夏休みの自由研究を見つけるならここ!福岡市科学館(中央区六本松)
『福岡市科学館』は、地下鉄七隈線六本松駅(科学館前)3番出口や西鉄バス六本松バス停から歩いてすぐと、公共交通機関でアクセスしやすい施設。館内には、触って学べる工夫がいっぱいの展示がずらりと並び、好奇心をグッと引き出してくれます。
そして、なんといっても見どころは、臨場感あふれるドームシアターのプラネタリウム!目の前に広がる広大な宇宙は、私たちを非日常の世界へ連れて行ってくれます。常設展示やイベントなど、小さなお子さんから大人まで、誰もが楽しめる多彩なプログラムが用意されているのも嬉しいポイントです。
<夏休み期間の注目イベント>
夏休み期間は、福岡市科学館がさらにパワーアップ!特別なイベントやプログラムが盛りだくさんで開催されます。夏休みの自由研究のヒントが満載ですよ。
かがく夏まつり2025
8月19日(火)に開催される無料体験イベントは、5歳から小学6年生までのお子さんが対象。福岡大学や第一薬科大学、西南学院など、たくさんの学生さんが協力して、子どもたちが科学を思いっきり楽しめる機会を提供してくれます。夏休みの自由研究の追い込みにもぴったりです。
詳しくはこちら:https://www.fukuokacity-kagakukan.jp/activity/2025/05/summerfes2025.html
<夏の特別展・企画展>
特別展「カガクノミカタ展」
8月26日(火)まで開催。実は周りにたくさんひそんでいるのに、なんとなく見ているだけでは気づきにくい「フシギ」。そんな「フシギ」をみつけるための「科学の見方」が大集合します。5階基本展示室では、特別展関連のサイエンスショー「おっとっと バランスって『フシギ』だね!」も開催。
詳しくはこちら:https://www.fukuokacity-kagakukan.jp/sp_exhibition/2025/03/mikata2025.html
企画展「超ムズ!パズル展」
8月31日(日)まで開催。透明なジクソーパズルや、ペンタキューブなど頭を悩ませるユニークなパズルに挑戦して、論理的思考力を鍛えちゃいましょう。入場無料なのもうれしいポイント!
詳しくはこちら:https://www.fukuokacity-kagakukan.jp/sp_exhibition/2025/07/726-831.html
<プラネタリウム特別上映>
夏休み期間は、いつもの番組に加えて、特別なプログラムが目白押しです!
サカナクション グッドナイトプラネタリウム
8月26日まで上映。ドームシアター(プラネタリウム)の音響システム向けにサラウンド化したサカナクションの楽曲がドーム全体を包み込みます。最新の光学式プラネタリウム「Infinium Σ(インフィニウム シグマ)」で投映する究極の星空と、サカナクションの音楽が融合した非日常的な空間が楽しめます。
詳しくはこちら:https://www.fukuokacity-kagakukan.jp/dome_theater/2025/05/sakanaction.html
宙語り2025夏 天空からのメッセージ ー占星術と暦のはじまりー
9月8日まで上映。人はどのように天体の動きを観測し、メッセージを受け取ろうとしてきたのでしょうか。天文学と占星術のはじまりについて、宙くんと解説員がわかりやすく解説してくれます。小学校高学年以上のお子さんにおすすめです。
詳しくはこちら:https://www.fukuokacity-kagakukan.jp/dome_theater/2025/04/astrology.html
上記の他にも、小さなお子さんが喜ぶプログラムも開催中です。詳しくはドームシアターの投映スケジュールをチェックしてみてくださいね
スケジュールはこちら:https://www.fukuokacity-kagakukan.jp/dome_theater/
<その他のプログラム・ワークショップ>
基本展示室
「宇宙」「環境」「生活」「生命」と、未来について考える「フューチャー」からなる参加体験型の展示や、様々なショーが繰り広げられるサイエンスショーなどを楽しめます。
銀河トラベル
サイエンスショー
科学実験・ものづくりプログラム
基本展示室内でも科学をテーマにした様々なプログラムが楽しめます。
「草木染めをやってみよう」(8月7日~18日)、「光であそぼう」(8月19日~26日、30日、31日)など実際に手を動かして科学の面白さを体験できる実験が盛りだくさん!「スライムをつくろう」(7月19日~8月26日、30日、31日)といったものづくりプログラムもあって、楽しみながら科学の原理を学べます。夏休み期間中は毎日何かしらのプログラムが行われているので、通い詰めたくなりますね。
ワークショップ・サイエンスカフェ
「科学わくわく電気教室」(8月20日)や「プログラミングでデジタル工作~レーザーカッターでコースターを作ろう~」(8月31日)など、ワクワクする体験型イベントが目白押しです!
通年学べる!楽しめる!
福岡市科学館は、夏休みだけでなく、一年中子どもたちの「知りたい!」という気持ちを刺激する、たくさんのプログラムを用意しています。ただ展示を見るだけでなく、科学実験や活動を通して、子どもたちが科学にずっと深く関われるような、たくさんの学びの機会を提供してくれるのがうれしいですね。
一度行くだけでなく、長く通って科学を探求できる「学びの拠点」として、お子さんの成長をしっかりサポートしてくれるはずです。さらに、プラネタリウムでは、「宙語り」のような教育的な番組から、子ども向けエンターテインメント、そして「アラビアンナイト ヒーリング」のような大人向けの癒し系プログラム、さらにはアーティストとのコラボレーションまで、幅広いコンテンツが楽しめます。ぜひ、お子さんだけでなくご家族で楽しんでくださいね。
福岡市科学館の基本情報
住所:福岡市中央区六本松4-2-1
開館時間:9:00~21:30 ※エリアにより利用時間が異なります
休館日:火曜日および年始年末(12月28日~1月1日)※夏休み期間中は毎日開館
5F 基本展示室 入場料:大人 510円/高校生 310円/小中学生 200円
6Fドームシアター(一般番組)観覧料:大人 510円/高校生 310円/小中学生 200円
公式サイト:https://www.fukuokacity-kagakukan.jp/
今年も夜の動植物園を開催!福岡市動植物園(中央区小笹)
福岡市動植物園は、近隣住民のご家族にとって、まるで「お庭」のように気軽に立ち寄れる場所。動物園と植物園がひとつになっているから、一回のお出かけで、動物たちの生態を学んだり、珍しい植物を観察したりと、一度に二つの体験ができるお得なスポットです。
入場料は大人600円、高校生300円、そして中学生以下はなんと無料!家族みんなで訪れやすい料金設定も嬉しいポイントですね。
<夏休み期間の注目イベント>
夏休み期間は、福岡市動植物園で特別なイベントが開催され、普段とは違う動物や植物の姿に出会えるチャンスです!
夜の動植物園
毎年大人気の「夜の動植物園」が、2025年も開催されます!夜行性動物たちの元気な姿を見たり、昼間とは違う涼しい時間帯に園内をゆっくり散策したりと、特別な体験ができますよ。動物園では飼育員による動物へのエサやりも実施。タイムテーブルをチェックして、動物たちの夜ご飯の様子を観察しましょう!
植物園では、「夏夜のグリーンパーク」を開催。光と音を使った演出の中、イベントやワークショップ、音楽ライブ、グルメなどが楽しめます。温室のライトアップは、植物と光が幻想的なSNS映えのスポット。夜になると咲く花にも注目です。
【開催日】
8月2日から9月13日までの毎週土曜日(8/2・8/9・8/16・8/23・8/30・9/6・9/13:計7日)
詳しくはこちら:https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/news/detail/1530
・わくわくワークショップ
動物情報館ZooLabでは、夜の動植物園がもっと楽しくなる、動物に関連して楽しく学べるワークショップを開催(要整理券)
※開催内容、時間などは、ホームページでご確認ください
https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/events/index/year:2025/month:/back:1
・オオマツヨイグサの開花ショー
夕方に開花して朝にはしぼんでしまう花「オオマツヨイグサ」の開花ショーが楽しめます。おおむね日の入りから30分程度がチャンス!黄色のかわいらしいつぼみが花開く瞬間を目の当たりにできる、とてもレアな体験が楽しめます。
【開花予想時刻】(日の入り)
8/9(土)・・・19:11頃
8/16(土)・・・19:04頃
8/23(土)・・・18:56頃
8/30(土)・・・18:47頃
9/6(土)・・・18:38頃
9/13(土)・・・18:28頃
福岡市動植物園は、季節を問わず一年中、たくさんの学びと体験を提供しています。
Zooスポットガイド
動物園では、大好きな動物のことがよくわかる『ZOOスポットガイド』を毎週日曜日と祝日に実施しています。飼育員が担当動物舎の前で、担当者だからこそ知っている動物達の「くせ」や「習慣」など、とっておきの話を披露します。
植物観察会
植物園では、一年中いろいろな植物観察会や園芸講座が開催されています。植物の多様性や季節ごとの変化をじっくり学べるので、自然への理解が深まります。
植物園の多彩な体験講座
植物園では、いろいろな体験講座が開催されます。例えば、「食虫植物の不思議」(8月10日)、「植物ってこんなにおもしろい2025 植物の力~香~石鹸づくり」(9月7日)、「キッチンハーブの壁飾り」(9月9日)など、植物の多様性や不思議を体験しながら楽しく学べます。
ただ動物や植物を見るだけでなく、積極的に関わって、学びを深められる機会がたくさん!命への共感や責任感を育む大切なきっかけになるはずです。
福岡市動植物園の基本情報
住所:福岡市中央区南公園1-1
開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
休園日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月1日)
入園料:大人 600円/高校生 300円/中学生以下は無料
公式サイト:https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/zoo/
遊びと発見がいっぱい!福岡市立中央児童会館あいくる(中央区今泉)
福岡市立中央児童会館あいくるは、子どもたちが思いっきり遊び、学び、新しい発見ができる無料の施設。遊びの場としてだけでなく、子育て支援施設として、地域とのつながりやサポートも提供してくれる心強い存在です。六本松・小笹地区からは少し離れますが、ぜひこちらにも足を運んでみてください。
<夏休み期間の注目イベント>
なつまつり
8月11日(月祝)に開催される「なつまつり」は、小学生、中学生、高校生、そして未就学のお子さんまで、みんなが対象です。あいくる特製の通貨「PAL(パル)」を使って縁日コーナーで遊んだり、働いたりして、夏祭り気分を思いっきり味わえます
詳しくはこちら:https://jidoukaikan-aikuru.or.jp/_pdf/194609001751951570.pdf
<申込不要イベント>
カプラ(フランス生まれの木製ブロック「KAPLA」)を使った遊びやラジオ体操、あいくるCafe(高校生のみ)、雑巾をミシンで縫ってみよう(小学生のみ)など、事前申し込みなしで気軽に楽しめる企画もたくさん用意されています。急に「どこか行きたい!」となった時でも、お子さんが充実した時間を過ごせますよ。
あいくるは、一年中子どもたちの成長をサポートするたくさんのプログラムを提供しています。
都心でのびのび遊べる!
こどもプラザや、屋上のアクティブフロア(※)、卓球台など、ワクワクするような環境が整っていて、子どもたちは自由に遊ぶことができます。
(※)8/26(火)〜10月中旬まで改修工事中
子育て支援サービス
遊びの提供だけでなく、子育てに関する相談や情報提供、一時預かりなど、地域の子育て家庭を幅広くサポートするサービスも充実しています。保護者の方が安心して子育てに取り組める環境を整えてくれる、心強い存在!
福岡市中央児童会館あいくるは、無料で利用できて、子どもたちの成長に合わせた多様な遊びや学びの機会を提供してくれるとても貴重な場所。子育て支援サービスも充実しているので、ただの遊び場というだけでなく、地域の子育てを支える大切な場所として、とても頼りになる存在です。
あいくるの基本情報
住所:福岡市中央区今泉1-19-22 天神CLASS 6階
利用時間:9:00~21:00
※小学生は18:00、中学生は19:00、高校生は21:00まで(保護者同伴の場合を除く)
※子どもプラザ・一時預かり室は18:00まで
休園日:月曜日・毎月末日・年始年末(12月28日~1月3日)
公式サイト:https://www.jidoukaikan-aikuru.or.jp
司法の世界を垣間見る。福岡地方裁判所(六本松)
福岡地方裁判所ウェブサイトより引用
福岡地方裁判所は、子どもたちにとって普段は触れることのない司法の世界を体験できる、とても珍しい学びの機会を提供しています。法廷を見学することで、社会の仕組みや正義について、リアルな場所でじっくり考えることができますよ。
<夏休み期間の注目イベント>
夏休み!裁判所子ども見学会(募集終了)
小学5・6年生とその保護者の方を対象にした、毎年大人気のイベント。裁判官のお話を聞いたり、模擬裁判員裁判を体験したり、法服を着て記念撮影をしたりと、めったにできない貴重な体験ができます。
2025年の福岡地方裁判所本庁開催分は、8月6日(水)と7日(木)に予定されていましたが、残念ながら定員に達したため、すでに申し込みは締め切られています。ただ、ほぼ毎年開催されているので、来年は要チェックです!
昨年実施(令和6年度)のイベント開催報告はこちら。クイズや模擬裁判で盛り上がっていました。
令和6年度「夏休み!裁判所子ども見学会」を開催しました(令和6年8月8日、9日)
<通年で学べる機会もあり!>
福岡地方裁判所では、夏休みの特別なイベント以外にも、1年を通して司法に触れる機会が用意されています。
裁判傍聴
裁判は原則として一般に公開されているので、誰でも傍聴することが可能。傍聴の手引には、静かに傍聴することや携帯電話の電源を切ることなど、傍聴する際のマナーが載っているので、必ずチェックしてくださいね。
注目を集める事件では傍聴券が必要な場合もありますが、通常は自由に傍聴できます。社会のルールや正義がどのように動いているのかを、リアルな場所で学べる貴重な体験になるでしょう 。
見学・傍聴案内・傍聴の手引きはこちら:https://www.courts.go.jp/courthouse/kengaku/botyo_tebiki/index.html
裁判所見学会
団体向けの裁判所見学会を受け付けています。小学生高学年以上の15名以上50名以下の団体が対象。裁判所の仕組みや裁判員制度の説明を聞いたり、模擬裁判員裁判を体験することができます。ドラマなどで見るあの法廷を、この目で実際にみられるチャンスです。
詳しくはこちら:https://www.courts.go.jp/fukuoka/kengaku/saiban_annai/fukuoka/index.html
福岡地方裁判所は、子どもたちにとって普段はあまり馴染みのない司法の世界を、ぐっと身近に感じさせてくれる、とても貴重な場所です。特に、裁判傍聴や裁判所見学会は、教科書だけでは学べない社会の現実を体験し、法や正義の大切さを肌で感じる、またとない機会になるでしょう。夏休みの特別な企画は人気が高く、すぐに締め切られてしまうことが多いので、常に最新の情報をチェックして、早めに申し込むことをおすすめします!
裁判所見学会・団体傍聴の申し込みお問い合わせ先
福岡地方裁判所事務局総務課広報係
電話:092-781-3141(代表)
公式サイト:https://www.courts.go.jp/fukuoka/index.html
念入りな準備で、スムーズに学んで遊ぼう!
これらの学びスポットを最大限に楽しむためには、事前の計画がとっても大切です。ご家族のお出かけがもっとスムーズになる、実践的なヒントをご紹介します。
・出発前の確認
各施設の公式ウェブサイトで、開館時間や休館日、料金、臨時休業などの最新情報を必ずチェックしましょう。特に夏休み期間中は、普段と違う開館スケジュールやイベントが組まれることがあるので、要注意です!
・予約と申し込み
人気のプログラムや夏休み期間中のイベントは、事前予約が必要なことがほとんど。定員が決まっているため、早めに締め切られてしまうこともあります。人気のイベントは特に早めの申し込みが肝心ですよ。
・訪問に最適な時間帯
混雑を避けるなら、開館直後や平日午後など、比較的空いている時間帯を狙うのがおすすめです。動植物園の「夜の動植物園」のように、夜ならではの涼しい時間帯に楽しめるイベントも魅力的ですね。
・持参するもの
快適な靴、水筒、軽食、日焼け止め、帽子、予約確認書など、状況に合わせて必要なものを用意しましょう。特に夏場は、熱中症対策をしっかりしてください。
・交通手段の検討
各施設へのアクセス方法(公共交通機関、車)を事前に確認して、移動のストレスを減らしましょう。駐車場の台数には限りがあるため、公共交通機関でのアクセスがおすすめです。
夏休み期間はもちろん、季節を問わずいつでも足を運んで、ご家族の素敵な思い出作りに役立ててみてくださいね。