福岡イチのプランナーが、あなたのお悩みをズバッと解決! #017

「子育てしなかった上司」とのジェネレーションギャップは諦めたほうがいい?

福岡でいちばん企画書を書いてきたプランナー・中村修治さんが読者のお悩みにオモシロオカシク答えてくれます。「あー、あるある」「そっか、もうそんな感じでいっか」などなど、生きにくい日々をライトに潜り抜けるためのヒントになったりならなかったり!?ぜひ肩の力を抜いてお楽しみください!

相談者>>>>>>>>

子育て経験のない上司から「子どもが生まれたんだから今まで以上に頑張らないと」と言われます。
おっしゃることはわかるのですが、いまの子育て世代は子どもの面倒も見たいんですよね…その気持ちは理解してもらえないと諦めたほうがよいのでしょうか?

<<<<<<<<ワタシの回答

スパッと諦めてください!!
ワタシは、このお悩みにちゃんと答えられる資格が、そもそもない。
ワタシこそ、子育て経験のないオッサンです。

"40代で家計の足しにパートをしながら子ども育ててる方の
「年収1000万稼いでくれたらそれだけで超イクメンですよ」
という言葉が言い放たれてから会議室の時間はずっと止まったままだ。"
 
昭和のオジさんのイクメンの定義は、年収を上げることだけだったのだなぁ!?と。娘たちの入学式や卒業式にさえ出席していない。娘たちのこと。家のこと。全部、カミさん任せだった。今更ながらに、反省している。なので・・・ここ5年くらいは、自分の洗濯物は自ら畳んでいる!ここ1年くらいは、アイロンまであてはじめた!!あっ!?ネコのゲロも、もう片付けられるぞ!!!

現代の子育て世代のイクメンの方々の気持ちはわかったつもりにはなっているのだが、「子どもが生まれたんだから今まで以上に頑張らないと」とは、言ってしまうのですよ。悪気はないのです。条件反射でそういうことを言ってしまうのです。

だから、スパッと諦めてください。

その上司の方も、イクメンなんか辞めちまえとは言ってないのです。ウンコをしたら拭きましょうね!?くらいの条件反射で「子どもが生まれたんだから今まで以上に頑張らないと」と言っちゃっているだけです。

ここ数年、自分のシャツに自らアイロンをあてるようになってわかったのです。子育てすら、名もなきいくつもの家事の合間に行われていたことなのだと。子どもの面倒を見るだけが良きイクメンではないということが。だからね、やっぱり「子どもが生まれたんだから今まで以上に頑張らないと」なんですよ。


イクメンは
名もなき家事が
できてから!!

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https://fukuoka-leapup.jp/serial/202208.780


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プランナー
中村修治
1986年に立命館大学を卒業。1989年にバブルの泡に乗って来福。1994年に㈲ペーパーカンパニーを設立し独立。福岡に企画会社など存在もしなかったころから30年も最前線で生きているプランナー。企画書を書いた量とプレゼン回数は、九州No.1だと言われている。JR博多シティのネーミングやテレQのCIなどが代表的なお仕事。コラムニストとしても多誌で執筆。

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