▶「DX」「DX」と言うけれど。
さて。ここでそもそものお話を少々。業務支援、IT化、DXと言われていますが、それって結局何なのでしょうか?皆さんのお仕事ではどうですか?うまく取り入れられてますか?ここでは「じゃあそれって何なんだっけ?」というあたりをおさらいしてみたいと思います。
◎「DXとは」
DXは、英語では「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」と書きます。 「Transformation」の「Trans」には「交差する」という意味があるため、交差を1文字で表す「X」が使用されています。 まさにアメリカ人の発想!また、頭文字をとった「DT」ではプログラミング用語とかぶってしまうため、「DX」という略語になったとのことです。
(ちなみに「DT」とは「definition team」の略で、ホームページを作る際などに使用される、定義語を表すHTMLタグのひとつです。)
そしてその「DX」の概要は、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」とされています。
身近なところでいくと、100円均一で有名な「ダイソー」のレジが無人化したことなどはまさに「DX」ですね。そしてただ単に機械化して人を減らすことがDXではなく、レジに必要な人員を、商品の補充やお客様対応など、別のリソースに人員を充当できる、というところが「業務支援」になります。
◎つい最近のニュースでも、「製造業」の8割が、DXに未着手、という記事が
DXは、企業にとって、将来の多大な経済損失を防いで成長を図るうえで極めて重要です。それにもかかわらず、日本の稼ぎ頭である製造業では8割がDXに未着手という深刻な現状となっている、という記事です。
幻冬舎COLD ONLINE 日本の稼ぎ頭「製造業」の“8割”がDXに未着手の極めて「深刻な現状」 岩田 真豊
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