福岡空港の魅力

都心まで5分、世界にも50分の超便利空港「福岡空港」の活況にみる福岡の可能性

2019年度より福岡空港を運営している福岡国際空港株式会社(FIAC)。 同社は、2048年度までに路線数を現在のおよそ2倍の100路線に増やす目標を掲げ、東アジアでトップクラスの国際空港を目指す計画を発表しています。 2015年から開始された国内線ターミナル各所のリニューアルも2020年1月をもって完了し、今、福岡空港は新たに注目を集めています。今回は、それを手がける空港づくりのプロたちに、インバウンドからアウトバウンドまで、世界に誇る国際空港「FUKUOKA」の可能性を伺ってきました。

都心まで5分、世界にも50分、都心にも世界にも近い福岡空港!

福岡人にとって「超便利で快適」なのが、福岡空港の利用。
あまりにも当たり前のことなので、忘れている福岡人も多いかもしれません。改めてチェックしてみましょう。

まず、第一に「世界で最も都心に近い空港」といわれています。
福岡市地下鉄で、福岡空港駅から博多駅までは5分、天神駅まで11分とものすごく近いのです。

国内線であれば、地下鉄やタクシーでも短時間でスムーズに移動できるというストレスフリーのアクセスの良さです。

国際線でも国内線ターミナルから無料のシャトルバスを利用し、プラス10分ほどで到着できます。

私が以前住んでいた福岡市西部の室見駅近辺からでも、地下鉄で23分、プラスシャトルバスでの移動で、家の玄関を出てから最短45分で福岡空港に着いて、海外に飛び立っていたものでした。


福岡市地下鉄の路線図 福岡空港から2駅、5分で博多駅

第二に「福岡からアジアは東京から行くよりも約1時間フライト時間が短い」という事実を、声を大にして主張したいのです! 

福岡空港から韓国・釜山は約50分、中国・上海は最短1時間45分、台湾・台北で最短約2時間35分。
タイ・バンコクも約6時間。
東京からであれば+1時間余計にかかるのではないでしょうか。

私がいつも国内、海外の出張をするときに思うのは「福岡から空路で大阪へ行くのと釜山が同じくらい、東京と上海、台北と札幌が同じ所要時間」ということ。だから、国内移動よりもアジアを身近に感じるのです。

実際に関東をはじめ日本在住の知人やビジネスパートナーは、福岡に立ち寄り仕事を終えてから、海外出張に出かける人も少なくありません。

しかも、夏季のフィンランド航空を含めて21路線もの海外への直行路線があるのです。海外での空港の乗り継ぎを考えると世界中のどこへでも簡単に行くことができるのです。


週360便の国際便が運行

全国4位の乗降客数、アジアでも存在感

地理的優位性と便利さを兼ね備えた福岡空港は、乗降客数2,463万人、発着回数18万回(国内線+国際線)とどちらも全国4位(2018年 国土交通省「空港管理状況 空港別順位表」)の活況を呈しています。


福岡空港国際線

世界最大規模の航空データネットワークを用い、航空データをベースに分析・マーケティングを行うOAG日本支社のセールスマネージャー、山本洋志さんは福岡空港を高く評価するとともに、さらに改良するためのポイントを指摘します。

「豊富な国内線、特に国内主要都市への路線が多く、また地理的に近いことから、韓国からのLCCを含む多くのフライトを有し、中国、台湾、香港を中心に国内外に豊富なネットワークを持つ空港です。

最近では、タイ、マレーシア、フィリピンからのネットワークも充実し、訪日客もさらに増加。日本の中ではインバウンド(海外で発券された航空券)の数では成田、関西、羽田についで第4位の位置にあります。

路線が広がるアジア地区と豊富な国内ネットワークをつなぎ、九州南部、那覇を中心にハブ空港としても機能。国内でも有数の機能をもった、非常に優秀な空港といえます。

市内、県内および九州主要都市への鉄道、道路によるアクセスのよさ、特に新幹線へのアクセスは大きなプラスですね。

しかし、市街地にあるがゆえ空港の利用時間は限られており、滑走路が1本のため発着回数、駐機の両面から、ほぼ処理能力の限界になっています。

北九州および佐賀空港との連携を積極的に行い、キャパシティの限られた福岡空港には、フルサービスキャリアを積極的に誘致し、LCC、貨物などは北九州または佐賀に積極的に紹介していき、福岡、北九州、佐賀が一体となって九州からより広いネットワークの構築が必要なのではないでしょうか。」

旅行でなくても行きたくなる『エアポートシティ』に

コンパクトかつ使いやすさもさらに進化しています。2015年から開始された国内線ターミナルビルのリニューアルは着々とすすみ、商業施設や飲食店の充実が目をひきます。

ラーメンの名店が並ぶ「ラーメン滑走路」や、落ち着いた感じの「the foodtimes」は旅を一層盛り上げてくれます。


いつも賑わう国内線のフードホール

外光の明るさを感じさせる地下鉄アクセスホールから、1階にある航空会社カウンターや到着口、2階の出発保安検査場まで、エスカレーターとエレベーターでつながれ、アクセスが大変わかりやすくなっています。発着および搭乗口の動線も整備されました。

2020年1月30日には、出発の際にバスで飛行機に搭乗されるお客様の待合室となるバスラウンジが供用開始されました。

ステップアップの戦略は、2019年4月1日から福岡空港の運営を開始した福岡国際空港株式会社(FIAC)により展開されています。

30年後の2048年度までに路線数を現在のおよそ2倍の100路線に増やす目標を掲げ、東アジアでトップクラスの国際空港を目指しています(マスタープランより)。

2019年度〜2023年度の中期事業計画もあわせて、今後の福岡空港について、総務本部 総務・人事部 広報課長の小林智子さん、同課長代理の井上智司さんにお伺いしました。
マスタープラン詳細
中期事業計画詳細


地下鉄福岡空港駅からのアクセスホール

2025年に予定されている滑走路の増設により、国は1時間当たりの発着回数を40回と想定しており、当社はその発着枠増を戦略的に活用すべく、東南アジアの就航路線や欧米豪の長距離路線の誘致に取り組みます。

それにあわせて、2023年度までに国際線の施設インフラを整えていきます。国際線の旅客ビル施設を増床し出発・到着ロビーなどを整備、免税店も拡充します。

現在の駐車場部分にバス、タクシーをはじめとする二次交通を集約したアクセスゾーンや、立体駐車場を整備していきます。2026年度以降のオープンを目指し5つ星ホテルの誘致も行っていく予定です。

また、現在、国内線と国際線を結ぶシャトルバスは10~15分かかっていますが、専用道路を整えて5分ほどに短縮するなど利便性の向上に取り組む予定です。

ハード面だけでなく、サービスも高水準のクオリティを提供し、都市の役割・機能の一部を補完する『エアポートシティ』を目指しています。

空港利用者だけでなく、一般のお客様にも『今日は空港に遊びに行こうか』とワクワクしてもらえるようなハレの空間でありたいと。2020年8月7日にオープンしたビアテラス「SORAGAMIAIR(ソラガ・ミエール)もそのひとつです。

福岡人の間では伝説となっている空港の「ビアテラス」。眺めもよくて、航空機ファンならなおさらたまらないロケーションでした。


国内線と国際線をつなぐシャトルバス

福岡から飛び立つことでさらに進化

ポテンシャルがいっぱいの福岡空港ですが、今後さらなる発展をするには、「日本人がここから海外へ飛び立つことが必要」だとOAGの山本さんは指摘します。

LCC(ローコストキャリア)に頼りすぎるのではなく、フルサービスキャリアを誘致するには、ある程度のアウトバウンド(海外渡航)需要が航空会社にとって必要不可欠。

多くの日本人は安易に成田、羽田経由での渡航を選択する傾向がありますが、これを『福岡空港から国際線で出発』に変えられると思うのです。そのためには地元企業などの強力なサポート体制が不可欠です。

——–
 私は絶対に福岡からラクラク乗り継いで世界のどこへでも行こうと決めています。あなたも住んで、利用してfrom FUKUOKA応援団になってみませんか。

OAG>>https://www.oag.com/jp

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編集者
帆足 千恵
福岡のタウン情報誌の編集者として1990年代から海外30カ国、60エリアを取材し、世界の旅行情報を発信。2001年より外国人旅行者向けの編集制作や企画、調査、マーケティング、プロモーションを行い、九州インバウンドのパイオニア的な存在。2020年4月 海外旅行情報サイトを公開予定。

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