創業46年。家族三代で天神の発展を見続けてきた老舗喫茶店「庵道珈琲 天神店」【福岡市中央区】

いつの時代でも「カフェ」という存在は人々をトリコにします。近年のSNS人気も相まって、おしゃれなカフェ巡りを楽しむ女性も多い中、にわかに脚光を浴びているのが「昭和レトロな喫茶店」。中年以上の方はノスタルジックを感じ、若者にとってはおしゃれなカフェにないレトロ感が斬新だと感じるんだそうです。そこで福岡に今なお現存する「昭和レトロ喫茶店」をピックアップしてご紹介していきたいと思います!

庵道珈琲 天神店は「天神ビッグバン」が進む天神の路地裏に佇んでいる

 

今回ご紹介する「庵道珈琲(あんどうこーひー)」があるのは、今まさに「天神ビッグバン」が進行中の福岡市中央区天神2丁目。

明治通り沿い「天神2丁目交差点」から昭和通りに抜ける細い路地の途中にあります。ダートコーヒーのこちらの看板が目印。

最寄駅の福岡市営地下鉄「天神駅」の3番出口を出て、明治通りを渡ると徒歩1分ほどで到着します。

 

 

年季の入った木製の扉が印象的なクラシカルな雰囲気の外観。

入り口上に掲げられたモスグリーンの「庵道珈琲店」のネームプレートが老舗感をさらに引き立たせてくれています。

 

懐かしの喫茶店を体現するようなヨーロピアン調のクラシカルな店内空間

 

 

白を基調とした店内には木製のテーブルや椅子が並び、壁面には絵画が飾られています。

その雰囲気は昔のヨーロッパのサロンさながら。

このように昭和の喫茶店はクラシカルなヨーロッパ調のイメージを取り入れたお店が多かったんです。

 

 

壁で仕切られたボックス席のようなテーブル席。

まわりのお客さんの目を意識せず、くつろぎの時間が過ごせます。

ファブリック張りの椅子も座り心地良さそうです♪

 

 

正面入り口の左横にはもうひとつ入り口があり、こちらはカウンター席のみのセルフサービスエリアになっています。

コーヒー豆もこちら側から購入できますよ。

 

 

家族三代で営んできた庵道珈琲

 

庵道珈琲三代目の安藤雄太さん。5人のお子さんを持つ良きパパでもあります。

 

 

庵道珈琲が創業したのは1977年。

創業者の故・安藤勝彦さんは、1920年生まれ。太平洋戦争では徴兵を受けて沖縄戦に参加されたそうです。

やがて終戦後を経て、福岡でご商売をはじめることに。1970年に現在の天神店の場所で1階が「ビーフ亭」というステーキレストラン、2階で「ホルン」という喫茶店を7年間営まれておられたそうです。

喫茶店を営む中、先を見越して選んだのが自家焙煎コーヒー店への業態変更。

なんの知識もない中、コーヒー焙煎の技術を独学で習得し、当時20歳でその後二代目となる息子の富士雄さんを誘い、1977年に「庵道珈琲 天神店」を開業。

そして2年後の1979年には、早良区西新に2店舗目となる「庵道珈琲 西新店」を開業されました。

三代目の安藤雄太さんは現在44歳。九州大学を卒業後、研究職の道を目指していましたが、今後の自分の生き方を考え抜いた末に、家業を継承することを決意。24歳で庵道珈琲に入店し、ホール・洗い場・キッチンなど、他のスタッフと変わらぬスタンスで店内業務に従事。

やがてお父様の富士雄さんから焙煎技術を学び、コーヒー焙煎も担当するようになられました。

富士雄さんがセミリタイヤされてからは、天神店と西新店の2店舗を行き来しながら、三代目の経営者として多忙な日々を過ごされています。

 

 

冷たい生クリームをたっぷり浮かべて楽しむ自家焙煎コーヒー

 

 

庵道珈琲で使用するコーヒー豆は天神店と西新店の2箇所の焙煎機で日々焙煎されています。

庵道珈琲のコーヒーの特徴は「深く焙煎しすぎず、豆の特長を生かしながら、飲みやすさを重視している」という点。

「苦い」「すっぱい」というコーヒーのマイナスイメージを払拭し、「飲みやすくて美味しいコーヒー」を日々追求してきたんだそうです。

 

 

こちらが代表的な「庵道ブレンド」500円。

特徴的なのがコーヒーには冷たい生クリームが添えられている点。

生クリームの入ったグラスは二重底になっており、下に氷水が入っているので時間が経っても冷たさをキープしてくれているんです。

 

 

最初はブラックのままでコーヒーの香りを味を楽しんで、それからお好みの量の生クリームを加えて味わうのが庵道スタイル。くれぐれも生クリームの入れすぎにはご注意を!

 

 

洋食からスイーツまで、TPOに合わせて楽しめる豊富なメニューたち

 

庵道珈琲の自慢はTPOに合わせて楽しめるバラエティに富んだメニューの数々。

 

お昼にはランチ、トーストやサンドイッチなどのパンメニュー、スパゲッティ・カレー・ピラフなどの洋食メニューからワッフルやケーキなどのスイーツに至るまでの幅広いラインナップで、天神の人々のお腹を長年満たしてくれています。

 

 

いちおしの「ミックスプレート」は、サンドイッチ・ミニグラタン・スパゲッティ・コロッケ・ミニプリン・サラダ、そしてアフターコーヒー付きというボリューム満点の内容でお値段は1,230円。

 

 

メニューがありすぎて思わずどれから食べようか迷ってしまいそう。

1品づつ少しづつ食べるのも良し、食べたいものから順番に食べるも良し。お好きな食べ方で手作りの味を堪能してみてくださいね♪

 

 

そしてスイーツメニューのいちおしが、20年前から不動の一番人気「ソフトクリームワッフル」。

その名の通り、正方形の大きめのワッフルの上にソフトクリームがトッピングされた一品。

お値段は単品730円、コーヒーセットは930円です。

 

 

アツアツの焼きたてワッフルをナイフとフォークで切り分けて、その上にソフトクリームを乗せて食べれば、アツアツとひんやりが同時に楽しめちゃいます。

コーヒーとの相性も良く、程よいボリューム感なので、特に女性に人気なんだそうですよ!

 

 

天神エリアのタバコ難民のオアシス!喫煙OK!

 

 

そして愛煙家の方にうれしいお知らせ!

庵道珈琲 天神店は喫煙可能店なので、終日店内で喫煙することができるんです。

天神ビッグバンの影響もあり、喫煙場所が年々少なくなっている天神エリアの愛煙家にとって、まさにオアシスのような存在なのです!

なお、喫煙可能店は20歳未満の方は入店できませんので、くれぐれもご注意を。

 

 

ちなみに、福岡市早良区西新の「脇山口交差点」そばにある「庵道珈琲 西新店」も、全席喫煙OK

西新エリアの愛煙家の方はこちらもぜひ!

 

 

創業から数えて46年。

家族三代続く老舗喫茶店として、これからも天神や西新の人々にくつろぎの場所を提供し続けていただきたいと願っています。

 

庵道珈琲 天神店

住所:福岡市中央区天神2丁目14-38

営業時間:月曜〜土曜日/11:00〜22:30(22:00L.O) 日曜日・祝日/11:30〜20:00

電話番号:092-712-8388

定休日:年末年始

 

 

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ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

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