1バス停単位で福岡を切り取る「バス停から愛」

ダイヤ改正の罠。「南警察署前」【福岡市南区】

一見なんてことないバス停とそのまわりも、視点を変えれば観光資源。そんな思いで福岡市のバス停を取り上げ、ご紹介する本企画。連載79回目は、福岡市南区にある「南警察署前(みなみけいさつしょまえ)」バス停をご紹介します。

今回は福岡市南区からお届け

 

だいたい3月9月を中心として、いろいろな事情による路線や便数の改正によってバスの時刻というものは更新されます。昨今は利用者が少ないからというより、バスを運転する人が足りないからというのを理由として、減便されることが多い印象です。そういう難しい社会問題に関しては、ここですぐに解決できるものでもありませんので、今のところは目を背けておくとして、

 

 

これも最近の傾向なのですが、インターネットというものが発達したため、路線や時刻の改正があった場合でも改正の内容について各バス停に掲示することなく、詳しくはHPみてねー、と公式ページに誘導するのがスタンダードです。人的資源の節約として、当然の施策だと感じます。

 

 

しかしまだ各バス停には、改正後の時刻表は掲出されておりまして、バス停ごとにこれを貼りに行ったり、ダイヤ改正後に剥がしに行ったりする手間は軽減されておりません。そのうちスマートバス停なるものが一般化するのか、改正後の時刻表も掲出されなくなるのか、未来は分かりません。

 

 

 

改正後の時刻表に潜む「罠」

 

ここで注意しなければならないのは、「改正対象の行先番号のみ掲出」という文言です。

 

 

例えば、これは「福岡空港国内線南」の時刻表で、今回の改正では「39」類に関する変更がまったくなかったため、

 

 

「改正対象だけ掲載」の規則に従い、番号なしと「5」系統の時刻表のみが掲出されています。ルール通りです。

 

しかし!

 

仮に、何らかの理由により「39関連が全部廃止」となった場合も、「39」についての記載はされず、改正後の時刻表として掲出される内容は同じものとなります。これは結構な悲劇です(←マニアだけかも)

 

 

そこで「南警察署前」バス停に話を戻し、改正前の郊外向け時刻表を見てみますと、多くの時間帯で1時間に3本のバスが往来しており、旺盛な需要があると推測されます。

 

 

そして最初の改正後時刻表を見返すと、まあ悲惨なほどに本数が減っているわけですが、

 

 

改正前に運行しているのは「47」で、

 

 

改正後時刻表にあるのは、全てが「47‐1」であるため、ここまででは、まだ新規に系統が増えるだけで既存の「47」は変更なしという可能性もあるといえるわけですね。

 

 

だって、こんなに本数のある路線が、

 

 

いきなりこんなに閑散とするなんて、想像できないじゃないですか。最小限の労力で、効率よく、伝えたいことをすべて伝える方法、なかなか難しいなと思います。そういう検討の経緯とか、方法論の逡巡とかが垣間見えると、それは観察対象としては面白いんですけどね。

 

 

そして答え合わせとしては、

 

 

内容が複雑なため、西鉄バスのダイヤ改正では珍しい、模式図入りの改正告知が作成されました。現実は時として苛酷であり、今回は経路変更という理由によって、ここ南警察署前バス停は貧乏くじを引かされた立場にあります。大幅な減便です。

 

 

もともと「47」も含めて、路線バスはこの区間を走っていなかったので、元に戻っただけとも言えます。その経緯については、ここでは詳しく述べません。改正内容を考え、そして伝えるのは大変だなあ、というあたりを、記事の落としどころとさせてください。

 

 

警察署の前を、バスとともに走るパトカーだとか、

 

 

警察署入口交差点を右折するバスなど、特徴的な光景に触れるのが困難になるのを、心から「残念だなあ」と思えるのが、マニアの特権です。よろしければ、たまにはこちら側の世界へお越しください。

 

 

 

基本情報

バス停名:南警察署前(みなみけいさつしょまえ)

・住所:〒815-0032 福岡県福岡市南区塩原3丁目8[map]

・博多からの行き方例:

「博多駅前A(美野島・パナソニック方面)」から、普通47-1 那珂川営業所ゆきに乗車。約18分、260円。

 

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バス路線探検家
沖浜貴彦
1972年生まれ・福岡在住。路線図に描かれた終点を想い、途中の狭い区間を苦心して走るバスに愛を注ぐ変態。ブログ「ほぼ西鉄バスの旅」を2008年に開設、日々愛を持ってバスを追いかけ続ける。毎月第二金曜・第四土曜日はバス趣味の現況を共有するサロン「バス路線探検家の会」を運営。

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