10月14日は「鉄道の日」
1872年(明治5年)10月14日は、はじめて日本で鉄道が開通した日で、当時は新橋~横浜間のわずか29㎞を53分で行き来したといいます。
以来、日本の鉄道は全国的に広がり、技術も大きく発展し、今や新幹線で博多から大阪まで600㎞以上の距離を2時間30分、東京まで1,100㎞以上の距離を5時間で結び、リニア中央新幹線が全線開通した際には、東京~大阪間をわずか67分で移動できるようになるといわれています。
10月14日を「鉄道の日」と定めて32回目を迎える今年、2025年も全国各地でさまざまなイベントが開催される予定です。
福岡でも例外ではなく、JR九州、西日本鉄道、福岡市地下鉄より、それぞれ「鉄道の日」にちなんだイベントが告知されていますので、どのようなイベントを予定しているのかを、まとめていきます!
JR九州「鉄道フェスタ2025 in 南福岡車両区」
画像出典:PRTIMES 九州旅客鉄道株式会社 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000527.000037933.html
鉄道の日に先立つ10月11日(土)、南福岡車両区で開催される「鉄道フェスタ2025 in 南福岡車両区」は、アルミカート乗車体験や鉄道模型展示、踏切安全教室などが行われるJR九州の人気イベントのひとつです。
画像出典:PRTIMES 九州旅客鉄道株式会社 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000527.000037933.html
昨年お目見えした「列車と綱引き」は今年も。こちらは昨年の情報によると中学生以下が対象となっていますので、パパとママはお子さんの勇姿をそっと見守ってあげてくださいね!
JR九州「鉄道フェスタ2025 in 南福岡車両区」
■日時:10月11日(土)9:30~16:00
■場所:南福岡車両区(福岡県福岡市博多区寿町1丁目1-1)[MAP]
■アクセス:JR南福岡駅より徒歩約10分
■備考:駐車場なし ※前年の情報より
西日本鉄道「にしてつ電車まつり」
画像出典:PRTIMES 西日本鉄道株式会社 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000807.000017692.html
西日本鉄道(西鉄)主催、10月19日(日)に西鉄天神大牟田線筑紫車両基地で開催される「にしてつ電車まつり」も今年は特別なイベントに!
アイスグリーン50周年を記念した特別企画が3つ実施される予定とのこと。
アイスグリーンとは、西鉄電車5000形で採用されている塗装色。鮮やかでクールな印象のアイスグリーンカラーの車両とともに人生を歩んできた福岡市民も少なくないでしょう。
関連して西鉄天神大牟田線が通る久留米市に本社・工場があるムーンスターとコラボした「アイスグリーン色」のオリジナルスニーカー(500足限定)のリリースは、話題となりました。
「西鉄電車といえばこのカラー!」アイスグリーン50周年記念でコラボスニーカーを500足限定販売!
https://fukuoka-leapup.jp/city/202505.53890
会場入り口付近では、アイスグリーン色の5000形オリジナルサンバイザー(紙製・約8000枚)が配布されます。必ずゲットするようにしましょう!
画像出典:PRTIMES 西日本鉄道株式会社 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000807.000017692.html
また、親子20組vs.アイスグリーン車両で綱引きを行う「5000形との綱引き対決」が3回にわたり実施されます(合計 親子60組 要予約)。参加したお子さんには西鉄電車のノベルティグッズがもらえる特典付き!
さらに現在、期間限定で福岡の街(野間~天神線)を走っているアイスグリーンラッピングバスも展示。お子さんは子ども用制服を着て、運転席での記念撮影もできるのだとか。
画像出典:PRTIMES 西日本鉄道株式会社 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000807.000017692.html
そのほか工場内各所で係員による解説、クレーンによる車体持ち上げ実演、デジタルスタンプラリーなどの催しが目白押し!
太宰府天満宮(太宰府駅最寄り)の梅が枝餅の老舗「かさの家」や、柳川(柳川駅最寄り)の名物うな巻を展開している老舗「福泉操」など、西鉄沿線自治体にある36店舗が出店する「にしてつ沿線めし・スイーツ」もお見逃しなく!
なお、当日は雨天決行(荒天中止)、無料送迎バス(筑紫駅~会場 9:45から約30分間隔で運行)で向かうこともできます。
西日本鉄道「にしてつ電車まつり」
■日時:2025年10月19日(日)10:00~16:00 (最終入場15:30)
■場所:西鉄天神大牟田線筑紫車両基地(福岡県筑紫野市大字下見673-3)[MAP]
■入場無料
■アクセス:西鉄天神大牟田線筑紫駅より徒歩約15分
■備考:駐車場・駐輪場なし
福岡市地下鉄「地下鉄フェスタ2025」
画像出典:福岡市地下鉄 https://subway.city.fukuoka.lg.jp/topics/detail.php?id=2195
福岡市地下鉄主催、10月26日(日)に橋本車両基地で開催される「地下鉄フェスタ2025」は、イベント盛りだくさん!
実は福岡市地下鉄七隈線も、今年で開通20周年。そんな七隈線20年の軌跡を知れる貴重な写真や記念品に、鉄道界にとって栄誉ある賞となっている「ローレル賞」を受賞した4000系車両の展示も楽しめます。
画像出典:福岡市地下鉄 https://subway.city.fukuoka.lg.jp/topics/detail.php?id=2195
また普段、関係者しか立ち入れない橋本車両基地の内部を見られるほか、軌道モータカーなど特殊車両の見学も可能なのだそう。
ちなみに、工場棟1階を見学できるAルートと、工場棟3階から工場内を見下ろすことができるBルートが選べます。
Bルートは階段の昇り降りがあるため、ハイヒールを履いた方、ベビーカーを使用している方、車いすの方はAルートのみ楽しむことができます。
小学生・未就学児(保護者同乗)が対象のミニ七隈線車両に乗車できたり、景品がもらえる地下鉄クイズラリー、地下鉄マルシェにステージイベントも実施予定。
残念ながら既に締め切りとなりましたが、事前応募制の「和田毅氏トークショー」や「無料シャトル列車運行」もフェスタの目玉!
10月中旬に当選はがきが届くとのことで、楽しみにしている方も多いはず。
詳細は順次、発表されるそうなので福岡市地下鉄のサイトをこまめにチェックしていただければと思います!
イベントは雨天決行ですが、荒天の場合は中止(順延なし)とのこと。中止の場合は当日の午前8時までにサイト上でお知らせするとのことです。
福岡市地下鉄「地下鉄フェスタ2025」
■日時:2025年10月26日(日)10:00~16:00
■場所:橋本車両基地(福岡県福岡市西区橋本2丁目34-1)[MAP]
■入場無料
■アクセス:福岡市地下鉄橋本駅より徒歩約5分
■備考:駐車場なし
橋本駅周辺といえば、2025年9月22日からチャリチャリの利用可能エリアとなったばかり。
イベントの帰りに木の葉モール橋本でチャリチャリをレンタルして、周辺を散策するのもいいかもしれません。
『チャリチャリ』の利用エリアが拡大!橋本・野芥・井尻・笹原エリアでも利用可能に【福岡市】
https://fukuoka-leapup.jp/city/202509.64188
今年は「鉄道の秋」にしてみてはいかがでしょうか!
うれしいことに、ご紹介した3つのイベントは、まるで申し合わせたかのように別日の開催!
10月11日(土)はJR九州の南福岡車両区、10月19日(日)は西日本鉄道の筑紫車両基地、10月26日(日)は福岡市地下鉄の橋本車両基地まで鉄道で小旅行するのもいいかもしれません。
参考サイト
https://subway.city.fukuoka.lg.jp/topics/detail.php?id=2195
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000807.000017692.html