喫茶こさじいち

笹丘名店街に2026年4月オープン!夫婦で営む喫茶店「喫茶こさじいち」【福岡市中央区】

いつの時代でも「カフェ」という存在は人々を魅了します。近年のSNS人気も相まって、おしゃれなカフェ巡りを楽しむ女性も多い中、脚光を浴びているのが「昭和レトロな喫茶店」や「ネオ喫茶」と呼ばれるお店。ミドル層以上の方はノスタルジーを感じ、若者にとってはおしゃれなカフェにないレトロ感が斬新だと感じるんだそうです。この記事では福岡や福岡近郊にある「レトロを感じられる喫茶店」や個性的な喫茶店・カフェをご紹介しています。

「喫茶こさじいち」の場所は油山観光道路沿い、歴史ある笹丘名店街の一角

喫茶こさじいちへのアクセス

 

今回ご紹介する「喫茶こさじいち」があるのは、福岡市中央区笹丘。

まずはアクセス方法からご紹介。福岡市地下鉄「六本松駅」の西側を走る「油山観光道路」を六本松西交差点から1kmほど南下すると、筑肥新道と交差する「梅光園三丁目交差点」に到着します。

 

喫茶こさじいちへのアクセス

 

交差点を渡り、そのまま80mほど直進していくと、右手に茶色い建物が見えてきます。

 

喫茶こさじいちへのアクセス

 

こちらがその建物の全景。ここは「笹丘名店街」という、昭和の面影を色濃く残す木造2階建ての商業区画。

笹丘名店街は、1975(昭和50)年に旧国鉄筑肥線沿い(現在の筑肥新道)の笹丘エリアが新興住宅地として発展する中で誕生しました。木造の長屋風建築に飲食店が連なる、独特の味わい深い佇まいが特徴です。

 

喫茶こさじいちへのアクセス

 

この笹丘名店街の横の路地をそのまま進んでいくと・・・。

 

喫茶こさじいち外観

 

建物の色と同化するかのような茶色いオーニングのお店に辿り着きます。

 

喫茶こさじいち外観

 

こちらが今回ご紹介する「喫茶こさじいち」です。

 

喫茶こさじいち外観

 

軒先には観葉植物が並び、小学校で使われていた児童用の小さな椅子に「OPEN」と書かれた板が立てかけられています。

 

喫茶こさじいち外観

 

入り口横にはアンティークライトに照らされた手書きの看板が。エントランスだけでも店主さんのセンスの良さが感じられますね。

さて、カーテンをくぐって店内へと入ってみましょう。

 

 

>>「喫茶こさじいち」から徒歩6分。九州唯一のドムドムバーガー&屋上に自動車学校のあるショッピングモールの話

 

 

築50年以上の建物をリノベーションしたセンスあふれる店内空間

喫茶こさじいち内装

 

店内に一歩足を踏み入れると、白壁とウッドで構成された10席だけの空間が広がっています。

 

喫茶こさじいち内装

 

シンボリックな4席だけのカウンター。角をアール状に仕上げたデザインは、どこか昔ながらの喫茶店を思わせます。こちらはオープンに合わせて特注で製作したものです。

 

喫茶こさじいち内装

 

店内のインテリアは主にイギリスやフランスのアンティーク家具が使われており、新しいお店ながら、まるで長い年月を重ねてきたかのような、深い趣を漂わせています。

 

喫茶こさじいち内装

 

一番奥にはおひとりさま席も完備されていました。クラシカルな椅子とアンティークライト、そしてレトロなデザインのテーブルクロスがなんとも素敵!

 

喫茶こさじいち内装

 

喫茶こさじいち内装

 

店内を照らすアンティークのペンダントライト。ドライフラワーや絵画のフレームといった壁面の装飾とも絶妙にマッチしており、小さいスペースながらセンスの良い空間に仕上がっています。

 

 

「喫茶こさじいち」が誕生するまで

喫茶こさじいちを営むたまえさん(左)と一也さん(右)

喫茶こさじいちを営むたまえさん(左)と一也さん(右)

 

喫茶こさじいちを営むのは、一也さん・たまえさんご夫妻。

 

夫の一也さんは昔から料理づくりが好きで、バーの厨房や生肉会社に勤務する傍ら、料理の腕を磨いてきました。

妻のたまえさんは、29歳で福岡のスペシャルティコーヒーのパイオニア「ハニー珈琲」に入社して、当時の「ハニー珈琲西新店」で経験を積みました。

 

二人の出会いは、一也さんがハニー珈琲西新店にお客さんとして来店するようになったことから。常連客とスタッフとして長年親交を温めていたそうです。

そんな二人が急接近したきっかけが、お店のスタッフと常連客を交えた食事会。二人とも「いずれは自分の店を持ちたい」という共通の夢を持っていたことから交際に発展し、2019年にご結婚されました。

 

夫婦となった二人の夢は、現実的に動き出します。六本松にあるバーの昼の時間帯を間借りして約2年間営業を行い、それから1年をかけて物件をリサーチ。そんな中で偶然に出会えたのが、たまえさんの地元でもある笹丘名店街の現在の物件でした。

 

そして結婚から7年が経過した2026年4月、ついに実店舗となる「喫茶こさじいち」をオープンされたのです。

 

ちなみに個性的な店名の由来をお聞きしたところ、それぞれが自分の店の屋号として決めていた「こさじ(たまえさんの屋号)」と「いち(一也さんの屋号)」を合わせたからなんだそうですよ。

 

 

「美味しくて体に良いものを提供したい」という思いがこもったメニューの数々

メニュー

 

それではメニューを見てみましょう。

メニューは全時間帯同じものを提供しており、フードは2種類のデリプレート、2種類のカレー、オニオングラタンスープがラインナップされています。

ドリンクはハンドドリップで提供する浅煎り/深煎り2種類のコーヒーのほか、紅茶やとうもろこし茶、自家製コーラなどがあります。

 

なお、喫茶こさじいちの料理は添加物、化学調味料、白砂糖は使用されておらず、鶏肉は平飼いのもの、豚肉は飼育環境に配慮して育てられたもの、牛肉は自然の牧草で育った牧草牛を採用し、加工肉や魚は全て店内で仕込まれています。

これも「できるだけ体に良いものを提供したい」という店主ご夫妻の思いが込められているからなのです。

 

メニュー

 

スイーツはチーズケーキやガトーショコラなどの定番から、季節や期間限定メニューもあり。もちろんテイクアウトもできますよ。

 

南国うまみ豚の豚ハムと彩りデリプレート

 

今回は2種類のデリプレートの中の「南国うまみ豚の豚ハムと彩りデリプレート(税込1,500円)」をオーダーしてみました。

その名の通り、実に彩り豊かなプレートとなっており、食べる前から食欲がそそられます。

 

南国うまみ豚の豚ハムと彩りデリプレート

 

添えられたパン(カンパーニュ)に切り込みが入っているので、そこにハムやお好みの具材をサンドしていただきます。

デリはそれぞれに甘味や塩味など異なる個性があり、組み合わせ次第でさまざまな味わいを楽しめます。

見た目も華やかで、体にもやさしく、そして美味しい。個人的に大満足でした!

 

 

ということで、今回は福岡市中央区笹丘にある「喫茶こさじいち」をご紹介させていただきました。

昭和の面影が残る長屋で、夫婦の夢が形になった小さな喫茶店。一歩足を踏み入れれば、日常の忙しさを忘れる心地よい時間が待っています。今度の週末は、こだわりが詰まった贅沢なひとときを過ごしに行かれてみてはいかがでしょうか。

なお、喫茶こさじいちのInstagramでは、今回いただいたデリプレート以外にも様々なメニューが掲載されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

 

【喫茶こさじいち】
■住所:福岡市中央区笹丘1-35-19

■アクセス:福岡市地下鉄七隈線「六本松駅」より徒歩17分、西鉄バス「梅光園口停」より徒歩4分

■営業時間:9:00~16:00(15:00 O.S.)

■定休日:木曜・不定休(Instagramにてご確認ください)

■TEL:なし

■Instagram:@cosajichi

 

 

 

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ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

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