店名の由来は、お母さんが作ってくれるような、ぬくもりのある商品・空間を提供したいという思いから。
姪浜エリアと今宿エリアを分断するかのように南北にそびえる長垂山。その南側の麓の住宅地の中に佇んでいる「おやつモダン花野季」と「和Biカフェ母家」。
店名の「母家」の由来は、「お母さんが作ってくれるような、ぬくもりのある商品・空間を提供したい」という思いから名づけたんだそうです。
最寄駅は「JR今宿駅」ですが、駅から距離が離れている(徒歩30分)ので、ぜひ車でのアクセスをおすすめします。
引き戸を開けた先にあるのがお菓子工房「おやつモダン花野季」。そしてその奥が「母家」のスペース。
古民家の風合いを生かしつつ和風にリノベーションされており、居心地度の高い癒しの空間に仕上がっています。
大きな窓のカウンター席からは長垂山の斜面を利用した天然の庭と、真上に広がる空を眺めることができます。
四季折々に変化する美しい花木や草花が心を癒してくれます。
地元産の素材をメインに使用した「こころ」と「からだ」にやさしいメニュー。
糸島産の卵・無調整のフレッシュミルク・てんさい糖をメインに作る自慢のプリンは、定番の「花野季プリン」(200円)となめらかさが特長の「半熟プリン」(240円)の2種類あり。
こちらは創業以来の人気商品「たまごシフォン」(箱入り850円/箱なし750円)。
ふんわりとした柔らかさとシンプルな味付けがロングセラーの秘訣。プリンとともに手土産にもおすすめです。
「どれをとっても美味しい!」と唸ってしまうような絶品スイーツたち。
そして、こちらが不動の人気NO.1スイーツ「プリン*あらもーど母家風」(ドリンクセット/1,250円)。
先ほどご紹介した「花野季プリン」と「たまごシフォン」、さらに自家製アイスクリームと季節のフルーツがワンプレートになった一品。さらにソースまで自家製と、店主の手仕事が存分に堪能できるのです。
懐かしさを感じる先割れスプーンでプリンをすくってみます。このプルプル感、伝わりますか?
シフォンケーキにアイスを絡めたり、旬のフルーツを単体で味わったりと、食べ方はあなた次第。
それにしても母家のオールスターメンバーをワンプレートで一度に楽しめるなんて贅沢すぎます!
とにかくスイーツのバリエーションが豊富。こちらは「ポテトクリームカスタード」(ドリンクセット/1,150円)。
サツマイモを遠赤で焼き上げて作ったポテトクリームに、カソナード(赤砂糖)をのせて表面をカラメリゼし、自家製アイスをトッピングしたオリジナルデザート。
映画「アメリ」の主人公さながらに、スプーンでカラメリゼをパリッと割ると、中からやわらかなポテトクリームが出現。ここに生クリームとアイスクリームを絡めていただきます。
アツアツのポテトクリームと冷たいアイスのコンビネーションはなんとも言えない美味しさ。スイーツファンならぜひ食べていただきたい一品なのです。
なお、母家のメニューはスイーツだけではありません。「海老天むすびとおそうざい」「糸島地鶏のうまみたっぷり五目おこわのせいろ蒸し」「野菜たっぷりカレー黄身のっけ」などなど、店主・荒木さんのアイディアが詰まった個性的なランチメニューも魅力なのです!(ちなみにプリンはランチにオプションできます)
車でのアクセスは、西九州自動車道に並走する県道561号線から坂を上がった場所にあります。道路沿いの看板を見落とすとなかなか辿り着けないのでくれぐれもご注意を。
創業から20年を過ぎ、今宿エリア屈指の人気店となった「おやつモダン花野季」と「和Biカフェ母家」。
風光明媚な山あいの景色とくつろぎ度の高い空間とともに、絶品メニューの数々をぜひお楽しみください。
和Biカフェ母家
住所:福岡市西区今宿青木1059-29
営業時間:11:00〜16:00
電話番号:092-805-1788
定休日:日曜日
ホームページ:https://www.kanoki.com/