九州への2024年外国人入国者数は500万人突破!
出典:国土交通省九州運輸局『九州への外国人入国者数の推移について』(2025年3月24日)
国土交通省九州運輸局は2025年3月24日、2024年における九州への外国人入国者数の確定値を発表した。
同発表によると、2024年の1年間に九州に入国した外国人の総数は、500万6,544人であり、コロナ禍前だった2018年の511万6,366人に次いで過去第2位となった。
九州への外国人入国者数での上位5カ国・地域は、次の通りだ。
約半数を韓国が占めており、中国が2割程度、台湾と香港がそれぞれ1割前後となっている。
なお、この上位5カ国・地域で全体の94.3%を占めている。
出典:国土交通省九州運輸局『九州への外国人入国者数の推移について』(2025年3月24日)
日本政府観光局(JNTO)によると、2024年における日本全国の訪日外国人旅行者数(推計値)は、3,687万人であり、九州の外国人入国者数が占める割合は13.6%となっている。
福岡空港の2024年外国人入国者数は342万人で過去最高
出所:国土交通省九州運輸局『九州への外国人入国者数の推移について』
国土交通省九州運輸局『九州内の主な空港・港湾における外国人入国者数の推移』によると、外国人入国者数が最も多かったのは、福岡空港の341万6,863人だった。
対前年比で27.6%増と伸ばした福岡空港における2024年の外国人入国者数は、過去最高となっている。
また、九州全体の外国人入国者数における福岡空港の占める割合は68.2%だった。
実に10人のうち7人弱の外国人が、福岡空港を利用して入国していることとなる。
福岡空港に続く港湾別の第2位は博多港の46万6,067人、第3位は対馬(厳原港、比田勝港)の19万2,159人、第4位は熊本空港の18万1,921人であり、上位の4港で九州全体の8割強を占めている。
参照サイト
国土交通省九州運輸局『九州への外国人入国者数の推移について』(2025年3月24日)
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/content/000346488.pdf