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パンオタクが選ぶ福岡パン

人気店であり続ける理由がここに。サイラー友丘店【福岡市城南区】

福岡で10年以上パンブログを続け、2020年には城南区別府にパン喫茶をオープンさせた「pantiki」さん。毎日をリープアップしてくれる福岡のパンを、「ひとぱん入魂」の気持ちで1つずつご紹介いただくこちらの連載。78回目の今回は、福岡市城南区にあるサイラー友丘店の「ローストポークサンド」です。

「実は初なんです」

と、今更言えないお店ってありますよね、、、(^^;)

それが筆者の場合、サイラーさんです。

 

福岡のパン界における老舗、人気店、行列店、、、として長く君臨されている超有名店。もちろん、食させて頂いたことはあります!お店(kissatenぱんフレット。)を始める前に、いろいろな場所で、間借りでパンのイベントをしたり、逆に自分が参加させてもらったりする中で、どなたかの「推しパン」として必ずと言っていいほど紹介されるお店。

 

「推しパン持参イベント」とかは、今はもう、ご時世的に「知り合い参加」にしないと参加者様も主催者側も不安かな?と思ってしまいますが、以前は知らない人同士の交流会で、好きなパン持ち寄りは散見したように思います、ある意味平和だったのだなぁ、、、

 


閑話休題、サイラーさんですが、福岡市南区長丘にある本店は、パンやケーキの美味しさプラス、オーストリアを彷彿とさせる店内が魅力ということで、テイクアウトもイートインも、待ちが出るほどの人気っぷりとか。筆者の自宅からは、公共交通機関で行くにはやや不便なところにあり、尚且つ行列かぁ、、、ということで、なかなか伺えなかった(という言い訳)。

 

しかし、しかし!

実は2号店ならば行列に並ばなくても入店できそうというウワサ!しかも、今回店内を改装されて、瀟洒なイートインスペースが出来たとか、、、


それはもう、行かねばです。

行列に並ぶという、老体(に片足突っ込んでいる)身には辛過ぎるハードルが、ひとつ下がったのです!喜んで馳せ参じますとも〜

 

 


というわけで、友人と共に伺ったのは、城南区友丘。とても静かな住宅街です

そんな住宅地に、ひっそりと、実は有名なパン屋さんがあるだなんて、、、ご近所さんが羨ましい。

 

伺った時間帯はティータイム。

コーヒーや紅茶&スイーツのセットがございました。サイラーさんは、ケーキの美味しさにも定評がありますよね!パンはもちろんテイクアウト致しますが、聞いたところによると、ホットサンドも作って下さるとな!?これはまた行かねばですねぇ、、、

 

 

イートインスペースも、カフェや喫茶店とはちと違う「ちょっとリッチなサロン」的雰囲気

 

 

こちらでは、アメリカンチェリーのタルトとお紅茶を頂きました(^^)しっかり甘みのあるタルト生地と、酸味の効いたムース。ああ、優雅な時間。

 

 

 

パン・ポーク・野菜が三位一体となった絶品サンド

そして自宅に帰り、その日の晩御飯代わりに頂いたのが、こちらのサンドイッチ!

ローストポークサンドです。

 

 

カイザーセンメルというパンに薄くスライスされたローストポークがたっぷり

 

ちなみに、カイザーセンメルとはオーストリア発祥のシンプルな小型パンのことです。カイザーは皇帝という意味で、5本の線状模様が、王様の王冠に似ているところから名付けられたようですよ(^^)

 

ツヤっとした表面は引きがあり、内生地はしっとり。

ふわふわし過ぎず、噛み締め甲斐もある『心地よい密度』もある生地。

 

塩梅も程よくて、、、

わわ!これは好きなタイプのサンド用パンだ!

 

 

はい、ここで説明させて頂くと、筆者は「噛みたい星人」であると自負しております。(何度かコラムにも書かせていただきました^^;

 

シフォンケーキ、マフィン、パウンドケーキより、

スコーン、クッキー、タルトが好き。

 

故に、サンド用のパンも、ある程度は噛み締めたい。ふわふわ過ぎるサンドイッチは飲み物のようで!?具材だけ食べてるみたいな気がしてくるというか、、、パンを食べた気がしないのです。。。

クリームパンは飲み物なので(個人の感想です)柔らかい生地ウェルカムです

 

 

そして、カイザーセンメル自体も違うお店のものは、いくつか食したことがあるのですが、こんなにしっとりした食感のものに出会ったことがなく。(水気のある食材をサンドしているから、というのもあるとは思いますが)

 

結構乾燥している印象のパンだったので、今回イメージ払拭!カイザーセンメルって美味しいんですね(嬉)!

 

 

そして、サンドイッチに話を戻しますと。むっちりと噛み締めた生地の先には、シャキッとしたレタスとトマトの食感、瑞々しさ、パンにはマヨネーズの酸味。たっぷりのローストポークのコクと、これらお野菜の爽やかさが合うなぁ、美味しい〜♪

 

ローストポークも油脂感控えめの、お肉だぞ!って感じの部位なので、罪悪感も少なく(笑)噛み締め甲斐のある生地のおかげで、ゆっくり咀嚼するため、豚さんの旨味が更にじゅんわりと滲み出る。しみじみ、味わいながら頂きました。

 

これに合わせるのは、やはりビール?それとも白ワイン?

そう、サイラーさんのパンはお酒にも合うのです。

実はサンドイッチと別に、もうひとつ食べていた、ほうれん草とチーズのパイも、しっかりした塩味、チーズのコクと相まって、ワインが欲しくなるヒトシナでした。

 

 

今回、サンドイッチにおける、パン生地の密度の役割(咀嚼させる意味、包み込む度量)や、メインの食材と、それを際立たせるお野菜の存在感、など、まさに三位一体、三位一致(さんみいっち)サンドイッチ!なのだと教えて頂いた気がします。

 

 

さすが老舗、さすが人気店。

長く続くには理由がある、、、ほんとうにしみじみ感じ入った次第なり。

決してサイラーさんは、さんみいっち!なんて親父ギャグは言わないと思いますが、、、笑

 

 

 

店舗情報

サイラー友丘店

住所:〒814-0112 福岡県福岡市城南区友丘1丁目12−8 [map]

営業時間:9:00〜19:00

定休日:なし

駐車場:あり

Instagram:@sailertomooka

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パンブロガー
pantiki
福岡在住。色々なパンを食べ歩き、「ひとパン入魂」を心に紹介するパンブログを10年以上運営。2020年には福岡市城南区別府に、ブログを三次元化させたパン喫茶「kissaten ぱんフレット。」をオープン。オリジナルのメニューの提供のほか、ロスになる前のパンにアレンジを加え、ストーリーと一緒に味わってもらう「パンのバトン活動」を続けている。

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