今回紹介するのは、福岡市中央区白金にある和菓子屋「和がし圓左(えんさ)」。2016年10月にオープンした定食と和菓子を楽しめるお店です。
自然光が差し込む店内はとても明るくエネルギッシュな印象。こんな素敵な場所でご飯を食べれば元気になること間違いなしです!
和がし圓左は山下信明さんと千華さんご夫婦が営んでおり、「圓左」という名前は落語家だった信明さんのお父さんのお名前を受け継いだそうです。
もともと千華さんのご実家が和菓子屋さんだったこともあり、和菓子は定食やお弁当のデザートとして提供していたんだそう。和菓子だけでも食べたい!そんなお客さんの要望が増えたため、お客さんの要望に応えて店内での販売が始まりました。
和菓子コーナーにはたくさんの種類の和菓子が並んでいます。どれも美味しそうで迷ってしまいます。
このコーナーが誕生したのはじつは最近。コロナが落ち着き、ようやく和菓子のテイクアウトがはじまりました。店内でのテイクアウトはもちろん、デリバリーを使っての注文も可能です。
とろんとなめらか!夏においしいわらび餅わらび餅 486円
まずこれからの時期にぴったりなのが、わらび餅。楊枝で持ち上げるとふるふるとしていて、それだけでかわいい!
口に入れるとひんやり冷たく、もっちりとしつつとろけるおいしさです。うーん、たまらんっ!絶妙な食感でついつい止まらなくなってしまいました…!甘すぎず、香ばしいきな粉とも相性抜群。おすすめはアイスコーヒーと一緒にどうぞ。
ちなみに、近いうちに今回のわらび餅とは異なる、みんなで楽しめるわらび餅が発売予定なんだとか!?乞うご期待です!
フルーツを楽しむ、餡子玉と錦玉羹
錦玉羹 227円 あんこ玉 194円
続いては、こちらもこれからの季節にぴったりな、錦玉羹(きんぎょくかん)とあんこ玉。
錦玉羹とは、寒天を砂糖で煮詰め、固めたお菓子のこと。圓左の錦玉羹はフルーツが閉じ込められていて、とっても爽やか。取材時(5月)の錦玉羹にはキウイとりんごが入っていて、寒天のプリッとした食感と、フルーツの食感それぞれを楽しめます。
一方あんこ玉はあんこに寒天をコーティングしたお菓子。取材時のあんこ玉はちょっと珍しいりんごのあんこ。一口食べると、思った以上にりんご感が強くてびっくり!なまえのとおり、おいしいあんこを楽しめます。
相性抜群!ミルキーな生地とあんこのパウンドケーキ
餡子パウンド 324円
最後に紹介するのは、餡子のパウンドケーキ。ミルクと抹茶の2種類があります。
ふわふわとした食感で、おやつとしてはもちろん、朝ごはんにも良さそう。びっくりしたのは生地のミルキー感。プレーンではなく、ミルク味、というのがぴったりなほど、ミルクのやわらかな味わいを感じられ、あんこと合わさることで、ほっこりと癒しのひとときをもたらしてくれます。
おもたせにぴったりの和菓子セットは「箱を開けた時のワクワク感を楽しんでほしい!」と千華さん。色とりどりの和菓子が並び、見ているだけで嬉しくなってしまいます。
おもたせに選んだのに、ついつい自分で食べたくなってしまいそうな魅力的な和菓子たち。今回はテイクアウトの利用でしたが、次回はぜひ店内でご飯と和菓子を食べてみたいと思います。
店舗情報
和がし圓左
住所:〒810-0012 福岡県福岡市中央区白金1丁目12−24[map]
営業時間:11:00〜15:00(l.o.14:30) / 17:00〜21:30(l.o.21:00) ※水曜は、夜は18:00から
定休日:火曜日
駐車場:なし
Instagram:@wagashiensa
https://www.instagram.com/wagashiensa/