- アート・エンタメ
韓国映画「福岡 Fukuoka」にまつわる、すべてのこと。 福岡映画#09『福岡 Fukuoka』
福岡を舞台に撮影された良質映画を紹介する「福岡映画」。第9回目はタイトルもズバリの韓国映画「福岡 Fukuoka」(2019) をご紹介します。作品完成後コロナ禍による世界での上映延期を受け、未だ日本、韓国、ベルリンなどの映画祭でしか上映されていない幻の一本ですが、現在~1/29までKBCシネマで、そして~2/21まではオンライン配信でそれぞれ期間限定で公開中です。あの「パラサイト 半地下の家族」で世界中を虜にした女優パク・ソダムさんをはじめ、韓国を代表する名優たちが福岡の街をそぞろに漂う、マジカルな魅力の詰まった本作。本記事ではどこよりも詳しい作品の背景情報をはじめ、劇中で重要な役を演じた福岡在住の女優・山本由貴さんをお迎えしてのインタビューをお届けします。
福岡を舞台にした小説グルメ!『君の膵臓をたべたい』『悪人』『完全黙秘』にこっそり潜む、リアルグルメ探訪記。
日常を離れて物語の世界に没入できるのが小説の魅力。しかもその小説の中で、自分たちの暮らしている街が舞台として登場したら、その没入感は何倍にもリアルになって楽しめるというものです。今回は、そんな“福岡の街”が舞台になった小説『君の膵臓をたべたい』『悪人』『完全黙秘』をピックアップ。さらにその中で描かれる“食べ物”に注目してみました。実は物語のキーとなるグルメが、福岡市内に実在するというエピソードも? 読んで食べれば、さらに小説の世界を深く楽しむことができるはず!
香椎が舞台の松本清張の代表作 映画「点と線」。完全犯罪は、なぜ破綻したのか?
福岡を舞台に撮影された良質映画を紹介する「福岡映画」。第8回目は「点と線」をご紹介します。日本ミステリー史に名を残す松本清張の同名小説を1958年に映画化した本作、現代の私たちはどう見るか? 筆者は“準備と段取り”という観点から作品へ接近していきます。
その土地でしか成立し得ない映画。『悪人』
福岡を舞台に撮られた映画=「福岡映画」を紹介してきた本連載。今回はその福岡、九州を舞台にしながら、数多の映画とは異なる手つきでこの土地を唯一無二の舞台装置に仕立て上げた地方映画の傑作として、映画「悪人」をご紹介します。
福岡の映画好きたちによる「愛すべき映画活動」紹介 #01 福岡映画 番外編
近年の都市論などの分野では、「都市の成長力」にはその都市の「文化的な消費やコミュニティの充実度」が関係していると言われています。これまで福岡を舞台に撮られた映画を紹介してきた本連載ですが、今回は番外編として、あたかもこの街の成長力としての文化充実度をマジメに探るポーズで、その実ただ福岡の映画好きたちによる、思いの詰まった自主映画活動の数々を紹介する特集をお届けしたいと思います。
スラムダンクやNARUTOも福岡ネタ!?~実は福岡と縁のある国民的マンガ3選~
誰もが知る“国民的マンガ”と言って良いほどメジャーなマンガ作品の中に、実は福岡と浅からぬ縁があるとしたら? 今回はそんな3作品をピックアップしました。意外な接点を知ってしまうと、きっと誰かに話したくなるはず。
【メディア初登場】福岡が生んだ話題の映像クリエイター・成田才紋くん(10歳)の魅力に迫る!
わずか10歳にして、構成から撮影、編集までを一人でこなす映像クリエイターがいると話題になっています。その名は成田才紋(さいもん)君、しかも福岡在住・10歳の小学生なのです。しかも撮影対象として≪飲食店のイメージムービー専門≫という「領域」の絞りこみまでができているとのことで、その“カン所の良さ”を含め、何から何まで気になるところ。飲食店オーナーさんたちの口コミをたどり、さっそく本人への取材が実現しました。
「正しさ」に疲れた私たちに、ギンギラギンのトラック野郎が教えてくれる人生哲学。 福岡映画 #06「トラック野郎 爆走一番星」
ここではないどこかへ踏み出すことの意味が、物理的にも精神的にも変わってしまった2020年。行楽さえも自粛ムードなこの秋、せめて映画のなかくらい日本中を軽やかに旅したいもの。連れていってくれるのは、喧嘩っ早くて情に篤いトラック野郎の一番星こと我らが星桃次郎!福岡映画、第6回目は「トラック野郎 爆走一番星」です。