▶「九州オフィス業務支援EXPO」担当の吉原さんに聞いてみた!福岡初開催の背景
少しずつ対面での打ち合わせや飲み会も日常に戻ってきて感じること。
「やっぱりリアルっていいよね!」
だからこそ、今回このタイミングで、業務支援にまつわる様々なサービスが一堂に会するイベントが開催されることは本当にありがたい!
しかも、どうやら今回の「九州業務支援EXPO」、企画が立ち上がったのは2022年秋ごろだといいます。実際に企画から出展ブースのとりまとめなど、運営までを統括している(株)イノベントの吉原さんに、企画背景について聞いてみました。
(株)イノベントの吉原さん
吉原さん
ちなみに、弊社は福岡にて「FOOD STYLE Japan」など、複数の大型イベントをこれまでも開催してきました。ですので、東名阪での実績のほうが多いとはいえ、福岡、ひいては九州の企業様の温度感や抱えておられる課題に関してはそれなりに体感値があります。
そして、東名阪でのDXイベントなどを見ていて感じたのが、九州からの視察企業がとても少ないということ。もちろん、距離的物理的な側面もあると思いますが、それ以上に、「そもそもDXや業務支援、効率化に対する感度がまだまだ低いのではないか」という仮説が立ちました。
実際、その視点をもって九州各地をまわってたくさんの方々にお話を伺ってみましたが、実際小規模事業者が多いこともあってか、なかなかそうした「新しい技術」に対してアレルギーをお持ちの方も多いというご意見を各地でいただきました。
「あぁやはり、だからこそ、リアルで体感できる場所が必要なんだな」
と思ったことが、今回の企画を早急に立ち上げ、なんとか年度末に実施した一番の理由です。
しかしこれは決して九州をネガティブに捉えているわけではなく、「そうした技術に頼らずとも、なんとかまわしていけるリソースがほかにもある」という恵まれた資源があるということだとも考えています。実際、特に福岡の方にはあまり実感がないのかなと思いますが、今回の開催地でもあるマリンメッセ福岡や国際センター、国際会議場など、築港エリアは博多、天神からのアクセスが抜群によく、他地域では考えられないんですね。この立地だからこそ、「わざわざ足を運んでもいいかな」と思えるなと、私たちは思っています。
(福岡の人からすると「よっこいしょ」感がありますが、と編集部がお伝えしたところ、「いやぁ…福岡ほんと恵まれてますね」と吉原さんがぽつりと言われたことを補足しておきます)
お話をさせていただく中で、次の方を紹介してくださったりといった人と人の距離感の近さなども含め、「九州・福岡ならではの良さ」がたくさんあります。だからこそ、そこにDXや業務支援の化学変化が起きることで、さらに大きなポテンシャルアップにつながると感じての企画です。