コーヒーの店モカ

創業1970年。現存する佐賀市内最古の老舗喫茶「コーヒーの店モカ」【佐賀県佐賀市】

いつの時代でも「カフェ」という存在は人々を魅了します。近年のSNS人気も相まって、おしゃれなカフェ巡りを楽しむ女性も多い中、脚光を浴びているのが「昭和レトロな喫茶店」や「ネオ喫茶」と呼ばれるお店。ミドル層以上の方はノスタルジーを感じ、若者にとってはおしゃれなカフェにないレトロ感が斬新だと感じるんだそうです。この記事では福岡や福岡近郊にある「レトロを感じられる喫茶店」や個性的な喫茶店・カフェをご紹介しています。

「コーヒーの店モカ」の場所は、JR佐賀駅より徒歩8分

JR佐賀駅

 

今回ご紹介する喫茶店は、佐賀県佐賀市にある「コーヒーの店モカ」です。

 

まずはアクセス方法から。佐賀市の玄関口である「JR佐賀駅」からスタートします。

 

鍋島直正・古賀穀堂・鍋島茂義像

 

佐賀駅の南口を出ると交流広場があり、その傍には佐賀の偉人である「鍋島直正・古賀穀堂・鍋島茂義像」が建っています。像の左手に伸びる中央大通りを直進しましょう。

 

唐人町一丁目交差点


8分ほど中央大通りを歩いていると、角に佐賀銀行本店のある「唐人町一丁目交差点」があります。その道向かいに目をやると・・・。

 

コーヒーの店モカ 外観

 

中央大通り向かいの路地沿いに「コーヒーの店モカ」がひっそりと佇んでいました。

 

コーヒーの店モカ 外観

 

外観はこのような感じです。エントランスには手入れの行き届いた花壇があり、綺麗な花々が咲き誇っています。

 

コーヒーの店モカ 看板

 

個性的なフォントの看板からは、昭和時代の香りが漂います。

 

コーヒーの店モカ 看板

 

そしてこちらも懐かしい、回転式のスタンド看板。看板に目を凝らすと、コーヒーカップのシルエットから「MOKA」という文字がまるで湯気のように飛び出していました。

 

コーヒーの店モカ

 

カーテンが閉じられているので店内の雰囲気は分かりませんが、入店してみましょう。

 

 

昭和の純喫茶そのままの空気感が味わえる、レトロな店内空間

コーヒーの店モカ 内装

 

ドアを開けて入店すると、左手にカウンター席、右手にテーブル席がレイアウトされています。深いブラウンを基調とした店内はレトロ感満点。長年の歴史が積み重ねられ、実に味わい深い空間になっています。

 

コーヒーの店モカ 内装

 

カウンター席は、年季の入った一枚板のカウンターと、背もたれから肘掛けまでが一体となった丸みのあるラウンジチェアで構成されています。

 

コーヒーの店モカ 内装

 

テーブル席には背もたれ部分が高いボックスソファが配され、ソファの表面は高級感のあるベロア生地張りになっています。その生地感からも50年以上という年月を感じさせてくれます。

 

コーヒーの店モカ 内装

 

さらに最奥には、お店の一等席でもあるボックス席もありました。

 

コーヒーの店モカ 内装

 

コーヒーの店モカ 内装

 

天井からはカウンター席とテーブル席で異なる2種類のペンダントライトが吊り下げられており、より一層レトロな雰囲気を醸し出しています。

 

針すなおさんのイラスト

 

カウンター裏のカップボードには、佐賀市出身の著名な漫画家・針すなおさんのイラストも飾られていました。ちなみに針さんは、お店と深い縁があり、常連でもあるんだそうですよ。

 

 

壁面の一角を覆い隠しているのは、昔懐かしのコーヒーの回数券。常連さんたちはこの回数券を購入してお店にキープしておき、コーヒーを一杯飲むごとに回数券を一枚ずつもぎって使うというスタイルです。

 

 

「コーヒーの店モカ」の歴史

お店の歴史を遡ると、ここは元々「永渕商店」という食料品を取り扱う店だったそうです。

 

そこに初代店主となる女性が嫁ぎ、ちょうど10年が経った1970年に「コーヒーの店モカ」に業態変更することに。

 

当時の佐賀市内では2番目となる喫茶店だったそうで、オープン当初からたくさんのお客さんで連日賑わっていたそうです。

 

昭和から平成にかけての41年間、先代がひとりでお店を切り盛りしてきましたが、体力面を考慮して2011年には先代の息子の妻である現店主が加わり、以降は二人三脚で営むようになりました。

 

その後、現店主がバトンを受けて2代目となり、現在に至ります。

 

なお、創業当時は「佐賀市内では2番目となる喫茶店」でしたが、最初に創業した喫茶店はすでに閉店しており、現在は「コーヒーの店モカ」が佐賀市内で現存する最古の喫茶店となっているんだそうですよ。

 

 

昔ながらの純喫茶らしい、ノスタルジックなメニュー構成

コーヒーの店モカ メニュー

 

それではメニューをチェックしてみましょう。

 

まずはドリンクから。ブレンド・アメリカン・炭火焼・キリマンジャロ・モカの5種類のコーヒーをはじめ、紅茶やジュース、さらにクリームソーダやコーラフロートといった往年のラインナップが並びます。

 

コーヒーの店モカ メニュー

 

フードメニューは6種類のトーストと4種類のサンドウィッチがあり、土・日曜限定で「ゆでたまごサンド」「はちみつトースト」「つぶあんトースト」がオーダーできますよ。

 

フレンチトーストとブレンドコーヒー

 

今回は名物メニューの「フレンチトースト(税込650円)」「ブレンドコーヒー(税込550円)」をいただくことにしました。

フレンチトーストはオーダーを受けてから一斤の食パンを厚切りにし、卵液に浸してからじっくりと焼き上げます。そして仕上げにシナモンと砂糖を独自にブレンドしたオリジナルのシナモンシュガーをたっぷりかけて提供されます。

 

フレンチトースト

 

写真ではわかりづらいのですが、厚みは最大で5cmもあるんです。その分厚いフレンチトーストをナイフでカットして頬張ると、表面はカリッと、中はプルンとした独特の食感が楽しめます。もちろんブレンドコーヒーとの相性もばっちり。

 

このフレンチトーストは地元のファンはもちろん、近年はSNSを見て訪れる若い世代からも人気があるんだそうですよ。

 

 

店内では「紙たばこのみ」喫煙OK!

喫煙OKのサイン

 

最後に、愛煙家の方々に朗報です。

店内では「全席喫煙OK」となっています。ただし「紙たばこ限定」となっており、加熱式たばこや電子たばこ、葉巻などはNGとなっているのでご注意を。

 

コーヒーの店モカ マッチ箱

 

昔お店で配っていたというマッチ箱も見せていただきました。

昔の喫茶店は喫煙できるのが当たり前で、それぞれのお店がこのようなオリジナルマッチを作ってお客さんに配っていました。

今はもうマッチは作っていないそうですが、お店の長い歴史に少しだけ触れることができました。

 

 

ということで、今回は佐賀県佐賀市にある「コーヒーの店モカ」をご紹介させていただきました。

福岡からお店の最寄り駅の佐賀駅までは、JR博多駅から特急で最速35分。高速バスなら天神から佐賀駅バスセンターまで約1時間20分で到着できるので、ちょっとした旅行気分を楽しみながら気軽に行くことができます。

また、佐賀駅付近はノスタルジックな建物やお店も数多く点在しているので、レトロ好きな方はぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。

 

 

【コーヒーの店モカ】
■住所:佐賀県佐賀市唐人1-5-28
■アクセス:JR佐賀駅より徒歩8分/佐賀市営バス「駅南本町停」より徒歩2分
■営業時間:11:00〜16:30L.O(水曜は14:30L.O)
■定休日:木・金曜
■TEL:0952-26-4212
■喫煙:可(紙たばこのみ)
■Instagram:​​@moka_french

 

 



エンクレスト福岡ガーデン

エンクレストガーデン福岡【福岡市中央区新築分譲マンション】

棟内モデルルームOPEN!『現地見学』1日3組限定予約受付中!

Sponsored

えんCP 販売 バナー

福岡市でマイホームをお探しならご相談ください【えんコーポレーション】

ご希望条件を入力するだけで、ぴったりの物件をご紹介します。問い合わせフォームはこちら。

Sponsored

★福岡の観光・グルメ・ビジネスなど、最新記事の更新情報はこちらから

記事更新情報は、下記のフクリパ公式アカウントからも配信しています。
ぜひご登録ください。

「X(旧Twitter)」で受け取りたい方はコチラ

「LINE」で受け取りたい方はコチラ

LINE登録用

 

「メール」で受け取りたい方はコチラ

天神ビッグバン マップ

 

 

【PR】2040年まで人口増が予測される成長都市「福岡」!投資するならマンションがおすすめ。

次々と新たな商業施設、オフィスビルがオープンしている昨今。
福岡都心部の再開発プロジェクトである天神ビッグバン、博多コネクティッドによる変化も大きく、開発が終了して完成する物件も増えてきて、福岡市内中心部の景色は変わり始めています。

 

さらに、人口増加率では東京23区を超え、2040年までの人口増が予測され、日本全体が人口減少となる中でも引き続き成長を続ける都市「福岡」。

その福岡における最新の投資用マンション情報や将来への対策として必要な投資の中でも特にサラリーマンの方におすすめの「不動産投資」が学べるマンガなどの特典を無料プレゼントしています。

 

資料請求はこちら

資料送付はえんホールディングスグループの一員である株式会社えんより行われます。
えんホールディングスグループはWEBメディア「フクリパ」の運営母体です。

合わせて読みたい

創業36年。三瀬トンネルそばに佇むログハウスのギャラリー喫茶「モクモクハウス」【佐賀県佐賀市】

https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202508.61341




唐津市・旧七山村の山あいに佇むヴィンテージ感あふれる喫茶店「ファニーななやま」【佐賀県唐津市】

https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202507.57855




芸術家が岩山の上に造り上げた創業43年の喫茶店「山閑人(さんかんじん)」【佐賀県武雄市】

https://fukuoka-leapup.jp/tour/202506.55869



関連タグ:
#カフェ
#レトロ喫茶店
この記事をシェア
LINE
ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

フクリパデザイン1

フクリパデザイン2

フクリパデザイン3

フクリパデザイン4

TOP