神湊港について
今回ご紹介する「神湊港(こうのみなとこう)」は、福岡県宗像市の北西部に位置し、玄界灘に浮かぶ大島や地島を正面に望む県内有数の港です。
港の東側には「さつき松原」の美しい海岸線が広がる豊かな自然環境に恵まれており、また、福岡県最大の離島で、世界文化遺産の構成資産「宗像大社中津宮」や「沖津宮遙拝所」がある大島、そして地島(じのしま)へ向かう渡船ターミナルとしても利用されています。
今回は、そんな神湊港の釣りスポットをご紹介したいと思います。
神湊港で釣れる魚
チヌ(クロダイ)のイメージ
神湊港のターゲットは、初心者からベテランまで狙える以下の5つが代表格です。
■アジ
「サビキ釣り」で手軽に狙えるアジゴから、北波止では25cm超の良型まで通年狙える一番人気の魚です。
■アオリイカ・コウイカ
エギ(イカ釣り用の疑似餌)を使う「エギング」の人気ターゲット。春は大型、秋は数釣りが期待できます。
■チヌ(クロダイ)
軽い仕掛けを潮に漂わせて魚を狙う「フカセ釣り」の定番ターゲット。春の乗っ込み期には大型も期待できます。
■キス(シロギス)
砂地に面したエリアへの「投げ釣り」で、初夏から秋にかけて手軽に数釣りが楽しめます。
■青物(ヤズ・ヒラマサ等)
秋口を中心に、アジなどの小魚を追って波止付近まで接岸してきます。
神湊港までのアクセス

それでは実際に神湊港に行ってみましょう。まずは国道3号線を北九州方面に北上します。

古賀市の「流交差点」から県道35号線に入り、その後国道495号線へ。

国道495号線を直進し、福間港海浜公園をさらに北上していきます。

「神湊西交差点」を左折し、県道300号線を直進していくと渡船場行きの案内表示が現れます。

無事、神湊港渡船ターミナルに到着!
福岡市内からだと、都市高速を利用してちょうど1時間ほどで到着できました。

せっかくなので、渡船ターミナルの中に入ってみることに。2階建ての綺麗な建物で、小さな売店やトイレも完備されており、2階には展望スペースもありました。

大島・地島へのフェリーや旅客船は大島航路は1日7便、地島航路は1日6便が運航しており、乗船券は自動販売機で購入できます。
なお、乗船料金は以下のようになっています。
【大島航路】
●神湊~大島:大人570円/子ども290円
【地島航路】
●神湊~泊:大人380円/子ども190円
●泊~白浜:大人130円/子ども70円
●白浜~神湊:大人410円/子ども210円
(全て片道、2026年8月時点での金額です)
この日は夏休みということもあり、たくさんの乗船客の姿が見受けられましたよ。
神湊港の釣りスポット
それでは、神湊港の地図をもう一度チェックしてみましょう。
神湊港の釣り場は主に、足場が平坦で消波ブロックのない初心者・ファミリー向けの「南波止」と、外海に面しアジ・クロ・チヌなどが狙えるベテラン向けの「北波止」に分かれています。
■南波止

南波止で釣りをするなら、渡船ターミナル南側の第1駐車場に車を止めるのがおすすめ。料金は12時間ごとに300円となっています。

南波止は第1駐車場から歩いてすぐの場所にあります。

南波止は足場が良く、堤防の高さも低いので、初心者やファミリーフィッシングにおすすめです。東の外海側は砂地になっており、水深も比較的浅いのが特徴。投げ釣りでキスやハゼ、カレイなどが狙えますよ。

水質の良さと高い透明度も魅力。青々とした美しい海が一面に広がっています。

南波止の長さは約80m。先には小さな白い灯台も立っています。潮の流れがあるので、サビキ釣りでアジゴなどを狙えます。
なお、内海側は漁船が係留されているので、漁業関係者の邪魔にならないよう、くれぐれも外海側を狙うようにしましょう。
■北波止

次にご紹介するのは、渡船ターミナルから200mほど北に位置する北波止です。
こちらで釣りをするなら、第3駐車場がおすすめ。こちらの料金は12時間ごとに200円となっています。

第3駐車場は第1駐車場よりも広々としているので、道具の積み下ろしや着替えもラクラクです。

駐車場の一角に、北波止にのぼるためのハシゴが設置されています。

「この先危険」という案内板が立っているように、北波止は海面までの高さがあるので、危険度が高いベテラン向けの釣り場となっています。
初心者やお子さん連れの方は、くれぐれも立ち入らないようにしましょう。

幅5mの堤防が東の沖合に向かって150mほど伸びています。外海側は消波ブロックが敷き詰められており、北からの波と風が絶えず押し寄せています。

堤防は途中からL字形に折れ曲がっています。

折れ曲がった堤防は100mほど続いており、さらにその先はT字形に分かれています。

T字形の西側の堤防の長さは約60m。一段低くなっており、海面までの距離が近く釣りやすくなっています。

T字形の東側堤防の長さは約85m。先端にあるのがこの港の目印とも言える赤灯台です。

赤灯台の先端部分にも消波ブロックが敷き詰められており、潮の流れも早く、様々な魚が狙える一級ポイントになっています。

赤灯台から渡船ターミナルを見るとこのような位置関係になります。写真左に見えるのが南波止です。

北波止と南波止間の約50mが船の航路になっています。釣りをする際にはくれぐれも気をつけましょう。
神湊港で釣りをする時の注意点
■フェリーや旅客船、漁船の運航を妨げないよう十分に注意しましょう。
■一部エリアには釣り禁止・立入禁止区域があるのでご注意ください。
■港湾関係者や漁業関係者のご迷惑にならないよう、十分に配慮しましょう。
■特に北波止は危険度が高いので、ライフジャケットの着用は必須です。
■釣り場の環境保全のためにも、ルールやマナーを守り、釣りを楽しみましょう。
今回は福岡県宗像市にある「神湊港」をご紹介させていただきました。
福岡市内からのアクセスも良く、豊かな自然に囲まれた神湊港は、休日のおでかけやドライブにもぴったりなスポット。さらに港からは玄界灘に浮かぶ大島や地島に船で気軽に行けるのも魅力ですよ!
ルールやマナーを守って、ぜひ気持ち良く釣りを満喫してみてくださいね!
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