が楽しめる喫茶コティー。

これからも高砂の街になくてはならない存在として、末永く続いていただきたいと思いました。

 

 

喫茶コティー

住所:福岡市中央区高砂2‐15‐28

営業時間:11:30~15:30(15:00 L.O)/17:30~21:00(20:30 L.O)

電話番号:092-521-8560

定休日:不定休

Instagram:https://www.instagram.com/cottystereo/

 

 

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ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

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