小笹に暮らし始めたきっかけ
今回お話を聞いたのは、2022年に小笹の同じマンションを購入して住み始めたAさん、Bさん、Cさんの3名の男性です。みなさん博多区の企業にお勤めの会社員の同僚同士で、夫婦2人暮らしから子育て世帯まで家族のカタチもさまざま。小笹に暮らしてみて感じた魅力や思いがけない発見など、それぞれの視点から語ってもらいました。

ーみなさんの自己紹介と、小笹に住んだきっかけを教えてください。
Aさん:
僕は妻との2人暮らしです。出不精なので、家で漫画を読んで過ごすのが好きです。2022年に現在住んでいるマンションを購入したのですが、最初は大橋(南区)の物件とこちらを検討していたんですよ。ただ、同僚のBさんとCさんが先に現在のマンションを購入したと聞いて、「2人が選ぶなら間違いないだろう」と思って僕も購入を決めました。
Bさん:
我が家も夫婦2人暮らしです。僕はゴルフが趣味で、車で10分ほどの場所にある油山(南区)のゴルフ練習場によく通っています。実はここに住むまで小笹のことはあまり知らなかったんですが、知人から“小笹はいいところだよ”と聞いて、通勤のしやすさもあって現在のマンションを購入することに決めました。
Cさん:
我が家は妻と1歳・6歳の子どもの4人家族です。僕は料理が趣味で、休みの日はスペアリブや唐揚げなどの得意料理をよく作っています。我が家は賃貸からの住み替えを検討して、新築の分譲物件をいろいろと探していたんです。そんな時にBさんから小笹のマンションを買ったと聞き、とてもいい物件だったので、Bさんに一応断りを入れて(笑)購入を決めました。
ー小笹の物件を選んだ決め手はなんだったのでしょう?
Aさん:
以前は薬院に住んでいたのですが、そのエリアだとマンションは価格が高すぎて…。そこで価格帯を落として探していた矢先に、小笹の物件のことを知りました。立地と広さと価格のバランスがすごくいいなと感じたことが決め手です。
Bさん:
僕は結婚を機にマンションを検討する中で現在の物件を購入したのですが、Aさんと一緒で立地と価格と面積のバランスの良さに惹かれました。中央区という便利な立地にも関わらず、部屋の広さに対する価格が魅力的なのです。通勤がしやすかったことも決め手ですね。
Cさん:
僕は先ほど話した通りですが、小笹について調べるうちに、子育て環境が良く人気の学区であることが分かったことも、購入の決め手になりました。
交通アクセスの利便性や、通勤中の過ごし方は?

ーみなさん、博多にお勤めと聞きました。小笹から職場への通勤ルートや所要時間についてどう感じていますか?
Aさん:
家からバス停まで3〜4分で、博多方面まで1本で行けます。朝は混みますけど、ギリギリ座れる日も多いかな。所要時間は30分くらいで、YouTubeを見るのにちょうどいいですね。
Bさん:
バスは本数も多いし、帰りも特に困ることはないですね。ここに住んでから西鉄バスをよく使うようになりました。ちなみに僕はバスの中でTikTokを見ています。
Cさん:
終バスが23時過ぎまであるので、飲み会があってもタクシーいらず。ノンアルだったらチャリチャリの利用も便利ですね。最近ステーションも増えているみたいです。
ー県外に出張する時のアクセスはどうですか?
Aさん:
博多駅までバス一本で行けるので、電車や新幹線利用には便利ですね。ただ、飛行機(福岡空港)は朝7時くらいの始発に乗ろうとすると間に合うバスがないことがあるので、最寄りの桜坂駅までタクシーで行って地下鉄に乗ることもあります。福岡空港までは1本で行けないので、そこは唯一ネックに感じる点ですね。
ー普段、地下鉄に乗る時はどうしていますか?
Cさん:
バスで桜坂駅か薬院駅、天神駅まで行きます。特に不便だと感じたことはありません。
“帰ってくると心が和む”小笹ならではの空気感

ー「小笹に戻るとホッとする」と感じたり、仕事の疲れが癒されたりする要素はありますか?
Cさん:
公園や緑地が多く意外にも自然が豊かで、穏やかな雰囲気なのがいいと思います。それと、夕方になると子どもたちが学校や英会話教室から帰ってくる姿が見えるんですよね。あの“みんな帰ってくる感じ”を見ると、なんだかホッとします。
Bさん:
夜も静かですよね。ガヤガヤしてないから、家に帰ると落ち着きますね。
Aさん:
うちは犬を飼っているので、小笹中央公園のあたりを散歩するんですけど、ワンちゃん連れの方が多くて、自然なコミュニティができるのが嬉しいですね。ホッとする、とはちょっと違うかもしれませんが。
ー眺望や景色で気に入っている点はありますか?

Aさん:
マンションのベランダ側から小笹の街並みや緑の景色が見えるのはいいですね。それと、エレベーター側からは福岡タワーも見えるんですよ。
Bさん:
電線がそんなに多くないので、空を見上げると抜けのいい景色が見える気がします。
Cさん:
小笹3丁目の交差点付近は、商店街みたいになっていて小笹っぽいなと思います。
パパから見た、子育て環境
ー小笹の子育て環境で、魅力的なことがあれば教えてください
Cさん:
通学のしやすさや治安の良さでしょうか。小笹小の目の前に平尾中がある環境は学区としても人気と聞きましたし、安心感が得られました。実際、小一の娘の同級生がマンションに十数人います。ママ友の情報も早いし、教育意識の高い家庭も多い印象です。
Aさん:
子どもたちが多いのは街の安心感にもつながりますよね
Cさん:
通学路に交通指導のボランティアさんが立ってくれているのもありがたいんです。物件を検討していた時、こんなご時世なので「人目が多い」ことも条件に入れていたので。しっかり見守られているので、安心して子どもを送り出せます。
商店や飲食店が充実!近所だけで生活が完結する点も“ちょうどいい”
ーご夫婦2人暮らしにとって、小笹の住環境で重視した点はありますか?

Aさん:
アクセスの良さですね。天神・博多まで乗り換えなくバス1本で行けるかどうかは、特に重視したポイントです。
Bさん:
我が家はコンビニやスーパーやドラッグストアが徒歩圏内にあるかどうかを重視しました。実際買い物には不便してないことも魅力です。
ー実際に住んでみて、イメージと違った点や、住んでみて初めて気がついた想定外の魅力があれば教えてください。
Bさん:
住んでから驚いたのが飲食店の多さ。それまで小笹のイメージが湧かなかったというのはありますが、こんなに充実しているとは思いませんでした。
Cさん:
町内会が思った以上に盛り上がっていること。子どもがいるパパたちで結成した「おやじの会」というのもあるんですよ。イチゴ狩りや、夏まつり、カレー作り体験なども町内会で開催しているようです。僕は「おやじの会」には所属していませんが、イベント時に子どもの友達の親御さんに挨拶することがあり、交流を深めています。
ー日々の暮らしで利用する、商店や銀行などの使い勝手はどうですか?
Bさん:
近くに「サニー(スーパー)」と「ドラッグイレブン(ドラッグストア)」、「キャンドゥ(100均)」が入った施設があり、そこをメインで利用しています。その近くに銀行や郵便局も集まっているので、とても便利ですよ。

ーよく利用する飲食店や、「ちょっと今日飲もうか」という時に利用しているお店があれば教えてください。

Bさん:
僕は「はま寿司」によく行きます。ヘビーユーザーと言ってもいいくらい(笑)。妻とさっと食事を済ませる時や、ひとりでも行ってます。お酒を飲む時には、居酒屋の「キナリ」にも行きますね。そこは地元の常連さんが多いですし、新規で小笹に住み始めた方もよく来られる印象です。
Cさん:
「キナリ」がある通りはグルメストリートになっていて、いろんな飲食店が集まっているんですよ。焼き鳥の「みのかさ」は、座敷があって子連れでも利用しやすいと思います。
Aさん:
ほかにも広島お好み焼きの「ゆうちゃん」や、行列ができる人気店の「小笹飯店」、うどんの人気店の「笹うどん」もおすすめです。ちょっと離れていますがうどんチェーンの「ウエスト」もあります。サクッと行ける飲食店も夜に楽しめる居酒屋も、とにかく飲食店のジャンルが豊富でご飯に困らないんです。

ー小笹のソウルフードや名物店はありますか?
Cさん:
それこそグルメストリートにある『ポーポー軒』は魅力的です。そこのたこ焼きは小笹のソウルフードと言ってもいいのでは。駄菓子も販売していて、昼は子ども、夜は大人がちょい飲みしながらたこ焼きを食べたりして、ああいう感じは小笹っぽいなと思います。
小笹の名物店・『ポーポー軒』に行ってみました!


「小笹」交差点と「小笹3丁目」交差点のほぼ中間、細い路地裏に佇む『ポーポー軒』。
店内の一角には駄菓子が並び、その一方で壁にはたこ焼き、焼きそば、グリーンカレーにアルコール各種のメニュー表が。駄菓子屋とも居酒屋ともたこ焼き屋とも言えぬ、ユニークな雰囲気がクセになるお店です。

名物のたこ焼き(5個570円〜)は、外はカリッ&中はトロ〜リとした食感の組み合わせが絶品!15時30分から(土日祝は15時から)オープンし、明るい時間は子どもたちが駄菓子を買いに、夜になると大人がお酒を酌み交わす。そうして子どもが大人の文化に触れられるのも、同店の魅力なのです。

オーナーは中学生のお子さんを持つパパで、「小笹は暮らしやすくて子育てしやすい街」と話してくれました。オープン日は不定なので、お店のXでチェックを!

【ポーポー軒】
◾️住所:福岡市中央区小笹1-3-5 [map]
◾️営業時間:15:30〜21:00(土日祝は15:00〜)
◾️定休日:不定
◾️詳細はこちら:https://2vm4y.crayonsite.net/
◾️X:@oboborobo
住んでみて変わった、価値観やライフスタイル
ー小笹に住んで、価値観やライフスタイルに変化はありましたか?
Bさん:
バスをこんなに使うようになるとは思いませんでした。いまや完全に生活の中心です。
Aさん:
中央区は都心というイメージでしたが、小笹は自然が豊かで教育環境やコミュニティも整っているので、いい意味でイメージが変わりました。
Cさん:
パパ友の付き合いは正直面倒だと思っていたんですが、子どものイベントで顔を出すうちに自然と仲良くなり、案外悪くないなと思うようになりました。
小笹は今後の成長が楽しみな街

ー小笹はこれから5年後、10年後にどんな街になっていそうですか?
Cさん:
中央区にも関わらず、自然も豊かで治安も良い。こんなエリアは希少だと思うので、今後はもっと人気になると思います。
Aさん:
実際、僕たちが買ったときより価格が高くなっている物件もあるみたいです。
ー小笹への引っ越しを考える人へ、住民目線でメッセージをお願いします。
Cさん:
子育て世代には本当におすすめ。イベントも多いし、見守りもあって安心です!
Bさん:
アクセスの良さ、街の便利さ、ほどよい静けさ。まさに全てが“ちょうどいい街”だと思います。
Aさん:
生活するのに便利な街で、ここで完結しています!
都会の利便性と暮らしやすさが同居する小笹は、交通アクセスもよく都心で働く方にとっても“ちょうどいい”街のようです。「価格と立地と広さのバランスの良さ」も垣間見えました。住んでみて初めて分かる小笹の心地良さを、3名の言葉から強く感じられました。小笹暮らしを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
次回は「女性編」をお届けしますので、そちらもお楽しみに!







