聞いてよ!修治さん! #004

生産部隊と非生産部隊の仁義なき戦い。

福岡でいちばん企画書を書いてきたプランナー・中村修治さんが読者のお悩みにオモシロオカシク答えてくれます。「あー、あるある」「そっか、もうそんな感じでいっか」などなど、生きにくい日々をライトに潜り抜けるためのヒントになったりならなかったり!?ぜひ肩の力を抜いてお楽しみください!

相談者>>>>>>>>

40代中堅サラリーマン・営業職です。

質問というよりフクリパさんのサムネイルで自分の気持ちを叫びたいだけなのですが、先日とってきた仕事を「それは私たちのやりたい仕事じゃない」と職場の非営業スタッフ陣に言われて久々にカッチーンときました!

誰のおかげで給料もらえてると思ってんだよ!とのど元まで出ましたがハラスだなんだと言われかねないと思い飲み込みました。

僕の憤りは間違っていますか?
どうしたらいいでしょうか?

<<<<<<<<ワタシの回答

秘術!!カッチーン返し!!

40代中堅サラリーマン・営業職さんの憤りは、間違ってないですよ!!
このクソが!!!と怒鳴ってもいいです。
でも、憤りをぶつけたところで“やりたい仕事じゃない”症候群の方々は、変わらない。
怒鳴ったら、訴えられかねませんもの。男は、黙って、ノンアルコールビールです。

ワタシは、広告業界に長く席を置いて仕事をしています。

新人の時代に良い上司に恵まれて、いまがあります。

師匠は、“デザインとは、橋の形を考えることではなく、向こう岸への渡り方を考えることだ。”なんて教えてくれました。

作りたい広告をつくるのではなく、クライアントとともに歩み、悩むことが広告の仕事だと。

さらに、クライアントのところへ行く新人のワタシに、難しいことは考えるな。

次の約束だけして帰ってこい!!と送り出してくれました。
 

仕事とは、誰かとの約束をすることです。
その約束を守ることです。

その結果が、信頼になって、お金になるというのがこの社会のことわりです。

“やりたい仕事”とは、そういう信頼を築く中に、生まれ出てくるものです。
社内の信頼関係も築けないような方々は、どこまで行ってもその真理には近づけないですよ。土を耕して、水をやらなければ、欲しかった野菜は手に入りません。

どうしたらいいか!?だったですよね!?
そんな方々は放っておけと言いたいところですが、それでは回答になってないのでズバリ言いますね。
 
そもそも、40代中堅サラリーマン・営業職さんが、社内で約束したい相手になってますか!?
ちゅうところも、この問題のキモだということですよ。

確かに、クソですよ。でもね、“やりたい仕事じゃない”と正面から言われる事実も考慮しなくちゃいけません。

カッチーンは、カッチーンと、戻ってくるのですよ。

そのことを昭和のサラリーマンは、アメリカンクラッカーで学んだはずです。

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プランナー
中村修治
1986年に立命館大学を卒業。1989年にバブルの泡に乗って来福。1994年に㈲ペーパーカンパニーを設立し独立。福岡に企画会社など存在もしなかったころから30年も最前線で生きているプランナー。企画書を書いた量とプレゼン回数は、九州No.1だと言われている。JR博多シティのネーミングやテレQのCIなどが代表的なお仕事。コラムニストとしても多誌で執筆。

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