コテンラジオが生まれた背景やコテンメンバーの人となり、コテンラジオの裏側など、これまで様々なコテンの活動を追いかけ、2022年1月からはコテンが提唱するポスト資本主義にまつわる話を取材してきたフクリパ編集部。
今回は、きっと皆さんが気になっているであろう「世界史データベースってどんな形になるんだろう?」に真正面から迫ってみました。WEBサービスなのか?アプリなのか?どんな形で世に出るのか、その内容を可能な範囲で紹介させていただきます。
「ポスト資本主義」は、世界史データベースのためだった
今回世界史データベースの現在の開発状況を解説してくれたのは、過去にもコテンリレーに登場している草野陽夏さんと、同じく開発に携わっている平野智也さんです。
草野陽夏さんは、過去のコテンリレーでも何度も登場してもらっています
コテンリレー初登場!平野智也さん
草野さんは深井さんの弟子というポジションを経て、現在はコテンの根幹である世界史データベースにおいては、開発のプロダクトマネージャーを任されています。
一方、平野さんはコテンに参画して約1年。コテンラジオのリスナーとして、世界史データベース事業に興味を持っていたことからの参画だったそう。
コテンラジオを通じて、そのコンテンツのおもしろさにとどまらず、メタ認知の必要性がしっかりと伝わり、結果、COTEN CREWになったりコテンメンバーになってしまったり。ポスト資本主義へ向かうこと、そしてそのためのコテン的プロセスエコノミーの自然体かつスムースな流れに毎回感服してしまうのですが、実はここまでの流れに、振り返ってみれば理由があったと二人は言います。
草野
平野
当然開発にはお金がかかります。しかしそのためにスポンサーを募ってしまうと、世界史データベースのUIUXや中身がどうしてもスポンサーに寄る、という現象が起きてしまいます。ではどうすればフラットに、人類に対して最適な世界史データベースが開発できる体制を整えられるのだろうか?というところをぐるぐると考え、最終的に、現在の法人・個人COTEN CREW制度に辿り着きました。
草野
とはいえ、日々内容が変わっていたりするので、コテンとしては「いまこうなってますよ」とお知らせするのがなかなか難しく…フクリパさんから聞いていただいて、現時点での暫定的な情報にはなりますが、興味を持ってくださる方々に、少しでも内容を理解いただく機会に繋がればいいなと思っております。
平野
世界史データベースを偏らせないためのポスト資本主義、そしてプロセスエコノミー的推進。すべてがつながっていたということですね。では早速、その内容について聞いてみたいと思います。