- 経済ジャーナリスト
- 神崎 公一郎
- 1952年、長崎県生まれ。早大卒。地方紙記者、月刊経済情報誌「エコノス」の編集長を経て、㈱プロジェクト福岡を設立、代表を務める。 現在、日本マーケティング協会九州支部の機関紙、西日本シティ銀行の広報誌の執筆・編集や地元企業の社史執筆に従事する。まちづくり、コンベンションに関心が深い。
世界に先駆けた感染症対応シティとして、国際競争力の高い安全・安心で魅力的なまちに
コロナ禍で世の中に不透明感が漂っていますが、福岡市はビル建て替え時に、感染症対策を新たな容積評価の対象とし、対策を実施するビル計画の天神ビッグバンボーナスの竣工期限を2026年12月まで延長しました。いち早く感染症対応シティにチャレンジし、国際競争力が高く安全・安心で魅力的なまちづくりに取り組む官民を代表して、お二方に話しを伺いました。
「天神ビッグバン」をテコに、世界に知られる国際ビジネス都市へ挑戦⁉
「天神ビッグバン」では、建替目標を30棟としているなか、現在、着実にプロジェクトが進行しています。コロナ禍で世の中に不透明感は漂っていますが、九州・アジアの中で国際競争力のある個性を持った都心部の再生に向けて、着実に歩みを進めているのです。
福岡に「ザ・リッツ・カールトン」誘致で、天神の風景はどう生まれ変わる!?
天神ビッグバンの「西のゲート」(旧大名小学校跡地)の開発が始まっています。2023年春までのオープンを目指す開発のシンボルは、「ザ・リッツ・カールトン」とハイグレードオフィスが入る25階建ての高層ビル。世界最高峰の5つ星ホテルは、天神の街にどのような新たな風を吹き込むのでしょうか?
『福岡の家賃が安い!』はもう昔の話?高騰している福岡都心部の家賃事情について解説する
福岡市都心部の中央区(天神エリア)と博多区(JR博多駅周辺エリア)では、賃貸マンションの家賃の上昇が続いています。都心部ではオフィスビルやホテルとの競合もあって、不動産価格に加え、建築費も高騰。家賃の上昇が止まらないことで、一部には“若者離れ”の動きも表面化しつつあります。
天神ビッグバンで試される“九州一の商都・天神”の実力を探る
天神ビッグバン計画が完了する2024年ごろまで、九州最大の繁華街・天神地区に「商業空白地帯」とも言えるスペースが生まれます。しかも若者文化を発信してきた施設だっただけに、その集客力が懸念されますが、天神には地区一体となった取り組みで、これまでも成果を上げた集客実績があります。