1. ブリや、かつお菜が入った「博多雑煮」を食べる
福岡県内では地方によって様々なお雑煮が食されていますが、博多には「博多雑煮」と言われるものがあります。
博多雑煮は焼きあご(トビウオ)でダシを取り、かつお菜やブリなどの具材が入っています。
かつお菜はかつおダシのような旨味が出ることや、漢字で「勝男菜(かつおな)」と表記されるので縁起が良いという理由で入れられています。
他県の人が、初めてお雑煮に入っている「かつお菜」を食べて、その美味しさに虜になってしまうのもあるあるです。
ブリについても出世魚で縁起が良いということで具材として使用されていますが、博多ではかつて「嫁ぶり」という、結婚した夫婦の新郎の実家から新婦の実家に、年末になるとブリを送る風習があり、そのブリをお雑煮の具材としたことが起源で使われるようになったとも言われています。
ちなみに、おもちは丸い形のものを焼かずに入れるのが博多雑煮の特徴です。
2. 受験生は、太宰府天満宮に初詣して合格祈願
福岡県太宰府市にある学問の神様・菅原道真が祀られている「太宰府天満宮」。全国にある天満宮の総本社として知られています。
初詣で訪れる人数は、毎年200万人以上ともいわれ、多くの受験生が合格祈願に訪れています。
本殿の裏には、合格祈願の絵馬がずらりと並んでいて、学生さんたちの全力の想いが伝わってきます。
菅原道真公にしっかり祈願した後は、お守りや太宰府名物の合格鉛筆を購入、さらに名物の梅ヶ枝餅を食べて、合格のエネルギーをチャージする流れもあるある。
初詣は大混雑&大行列なので、受験生の皆さま、大宰府は寒いのでくれぐれも風邪をひかないように、温かい格好で最後の祈願を!
3. 筥崎宮の玉せせりを見ているだけで凍えそう
福岡市東区箱崎にある筥崎宮(はこざきぐう)で行われる「玉せせり(たませせり)」は、毎年1月3日に開催される伝統的な神事で、福岡県の代表的なお正月の行事の一つです。
この神事は、五穀豊穣や無病息災、商売繁盛を祈る目的で行われ、地元の人々や観光客に親しまれています。
上半身裸でふんどし姿の参加者たちが、木製の大玉を東浜から本殿まで玉を奪い合いながら運びます。
厳冬期にもかかわらず、力強い男性たちの熱気あふれる争奪戦は迫力満点。
観客も最初は見ているだけで凍えそうなのですが、肌から湯気がでるほどの肉弾戦を目の前に、最後は圧倒されているのもあるあるです。
筥崎宮の荘厳な雰囲気とともに楽しめる新年らしい行事です。
4. 十日恵比須神社で福引をするのが楽しい
1月8日から11日にかけて、福岡市の東公園にある十日恵比須神社で正月大祭が開催されています。
およそ300店の露店も出店され、商売繁盛を祈願する人々でおおいに賑わいます。
十日恵比須神社の正月大祭で名物になっているのが福引です。
福引は一回三千円と若干高額ではありますが、商売をする人はこぞってこの福引を買い求めます。
福引の際に「大当たりー!」「大当たりー!」と声が上がり、福笹と縁起物が当たります。そこにいるだけで運気が上がるような気分にもなり、とっても楽しめる福引。
1月になると、会社の人たちと「今年は十日恵比須いついくか?」と会話が始まるのもあるあるです。
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新年に開催されるその土地ならではの風物詩はとてもいいものですね。2025年も皆さまにとって良い年になりますように、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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