福岡イチのプランナー・中村修治の“ネタ”あかし #010

駄作で金をもらってこそ、プロである。

福岡でいちばん企画書を書いてきたプランナー・中村修治さんが気になるクリエイティブや企画、商品などについてのマーケッター的な分析を"ネタ"あかししてくれます。ものの見方や考え方のヒントになること間違いなし!

駄作で金をもらってこそのプロだよ!!

ワタシが、未だにプランナーとして存在できているのは、今から思えば駄作と言って憚らない企画書を買っていただいた多くの皆さんのおかげである。

広告代理店の諸先輩の方々、駄作に付き合っていただいた多くの社長のみなさん、ホントに感謝!!

駄作でも出す覚悟があるか!?

駄作でも出す気概、叩かれる覚悟みたいなことが、実はプロになる素養なのである。
その量で"質"は、担保されていくのである。

駄作だから金が貰えないのは、素人の考えである。
駄作でも、お金を貰ってこそ、プロへの道である。

“技術の厚みというのは、要するに失敗経験なんだから、社会の安全需要が高まるほどに、技術者の層が薄くなるのはある意味しょうがない”
 
近頃、どっかで見たようなテンプレートを活用した企画書ばかりが目に付く。
カッコよさげなだけの駄作は、駄作中の駄作である。
企画書の書き方なんて教えているコンサルなんぞは、クソである。
もうすぐAIが企画書を書いてくれるようになるというのに・・・。

お願いだから、もっとバカになろうよ!?

このくらいでいいか!?というラインの設定!?

"小説家やライターの一番の能力は「これくらいでいいか」と思って書き始められて、「これくらいでいいか」って終われること。
素人がモノを書けないのは、作れないんじゃなくて、作り始めるのと書き終わるのに膨大な時間が必要だからです。”

その「これくらいでいいか!?」のラインが、経験を積むと自然と上がっていく。
その「これくらいでいいか!?」のラインが低すぎると、即刻死ぬ。

還暦になるような歳になっても、日々、「これくらいでいいか!?」というラインでせめぎ合っている。
このコラムだって、例外ではない。

そんでもって、みなさんに聞きたい!?

今回は、
これくらいで良かったですかね!?

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プランナー
中村修治
1986年に立命館大学を卒業。1989年にバブルの泡に乗って来福。1994年に㈲ペーパーカンパニーを設立し独立。福岡に企画会社など存在もしなかったころから30年も最前線で生きているプランナー。企画書を書いた量とプレゼン回数は、九州No.1だと言われている。JR博多シティのネーミングやテレQのCIなどが代表的なお仕事。コラムニストとしても多誌で執筆。

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