2位の岡山市に大差をつけて福岡市が1位に!
令和5年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果より
総務省によって2024年12月26日に発表された「令和5年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果」。その中でフクリパが特に注目したのは、地方公務員の男性職員育休取得率。
全体で47.6%で、前年度より15.8ポイントアップ。これは過去最高の数字です。
さらに、地域別では福岡市が97.4%と政令市の中で最も高く、2位の岡山市(65.2%)に32.2ポイントの大差をつけました。
22年度の福岡市取得率を見てみると、60.5%だったことから、1年の間に30ポイント以上高くなっていることがわかります。
高島市長による「男性育休100%宣言」が影響
「福岡市における Well-being 向上に関する市長会見」の様子(2022年9月1日)
2022年、福岡市の高島市長は、男性の育児休業取得率を100%にすることを目標に掲げました。この取り組みはWell-being(※)の向上を目指すための取り組みの一環でとして行われているものです。
子どもが生まれた福岡市男性職員とその上司が面談をし、育児休業を取得する理由ではなく、“取得しない理由”を確認するなどし、育児休暇の取得を促しています。
※Well-beingとは、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念で、人々の満足度や充実、幸せなどを表すものです。
参考:https://www.city.fukuoka.lg.jp/soki/kikaku/shisei/fukuoka-well-being/well-being.html
参考サイト
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei11_02000238.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000052805.
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